PRESSな時間

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2013-09-07 19:53:48 | 社会

9/7「国策」
今日はIWJで興味ある配信が2件程あった。
一つは「泉田新潟県知事インタビュー」
もう一つは「みんなで決めよう原発国民投票」だ。
どちらの配信も、
主題は
「原発」であったが、
その中で隠れているもう一つの問題もあり、
それは
「国策とは」
と言うぼんやりではあるが非常に大きな問題だと思っている。
私自身「国策」と言う言葉のイメージするものは
「無責任」「役人根性」「お任せ民主主義」
と言う非常にダーティなものであり、
なおかつ
日本社会の根深さの象徴であると思っている、
日本人がそこから脱するに
は富士山頂から飛び降りる位の勇気のいる問題であると思っている。
しかし、
私の立場の反対側から見るとこの言葉はとても居心地が良く
、一生食べていく為のいわば「飯の種」なのかも知れない。
そうなると
この言葉が歩んで来た道を検証する事こそ
将来の日本を展望する糸口になるのではないかと思ったりもするのである
実際、
今日の原発国民投票の議論の中では
かつて住民投票をした地域の代表者が登壇し、
実際に行なった投票について、
「実際に(投票を)行なう事によって、地方行政の長は見解を変えるのです。」と発言していた。
つまり、
「国策」と言うお上の押し付けに対して、
「住民投票は十分な効力を発揮する物だ」と言うある意味での結論が導き出されている。
今まで私達は
「国策」と言う言葉の上にあぐらをかき、居坐って来たのではないか。
それが進んで「茹でカエル」とまで揶揄されて来たのではないかと言う
反省に立ち、
「国策」と言う言葉の真意を
もう一度吟味する必要があるのではないかと
思っている。