
3月12日 涙ぼろぼろ
真っ青な弥生の空を見ていたら
悔し涙がぼろぼろ零れて落ちた。
体調の悪い日は朝から寝る迄心配し、
看ていた伴侶が髪を染めていた事に
気づいた。
何時もあの女性に染めて貰っている。
下着はどんどん減っていく。
25年前に一緒になった時から
愛なんて無いのに自分が情けなかった。
何時かは家庭に戻り分ってくれると
信じた私が愚かで呑気過ぎた。
ハイビスカスの花も春風に揺れ
笑っているように見えた。
涙が零れても心は泣いてはいない。
泣くとすれば、じっと隠れて岩稜の
雲から突き出た山頂で
星を見上げてそっと泣く。
私にはやらなければならない事がいっぱいある。
春風がそよそよ頬を優しく撫でてくれた。
これからは、もっと強く生きなければ。
何故こんなに弱虫になってしまったのでしょう。
笑ったり泣いたりする、人間だもの。
天地に春が 光の満ちて うらうらと 心が揺れた
弥生の日中。sakura
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