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梅霖

2023-05-31 19:00:16 | 日記


5月31日梅霖

緑の五月も終わろうと濃緑に帯びてきた木々の葉。
大型台風の影響か海の波も荒い。

鴎が雨で湿りがちな雲間から
遠慮がちな顔して私を少し見ていた。

線路の軋みがスローモーションのように
身体を揺らした。

隣り屋の一階屋根の上迄、琵琶がたわゝに生っている。
連日の雨に耐え切れず柿の花はどんどん散りゆく。

静岡県は例年より八日早く29日に梅雨入りをした。
28日深夜0時から午前一時に主人が出かけたが、
そんな予感がして彼に「何処へ行くの?」
私は走って追い駆けた。

すると彼は家に戻り、翌日に無断旅行に出かけた頃、
私は心身疲れて寝坊をしてしまった。
寝坊と言っても6時過ぎだと思う。

長年、彼の預金通帳を見た事が無いので
貯金が有るのか借金が有るのか分からない。

20年前に彼の鞄を開けようとした瞬間、
「泥棒!」と大声で言われ二度と鞄に
触れる事はない。

身の回りの世話をされるのを嫌がるので
放って置くが服をあちこちに投げ散らかす。

帳面だけは貴重面に計算したり記帳しているが、
家の外も中も乱雑で掃除機の音を嫌う。

夕暮れ時に畦道散歩に行くと白鷺や
水辺で遊ぶ鳥達に癒される。

速く自分の色々な物の整理を済ませて、
故郷に行き従妹や同級生(友達)に会いたい。

明日から水無月に入り静岡に来て一ヶ月になる。
紫陽花が雨に濡れて綺麗だわ。

さくらんぼ

2023-05-16 18:00:48 | 日記
5月16日 さくらんぼ



小さな小さなさくらんぼが小枝にいっぱい実をつけた。
山形のさくらんぼのような立派なさくらんぼではない。

手をかけ店頭に出す山形のさくらんぼは、光沢があり、
大粒で素晴らしい。その分値段も高価になるのは当然だと思う。

家のさくらんぼは、1年中放っておいても小粒ながら
実ってくれるのだから文句も言えない。

青々と茂ったさくらんぼの葉の近くには、柿の木に白っぽい花が咲いた。
狭い裏庭に出た時、柿若葉がきらきら眩しい。

日差しを沢山浴びて柿の花が数え切れない程ついている。
清々しい風に黄緑色の若葉がひらひら蝶のように舞う。

真っ青な琵琶もぼつぼつ黄色みを帯び、数えきれない程
実り、隣りの家の一階屋根までしがみついて生っている。

二十四節気の立夏も終わろうとし、小満も近い。
月日の速さに驚くばかりでやるべき事が中々進まない。

暑さには慣れているので暖かいと元気が出て来る。
清々しい五月、美しい自然と共にずっとこの月に暮らしたい。

サクランボ ロマンティクな 紅円



夏日

2023-04-06 18:05:07 | 日記
4月6日 夏日





未だ四月上旬なのに蒸し暑い。
5日シーミ―(清明)に入ったばかりである。

二十四節気の清明は、
清浄明潔(せいじょうめいけつ)を略した言葉といわれ、

花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃で天地万物が清々しい。

何時もの散歩道を歩いても、うらうらと春の息吹を感じ、
何と心地よい時節だろう。

公園の角のスーパーに立ち寄った頃、
とっぷりと日も暮れ、辺りがうす暗い。

沖縄のスーパーは飛行機等で運ぶ為か
内地より物価が高い。柑橘類、野菜、お魚、お肉、

あれもこれも高いと思いながら
好物を買ってしまう私である。

エンゲル係数が高いと理解していても、
食べたい物は買う私、節約家で買えない主人。

灼熱の太陽が沈めば暗い場所が怖くて
タクシーやバスに乗って帰宅する。

タクシーは初乗り料金が560円と安い。
今夜も夏日で汗が流れ暑くて堪らない。

涙ぼろぼろ

2023-03-12 17:09:03 | 日記

3月12日 涙ぼろぼろ

真っ青な弥生の空を見ていたら
悔し涙がぼろぼろ零れて落ちた。

体調の悪い日は朝から寝る迄心配し、
看ていた伴侶が髪を染めていた事に
気づいた。

何時もあの女性に染めて貰っている。
下着はどんどん減っていく。

25年前に一緒になった時から
愛なんて無いのに自分が情けなかった。

何時かは家庭に戻り分ってくれると
信じた私が愚かで呑気過ぎた。

ハイビスカスの花も春風に揺れ
笑っているように見えた。

涙が零れても心は泣いてはいない。
泣くとすれば、じっと隠れて岩稜の

雲から突き出た山頂で
星を見上げてそっと泣く。

私にはやらなければならない事がいっぱいある。
春風がそよそよ頬を優しく撫でてくれた。

これからは、もっと強く生きなければ。
何故こんなに弱虫になってしまったのでしょう。

笑ったり泣いたりする、人間だもの。

天地に春が 光の満ちて うらうらと 心が揺れた
弥生の日中。sakura




弥生の空

2023-03-05 19:00:04 | 日記
3月5日弥生の空
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昨日の寒さが嘘のように変わり
急に春らしい暖かさになり冬の終わりを
感じさせる快晴となる。

何時もの散歩道を歩きながら
母の命日であることに気づき
「お母さん!天国で安らかにね。」心の中で呟いた。

私はお母さん娘ではなかったけれど、
貴女の為に精一杯生きて出来るだけの事はしたつもり。

でも喧嘩もしましたね。
母を憎んだ時も多々あり優しく出来なくて
ごめんなさい。

今ね、沖縄に住んでいるの。
お母さんも連れて来たいけれど

速く亡くなってしまい悔むばかりです。
緋寒桜は散り始めてツツジが咲きましたよ。

内地はもう少しで桜が咲けば綺麗でしょうね。
散歩しながら、桜、桜、霞か雲か♪
この頃よく歌っているの。

桜の歌はお琴で弾けるのよ。
貴女に聞いて貰いたかったわ。