PRESSな時間

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2013-09-19 21:45:27 | 社会

9/19「逆風」
今日参院議員会館では「子ども被災者支援法地方議員連盟」の政府交渉があった。
(相手方:復興庁 佐藤参事官。他1名)
今日の交渉は全員地方議員だったので穏やかな交渉であったが、
まず、
佐藤参事官は今までのは副大臣や水野前参事官の答弁を繰り返すばかりだった。
そもそも、
この法案の地域指定に対しても相変わらず明確な線量指を言わない。
それは、政府が今も出している福島県内の「非常事態宣言」と
前首相の出した「冷温停止状態」との兼ね合いが
相変わらず出来ていない事や、
平時の線量年1ミリシーベルト/hを政府が認めず、
年間20ミリシーベルト/hにこだわりを持っている事で
明確な線量が打ち出せないからだと思っている。
また、避難,移住の権利について、
子ども妊産婦の安全な食糧の供給に対しても
全く触れていない。
これは、
汚染水漏洩問題問題でこれだけ世界の非難を浴び、
今や「逆風」状態の日本の立場を全く理解していない
政府の思考を如実に表しているものだ。
私達は逆風の時、物陰に隠れたり、それが通り過ぎるまでじっとしている。
しかし、
今回の汚染水漏洩問題や子ども被災者支援法は
もはや、「逃れる事の出来ない」問題だと思っている
逆風の時は逆らえば逆らう程エネルギーが必要だ。
むしろ風に逆らう事なく歩めば
傘を貸してくれる人も現れると言うものだと思うが,
どうだろうか?

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2013-09-18 20:26:49 | 社会
(写真@金曜官邸前抗議)
9/18「現場の空気」
今日ゆっくりと東電会見を見ていたら、
神奈川の市民メディアの一人が東電に対して質問をしていた。
彼は以前から、IWJ東電会見の撮影班として通っているのだが,
今日は実名で東電側に質問をしていた。
私自身、彼が質問をした事に関しては何の違和感もないのだが、
いずれ彼は
いわゆる
ネットメディアとしての地位をある程度確立するのではないかと思っている。
それはやはり,
「東電会見」と言う現場にずっと通い続けいるからなのだろうと思っている。
私も
今日の夕方メールが回って来て、
明日15:00-「子ども被災者支援法」の政府交渉に行く事にした。
私自身
明日はのんびりとパソコンをしたいと思っていて、
少し、行く事をためらっていたのだが、
「東電会見」を見ているうちに
やはり、木野さんも来るだろうし、白石さんも来るかもしれない。
皆そうやって,粉骨砕身の思いで取材に行くのだ。
そう考えると、行くのは当たり前なのである。
つまり
、画面上ではいくらでも見られるのだが、
「現場の空気」は分からない。
行った人でなければ分からないと言う事だ。
フォトジャーナリストを目指す以上、
これが最低限の考えなのかもしれない。

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2013-09-17 20:00:39 | 社会

(写真:@金曜官邸前アクション)
9/17「予見は可能か?」
今日とある裁判所で「東日本大震災」に関するある判決が下された。
それはとある幼稚園の送迎バスが津波にさらわれたのは
「幼稚園側が(津波)警報が鳴り響いていたなのにも関わらず、海側にバスを走らせた」
と言う事で
幼稚園側に賠償をしろと言うものだった.
今回の判決では
明らかに幼稚園側が津波が来ると言う警告を聞かず(?)に
津波に向ってバスを走らせた為にこうなったった事を裁判所が認めた事である
これは、意味においてはこの判決が
今後の原発事故の補償や、被害者への世論にも追い風になるのではないかと思っている。
その理由としては
色々な事があると思うが、
津波が来ると言う警報があったにもかかわらず、
事故が起こる方向に生命体が向った時に、被害が予見される。
と言う事を裁判所が認めたと言う事である。
今回の事例では
「津波が予見可能であった」と言う事であり,
「津波によって生命が脅かされる危険性があった」と言う事を裁判所が認定したのである。
それならば、
東日本大震災に伴っておきた福島原発事故にも
この事例が
応用されるべきではないだろうかと思っている、
しかし、
何故、もっとマスコミは大々的に報じないのだろうか。
と考えてしまうのだ。
人間は他の動物と違って、
「予見可能能力」を兼ね備えていると持っている。
ならば、東電、政府は福島の事故も予見可能だったと認め、
賠償にもっと応じるべきではないか?と思う
このごろである。

