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2013-03-22 20:11:07 | 社会
3/22「抵抗権」

今日経産省前テントひろばではテント撤去の前提となる「仮処分」の抗議集会があった。
福島からも私が以前お世話になった「菅野さん」を始めとして、

全国から「テントを守ってほしい」と言う悲痛な叫びが経産省を取り囲んだ。

中でも、福島の女性達が口々に言った言葉は

「私はこのテントがあったお陰で立ち直れた」と言う事だ。

私もそうだが,最近とみに感じるのは
「原発事故の風化」だ
。先日もフクイチの停電騒ぎで「いよいよか」と友人にツイートをしたが、
その事故も新聞の一面を飾る事はなく、ネット上だけが騒がしかっただけの様な気がする。
私はたまたま病院に行く用事があったので,バスや地下鉄の乗客の様子を垣間みる事が出来た。
しかし、
少なくとも、バス、電車の中でその事に関した会話はなかった。
マスコミもアワプラネットTVの白石草さんが
「この期に及んで0000」
と原発推進者がテレビの解説者に出て来たと
呆れた様子でツイートをしていたが、
その他、新聞紙上では大々的に報じてはいなかった。

私も一寸拍子抜けした様な感じがしたが、
最終的には
「事が起きなければそれでよし」と言う、
いかにも日本的な解釈を自分自身の頭の中で解釈して家路についた。

しかし、福島県民に取っては重大な事故であり、
私達の想像をあるかに超えた恐怖だったに違いない。

だからこそ、
その不安との闘いの中で「理解しあえる仲間」がいるテントが必要なのである。

テントの仲間は
国に抵抗しているのではない。
原発、放射能に抵抗しているのである。
国はその事を理解してほしい。

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