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蝉しぐれ 

2016-07-25 20:35:10 | 日記
7月25日 蝉しぐれ 



暦の上での季節は早く22日は一年で一番暑い大暑に、
二週間後の8月7日は秋が始まるという立秋。

結婚式から帰宅して初めて桜並木を散歩すれば、
蝉の合唱、蜻蛉は踊り、蝶々もひらひら飛んでいた。

蝉や蜻蛉は命が儚くて哀れさを思えば
一抹の寂しさを感じる。

人間だって若き頃を過ぎれば老いてゆき
思い切った事や冒険も出来なくなる。

悔いのない人生を送りたいから、
私は自分が満たされるよう努力をする。

台所の食事作りで暑くても愚痴は言わずに
今日も暑いわね!位は言っても笑みがこぼれる。

主人が彼女とデートして帰宅しても、
その位の元気がなければ!と彼をからかう。

胃腸が弱い彼が大病をしない様に気遣いをしても、
口を出せば怒るので黙ってみている。

朝から晩まで「クーラーを付けるな!」とか、
食事の際に「味が良くない。」等と口うるさい。

この人はこういう人なんだと諦めているから、
何も口答えはしない。

私は表玄関に出て快い夕風にあたり汗を流す。
青い血潮紅葉が一片二片濃ピンクに染まり綺麗で見とれる。

小雨がぽつぽつ落ちて少し涼しさを感じ、
暗くなってもじーじー蝉が鳴いている。

蝉は相手を呼んでいるのか泣き止むこともなく、
一緒懸命に恋をしている。

親になった蝉は一週間か10日の命、
限られた命の中で生命を残すという仕事をしている。
だから、あれほど激しく鳴くのでしょう。

8月、9月は気温も高くなるとの予報、
体力を付けておかなければ元気に夏を乗り切れない。









蝉の声が聞こえる

2016-07-11 17:40:39 | 日記
7月11日 蝉の声が聞こえる 








松林から蝉の鳴き声が心なしか聞こえる、
未だ梅雨明けもしないうちに小暑。

太陽が燦々と照り付ける海は青々と美しい。
一昨日の涼しさとはうって変わり蒸し暑い。

1分も歩けば夏の海がきらきら光り輝き、
そのすぐ傍にリフォームしているアパートが有る。

暇を見て海辺を歩いてもざざざーっと、
静かな波音を人の声が消してしまう。

この頃思う、産まれ変わりたいと。
何かあると直ぐにくじけてしまう。

何かあると夜も眠れぬほど悩んでしまう。
笑うことを忘れてしまった私。

知らぬ間に弱い人間になってしまい、
しっかりしなければ!自分を叱り続ける日々。

そんな時、アパートのリフォームが始まり
壁紙を貼ったりする主人の仕事を少し手伝う。

主にお掃除や片づけをする事が多い。
その仕事と家事をしている間は集中する為
何も考えずに汗を流し、ぐっすり眠ってしまう。

町内に早くもノウゼンカズラが咲き始めて、気根を出し、
樹木や壁などの他物に付着して蔓(つる)を伸ばす。

花の少ない夏に鮮やかなオレンジ色のノーゼンカズラ。
昨年より早く咲いたのかしら。

そっと近寄れば折れてしまいそうな細い蔓、
日光をいっぱい浴びた蔓は高く伸びていく。

土砂降りの雨にも強風にも折れることなく、
ノーゼンカズラは芯の強い花だと思う。

私の性格は悪い点ばかり多くて良い点が少なく、
自分に嫌悪感を持ち、疲れてしまった。

蝉の声をはっきりと聴けば短い命を精一杯に生き、
その光景を見れば私も精一杯に生きなければと
蝉に教えて貰う。

我が家に帰宅すれば数匹の蝉が倒れていたので驚く。
蝉は3週間から1ヶ月位生きられると思う。

いままで蝉の命は1週間だと思っていたのは、
間違いだったのだろうか。

夏の夕方に土から出て木に登り脱皮して成虫になる。
蝉の命は1週間と思っていた反面、どうも腑に落ちない。

今頃から8月のお盆まで鳴き声が聞こえていた。
蝉が鳴かぬようになると、もうすぐ秋が近い事を知る。

どちらが本当かは私には解らなくなってきた。。