1/11「毟り合い」
今日の朝日新聞に「阿部首相 教育懇話会「[阿部色強く」と書いてあった。
「００色」とは
彼と同じ意見の人々
つまり「お友達」と言う事になる。
人間誰しも「トモダチ」に囲まれて自分の意見に対して「Yes」と言ってくれたら満足する。
それが加速し
「同調圧力」になれば自分自身の公約〈というか思惑〉は実行し易い。
人間の意志は薄弱なので
「友達」が居れば心強いし、不快な気分にもならない。
周囲は浦島太郎の「竜宮城」とか「女護嶋」だ。
阿部さんの場合はさしずめ、「官邸内「美しい国」」とでも行った方が良いか。
ところで、
昨日の事だが、友人からこんなメールが届いた。
「僕は００xxと言う組織で今とても評判が良くないと思います」
私は答えた
。「私はあなたの００xxでの評判ではなくお友達としてお付き合いしたいのです
」私的にはこのメールは「覚悟の言葉」である
。組織内での評判はともかく
「００さん」と言う個人と繋がっていたいと言う気持ちでこの，メールを出した
。阿部氏の「阿部色」とは
指名された側から見ると「上から目線」である。
しかし、指名された方は首相からの
「お達し」
と言う事でどっちみち利権がついて回るので喜んでいるかもしれない
。「御用００」
はこうして形成され、やがて「ムラ」化してゆくのだと思う。
しかし、
私はあえて組織に疎まれている人にメールを送った。
それが良かった事なのかそうではないかは判らない。
しかし、
しばし考えると「ムラ人達」は常に上から目線の人に媚を売らねばならない。
自分がそうではなくても
「そうだ
」と言わないと疎まれてしまう。
これからの社会は「社会のパイ」が小さくなるので
ムラでもぶんどり合戦が始まるかもしれない。
誰かが
「私は今，権力の頂点にある」と言った覚えがあるが
その頂点にあった人が再び頂点に来た時、
「村人達」もまた、再び権力の毟り合いに躍らされようとしている。
そして、最後迄むしり取ったあげくの世界は
骨すらなくなった
日本の姿かもしれない。