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2013-09-16 19:46:09 | 社会

9/16「陸の孤島」
今日、木野龍逸さんのツイッタ-で知ったのだが、
高速増殖炉「もんじゅ」へ通じる道の2カ所で土砂崩れがあり、
また、緊急データの送信が不能になり、
職員のうち,40人がもんじゅ施設内に取り残されていると言う。
「夢の高速増殖炉」と言う触込みで
現在東電の特別顧問をしている大前研一氏がニコニコしてビデオに登場する
あのもんじゅが自然災害にあった時、
いとも簡単に封鎖されてしまうと言う事実を
私達は
3連休の最後のお土産として
突きつけられたと言う感じだ。
このの事実に対して
規制委員会、規制庁は何のコメントも出さない。
それはもんじゅ自身の問題ではなく、
「たかが道路」の事だからなのかもしれない。
実際あるツイートで
「道路は再稼働の対象外だからね、、」
と言う皮肉まじりの言葉をツイートしてくる人もいる。
しかし、
今回の事故は(今回だけではないと思うが)
もんじゅおよび、周辺の道路が地震などで何らかの影響を受けた場合、
施設は封鎖されると言う事実を
如実に表していると思っている。
そればかりではなく、
テロに襲われた場合も、
お手上げ状態であると言う事を
世界に教えている様なものである。
「だから情報を隠せ」と言わんばかりだが、
規制委員会や規制庁が
その時々に応じてしっかりとした情報を出せば
こんな事にはならないのだと思っている。
若狭湾に地震があれば当然の事ながら、
津波が襲ってくる。
活断層も動くだろう。
そうなったときではもう遅いのだ。
一日も早くもんじゅを始めとした
若狭の原発を廃炉にしてほしいと願って
やまない。

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2013-09-15 19:08:44 | 社会

9/15「NPO」
昨夜から今日にかけて台風の情報が我がアパートにも随分飛び込んでいる。
それはとりもなおさず
フクイチが暴風の影響で崩壊するのではないかと言う予測が
常に頭の片隅にあるからなのかもしれない
私達は一般的に色々な情報を政府から戴くしかないので
よほど地元の情報が入らない限り、
その情報が例え真実ではなくても最初は信じるしか無い。
しかし、
現地主義の団体や、政府,或は企業に頼っていない
「NPO」などの「非政府営利組織」は
「本当にその国の、或はその地域の」社会の為に
貢献をすると言う目的があるので、
真実を伝えると言う点においては
(言い方は悪いが)
利用する価値のある団体なのかもしれない。
私が昨日トークイベントを企画した
「グリンピース ジャパン」も
日本においては大きな組織ではないが、
世界中の情報網を駆使して社会に貢献しようとしてる団体だ。
本来ならば、生活する上で最もたよりに素べき相手はその国の政府なのだが、
何処の政府も
「真っ赤なウソ」
を平気でつく。
それが何の利益になるのか?
誰の利益になるのか?全く分からないのに、
その場の大ウソをしっかりとついた後に更に嘘をつく。
それならばチキンと謝れば良いのにそれもせずに口を濁す。
そうすれば国民への信頼感はゼロになるではないか。
それならば、いっその事、
小回りの利く「NPO」に一度任せた方が信頼感も増すと思っている。
しかし、
全ての分野でこの組織がベストではないかもしれない。
それは人間のやる事だから仕方がないが、
権力はいったん掌握すると手放したくないと言うのが本音なのだろう。
それよりも、
権力者は地に足をつけて、
「NPO」を見習ったらどうだろうか。再考してほしい。