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野分

2013-08-31 22:10:05 | 日記
8月31日 野分 (台風)

台風15号から変わった温帯低気圧が九州付近にあり、
日本海側で大雨となっている一方太平洋側は猛烈な暑さに
なっている所があった。

普通、台風と言えば太平洋側に達するのがとても多い。
西日本の海面水温が異常に高かったかしら。

強い風によって海の表層と深い層が混ざる事で高温が緩和され、
台風がくると海面水温を下げる事もあるらしい。

沢山雨が降れば海面水温が少しは下がる事が判る。
7月8月の猛暑続きの時期に台風がこなかったのが不気味に思える。

その頃日本は高気圧が張り出し40℃を記録したり気温が高く、
台風が日本に上陸できなかったのかも知れない。

15号が日本に向きを変えたという事はこれからも
どんどん台風が日本に上陸するような気がして恐い。

我が家は海に近い傍に住み家も老朽化(築33年)している為、
大きな台風が上陸すれば少し揺れたり停電も多い。

避難勧告が出て私も何度か公民館に避難した経験もある。
そういう時に限って主人が旅行等で居ない時が2回あった。

来月は、私も手伝うので彼に我が家のリフォームをして貰いたい。
でも暇になれば海外や国内旅行に行くような気がする。

主人が部屋を明るくしたい一心で南部屋の壁を取ってしまい
アルミガラスに変えてしまった。

私の心配どおり南部屋の壁が無くなってから大型台風の時は家が揺れ、
再び塗装屋さんに壁を塗って貰いたいと何時も願っている。

しかし、お願いしても聞く耳を持たないので言わない事にしよう。
私が塗装屋さんに頼めば怒るのは目に見えている。

昨日は36度の暑さのなか私は50肩のリハビリに行き、
理学療法士さんに首や肩を思いっきり引っ張られ痛かった。

遠回りして畦道を通れば黄色く実った稲穂がぐんぐん大きくなり、
やゝ強い風にざわざわ揺れて頭を垂れている。

黄金の穂 風にこぼれて 秋を知る。Sakura.


