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南の島へ

2015-10-19 21:05:53 | 日記
10月19日 南の島へ 2015








毎年、飛行機に乗っているのに中々慣れない。
あっという間に離陸し空に舞い上がる時、
揺れが大きく耳に激痛が走る。

山や海が見えなくなれば既に白い雲の中に入り、
どこまでも続く真っ白い綿のような雲ばかり。

早く那覇空港に着きますようにと心のなかで呟き、
四国周辺の海を通る頃は機内で案内図が出る。

その頃は耳が破れるほど強くなり、
白い雲を見ながら次は鹿児島だわ!

気持ちは先へ先へと進むばかりで嫌で堪らなかった。
鹿児島から那覇空港迄が長く感じたが、
もう少しと自分に言い聞かせていた。

空港に到着し、荷物を受け取り空港の外に出る。
珍しく涼しい風が吹いていた。

右手に旅行ケース背中にバック左手でハンドバッグを持ち、
タクシーでアパートに着きホッとする。

部屋の中は埃っぽくて片づけを始めたものの、
今夏からお肉を食べず炭水化物、お魚お野菜だけの食生活だった。

片寄った食事が悪かったと知りつつダイエットを続け、
眩暈で倒れそうになり少し休み再び片づけを始めた。

これではいけないと思いお肉を少し位は食べ始めたが、
この蒸し暑さでは冷たい物を食してしまう。

翌日、ご近所に挨拶に行った時、痩せましたね!
叔母さんが私を抱きしめてくれた時、嬉し涙がでた。

南国の人は言葉も心も優しく人懐っこい。
貴女をあのお店で見かけましたよ。!
知らない県でもどこで誰が見ているか分からない。

もう少し経てば熱帯夜、真夏日から解放される、
来月になれば秋風が吹き季節感のない街にも秋がやってくる。





秋風

2015-10-06 22:27:13 | 日記
10月6日 秋風 



昨夜は宵っ張りをして午前0時迄起きていた。
0時を過ぎれば自然に眠気が差し起きて居られない。

老朽化した我が家の雨戸がカタコト音を立て、
早朝には船の汽笛が聞こえても眠り続けた。

何時もどうりに午前6時起床。
10月上旬にしては肌寒い位の秋風が吹いていた。

朝食の支度をする前にストレッチ体操をし、
エプロンを着て今朝はパン食とする。

日中、暇な時間に裏通りに回り田圃道を散歩すれば、
稲刈りの終わった後に雀が群がり騒いでいた。

雀達は目ざとくこぼれ落ちたお米を食べに
毎年のように集まってくる。

今春に産まれた子雀かちょこちょこ歩いて
とっても仕草が可愛い。

畦道を吹く風はすっかり秋の風、ちょっと肌寒い夕暮れ。
風が少し冷たくなってきたから帰ろう。

まだ稲刈りをしていない田圃の稲穂を見れば
ススキが揺れるように波の如く揺れていた。

先週末、二人で神奈川迄向かったところで
次女の婚約者のご両親との食事会が中止と電話がきた。

婚約者の彼のお母様の体調が悪いからとのこと。
前から判っていたのに何故、当日に中止にするのか。

約束を守らず、ごめんねの一言も言えぬ二人に腹が立つ。
沢山の荷物を抱えて喜んで行った事が無駄になってしまった。

次女の婚約者の結婚条件が次々に変わって、
お母様が息子の家から病院に通いたい!

と言われご両親が彼の家に一緒に住むらしい。
お母様の病気が治る迄はご両親と彼が同居する。

貴女は看護師なのだから病気が完治するまで、
ご両親に優しく接してあげて!と私は次女に話した。

まだ結婚していない為、次女は別の住まいから出勤している。
暇な時は彼の家に行ってご両親に笑顔で接して貰いたい。

本当に彼を愛していれば何でも出来る筈。
ご両親に誠意をもって話し合いながら生活をすれば、
きっと良い事が有ると思う。

秋の夜は何となく静寂さが漂い、
海風の音だけが耳に残り寂しい。