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梅雨の晴れ間

2014-06-25 20:51:31 | 日記
6月25日 梅雨の晴れ間 







5日前、あの日は雨が降ったりやんだり暗い空だった
夕暮れ時の買物帰りには鱗雲がいっぱい浮かんでいた。

主人が長女のお祝いに行くと言うので、
行けない私は「ごめんなさい、お願いしますね。」と彼に託した。

その日から帰って来ることはないと分かっていたが、
案の定、何の連絡も無しに旅行に行き、4日目になる。

また、ぶらり旅ができるようになり、
好きな旅を思う存分にすればいい。

彼がもっと年老いた時に「自分の生涯は楽しかった。」
そう思ってくれゝばそれでいい。

私はその日その日の生活のなかで幸せを探しながら、
嫌な出来事が有っても明るく振る舞っている。

雷が遠のいた頃、買物帰りに畦道で少し伸びた苗を見たり
涼風を受けながら自転車を少し止めた。

水溜まりでぶくぶく動くのでよく見れば蛙の卵から
オタマジャクシが数えきれないほど産まれていた。

日の暮れた畦道は犬の散歩をする人達で賑わう。
足指の腫れが治らない為、長時間は歩かない。

予報は曇りでも日中の日差しの強さは日増しに厳しい。
雨の確立30%は雨がふらない場合が多い。

鬱陶しくて蒸し暑さが続くのは梅雨だから。
それでも涼しい日もあるので真夏よりも凌ぎやすい。

幼い頃の梅雨は「よく雨がふるわね。」大人が話していた。
毎日のように降る雨が梅雨の雨だった。

そして真夏がきてもクーラー等使わず、
扇風機が有れば十分だった。

廊下には頂き物の多少形が悪くても丸い西瓜が
ごろごろ置いてあった。

あれは少女時代の遠き日のこと。
私は、1日で良いから両親、姉に会いたいと叶わぬ夢を心に描いた

夏至

2014-06-20 21:26:26 | 日記
6月20日 夏至








日の出が最も早いのは、夏至の一週間前ころ。
日の入りが最も遅いのは、夏至の一週間後ころ。

日本の大部分では梅雨のさなか。明日の21日が夏至にあたる。
今年の梅雨も気温が高めで蒸し暑い。

昼下がりに涼しさを求めて川辺に行ってきた。
あわあわと流れる水の音、その周りの草の上に座り、

じっと空を眺めていたら、空にも様々な色が有る事を知る。
薄淡い水色、濃い水色、淡いベージュ色
そして白い雲が段々見えなくなった。

風の色は解らないけれど、樹木の前に行けば緑色に、
紫陽花の前に行けば水色、白、淡紫と紫陽花色に変わる。

風は姿が見えずともひゅーひゅー音を立てたり
優しく笑ったりする。

柿の木や楓の木を大きく揺らし、
高い松の木さえも風に叩かれている。

お墓参りに行かなければと思いながら、
家のお仏壇に山百合と菊の花を飾りご先祖様にお礼を言う。

「長女が無事に出産できて有難うございます。」と。
長女は2年間、中学教師を休職するとのこと。

60代半ばにして孫が産まれた主人は嬉しいと思う。
感情の起伏の激しかった彼も年々物静かになってきた。

人間は年を重ねる度に少しずつ変わっていくのかも知れない。
時節の移り変わりは早く、もう夏至に入った。

来月、梅雨が明ければ猛暑がやってくること間違いなし。
駆け足でやってくる季節に私は追われるように暮らしている。




六月の雨

2014-06-13 22:03:19 | 日記
6月13日 六月の雨 







一昨日からぽつぽつ降り出した雨は降ったりやんだり、
樹木や田畑を濡らす恵みの雨。

水分を含んだ果実や菖蒲の花は生き生きとし、
梅雨時が一番好きだと風に揺れて咲いている。

私は、誰も食べない琵琶の実を数個もぎ取り、
食したら前より甘さが増して美味しかった。

何の手入れもしないのに食べられる事が嬉しい。
昨日も今日も梅雨の雨が降り水田の苗が育つ。

たっぷりと天から水が降らなければ田畑だけではなく、
真夏になってからも困ってしまう。

土砂降りでもいい、欲を言えばまとまった雨が降って欲しい。
少し離れた田園から蛙の鳴き声が聞こえるはずなのに、

何も聞こえぬ静寂な夜になる。
既に蛙は卵を産んでしまったのでしょうか。

深夜未明、温帯低気圧に変わる台風の風か
一階に一人でいると不気味な風の音に聞こえた。

風に乗って船の汽笛の音がぼーっと聞こえたり、
兎に角風の強い夜だった。

明けて陽光の眩しい暑くなりそうな青空の朝がきた。
梅雨の最中で有る事を忘れるような真っ青な空だった。

私は、室内の作業中に足の親指を少し切ってしまい、
そのままにして置いたのが悪かった。

そこから菌が入り歩くのも痛いけれど5日も我慢をしていた。
おかしいので皮膚科に行くと抗生物質を3日分処方され、

それを1回2錠飲むように言われが200㎎を2錠も
飲まずに朝と晩の2回に分けて飲む事にする。

こんな些細な事で病気に逃避したくはない。
家庭では口には出さず少しおかしな格好で歩いても
笑顔は絶やさない。

梅雨入り

2014-06-06 21:16:10 | 日記
6月6日 梅雨入り 








昨夜から降る雨は梅雨の雨。
ぽつぽつ降り出し庭の樹木を濡らす。

青から黄ばんだ琵琶の実を支えられずに垂れる枝。
細い一本の枝に8個も琵琶が実れば重たい。

4個位の実をつけた枝は雨に濡れても嬉しそう。
回りに友達がいっぱい出来て楽しそう。

毎日のように拾っても拾っても落ちる小さな柿の実。
数えきれないほど柿の花が咲いたのに、残念だわ。

柿だって雄の木と雌の木がなければ育たない。
一本の木にたわわに実っても強い風に落ちるばかり。

植物には雄しべと雌しべが有り、
美しい花の中に雄しべと雌しべが有る花は両性花と言われ、
多くがこのタイプだと思う。

4日に東海地方は梅雨入りすると同時に大雨予報。
雨より風が強く冷たい海風がカタコト雨戸を叩く。

自然がいっぱいの畦道を散歩に出かけた。
でも風が強くて髪はぼさぼさ、くしゃみも続く。

まとまった雨も降ったらと思い10分程度で辞める。
川の水はざぶざぶ流れタニシの卵が川にしがみついていた。

明けて今朝は薄日がさす明るい朝が戻り、
溜まった洗濯物を干せば雨上がりは心地よい。

手作り机の足元に有る堀炬燵をやめフローリングする為、
6人用の手作り机を移動するだけで半日が過ぎた。

20度の昨日の肌寒さから26度と気温差が大きい。
でも平凡に暮らせる事は幸せなこと。

裕福な暮らしが幸せとは限らない、
生き甲斐のある暮らしができる事が幸せだと思う。