激しい雨

2013-08-26 20:59:56 | 日記
8月26日 激しい雨



昨日の午後、昔お世話になった老舗の美容院に行き、
94才のお婆ちゃん先生が心配になり近隣市迄行って来た。

このお店は10年位前迄はお客様で混みあって、
2時間位は待つのを覚悟して行く程繁盛していた。

髪だけではなくアートメーク、着付け、エステ、ネールの
資格等を母娘が持ち、お婆ちゃん先生は美容師を指導する。

以前、新しいパーマを宣伝する時に若い世代、主婦の世代、
60才以上の3世代の素人モデルを揃え、

その時私も主婦の世代で頼まれて美容師達の前で
遠赤外線のパーマをかけた想い出がある。

最近は遠いこともあり1年に1度足を運ぶのが関の山。
でもお世話になったお礼に年に1度は無理をしても必ず行く。

自宅に帰る5時30分、駅に向かう時に急な激しい雨が降りだし、
雨で前後も見えなくなり傘を差してもずぶ濡れで電車に乗った。

短時間でやんだ為に道路等に被害はなく良かったと思う。
私はカットして貰う為に2時間も髪を濡らしていた為か、

大雨の中を歩いた為か、頭痛と疲れがどっと出てしまい、
昨夜はふらふらしながら家事をしていた。

明けて今朝は寝坊して6時過ぎに起床。
セミに変わり賑やかな虫の音で目覚めた。

そういえば秋雨前線も南下したこともあり
とても涼しい朝を迎えたが明日からは再び猛暑。

真夏日でカラッとした暑さになるとはいっても、
32度を超えれば暑い。

お婆ちゃん先生に頂き物の梨を持って行けば良かった、
今頃悔やむ私はやっぱり気の利かない人間である。

お祭りや花火の賑やかだった夏はあと僅かで終わろうとし、
夜になれば本格的な秋が近いことを虫の音を聞いて思う。



処暑

2013-08-23 20:59:44 | 日記
8月23日 処暑




8月23日は暑さが和らぐ頃とされる二十四節気の一つ処暑。
暦はどんどん秋へと進んでも連日の暑さは続いている。

もう幾日位厳しい暑さが続いているだろうか。
雨もずっと降らず琵琶の葉等は数枚だけ黄色く枯れてしまった。

最近は、稲穂も随分大きく生育して頭を垂れ、
夕暮れの風にざわざわ揺れていた。

伸びた稲穂を刈り取った田圃で再び田植えが始まるのか、
そんなふうに思っていた所、減反調整をしたらしい。

お米は誰でも作れる訳ではなく自由化されていない。
私は、市の農業組合で減反調整している事を初めて知った。

今迄、農業の経験もなく事情も何も知らな過ぎた。
只、農業に携わる方は大変だわ、と何時も思っている。

その点、市職員だった主人は市の事情を色々知っている。
旅から帰宅した翌日からアパートのリフォームを始めて、

炎天下を自転車で朝、昼通い午後6時迄動き回っている。

稲穂が頭を垂れる頃になると台風の襲来になるのが恐い。
少なくとも1週間は台風はこないらしい。

猛暑の地点はいったん土曜、日曜は少なくなり、
前線が徐々に南下する為全国的に曇りや雨になる。

只、月曜日以降は日本を覆っていた高気圧とは違い乾いた空気をもたらし、
蒸し暑さからカラッとした暑さになるらしい。

同じ暑さ続きでも秋の気配を感じる暑さになる。
ちょっと質の違う暑さになるだけでも嬉しい。



海辺のお墓

2013-08-17 16:11:42 | 日記
8月16日 海辺のお墓






気温が少し下がったとはいえ朝から陽光がまぶしく、
可燃ごみを出した時、サングラスに大きなつばの帽子をかぶっていた。

サングラスは余り好きではなく昔からの悪印象が未だ心に残り、
滅多にかけることはない。

あれほど待ちわびた住職さん、若い方が来て3分位拝んだだけで
冷茶を飲んで頂き結構高いお布施を受け取って頂いた。

昨日は用事が出来て外出していた為、
盆送りの今日になってお墓参りをして来た。

3日前に活けたお花は既に枯れている事は分かっていたので、
少し質素な菊花と根付き香花を花瓶に活けてお線香をあげた。

新しい湧水を花瓶にいっぱい入れ石塔にお水をかけて
天国の3人にしばし語りかけた。

お爺ちゃん、お婆ちゃん、奥様、喉が渇いたでしょう。
中々来られなくてごめんなさいね。
三人で仲良くしていますか。

私は小さな声で天国の三人に問いかけた。
するとお爺ちゃんの形をした雲が大きな口を開けて豪快に笑った。

ここは家同士の争いも何もなくお酒も飲み放題だ!
お爺ちゃんに代って入道雲がそう答えたような気がする。

むくむくと空高くわき上がるさまは大男のお爺ちゃんにそっくりね。
通知表は全部甲だったと自負して生前はお仕事にパソコンを使っていた。

一所懸命に働いて3人の子供を大学に入れ、
倒れた時に病院へ付き添いに行った時汗の匂いがしていたわ。

さようなら、また来ますと心のなかで呟いてお墓を後にする。

お墓の下には広い海が広がりざざっと波の音が聞こえる。
砂浜を素足で歩きたかったが我が家に帰らなければならない。

旧盆も終わりになるのを知っているかのように、
蜻蛉がすいっと私の目の前を飛んでいく。

県内は毎日のようにどこかで花火大会が開催され、
夜空を突き破るほど大きな音が聞こえている。


盆の入り

2013-08-12 12:44:37 | 日記
8月12日 盆の入り





8月も中旬になれば午前5時起床する頃は東の空が茜色に染まり、
辺りが明るくなって夜が少し長くなった感じがする。

一昨日は6年ぶりで最高気温が40℃を超え、
各地で猛暑になり我が家の庭も陽炎がぎらぎら燃えていた。

夜になっても気温は余り下がらず熱帯夜が続いている。
昨日は数年ぶりに主人と自転車に乗ってお盆用品の買物に行って来た。

お店の中を一緒に歩いて背高のっぽで細い彼が増々ひ弱そうに
痩せていくのが気になって仕方がない。

食事量も少なく顔の頬骨がでて以前のような元気がない。
炎天下をアパート迄行きリフォームの仕事をしているのが
原因かと思う。

業者に依頼せずに何もかも自分で仕事をこなしている毎日。
几帳面で業者に依頼するように話しても聞く耳をもたない。

自由奔放に遊んでも構わないから元気でいて欲しい。
最近の偏った食事が悪いのか少し食事作りを変えてみよう。

11か月も外食にも行かず家で食事作りを続けているのも、
リフォームが忙しい事と糖尿を進行させない為でもある。

今日は盆棚を組み立てお花やお供物をお供えし、
後はぐるぐる回る提灯をつければ家の中が盆迎えらしくなる。

13日に教師をしている長女夫婦がお墓詣りに来たいと
メールが入り主人は喜んでいる。

昨秋、お客様用のコップや湯飲み茶碗等を主人が捨てゝしまい、
そういう細かい物、長女夫婦の好物の食材を買いに出かけたい。

夕方からセミの途切れそうな小さな鳴き声を聞き、
短い命を精一杯に生きているセミが愛しい。 

手作り池に浮かぶホテイ草に水中ポンプの水音が涼しさを感じ、
まるで山中を流れるせせらぎの音を聞いているよう。

白百合の 思いのままに 咲く見れば 我が夏の日の 恋はまぼろし。