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2013-01-08 20:30:21 | 社会

〈写真:落合恵子さん@1/4経産省テントで〉

1/8「無関心との闘い」
今日久しぶりにTPP反対の官邸前アクションを見た。
永田町を行き交う人々は相変わらず「TPP」に無関心のようだ。
TPPに参加表明しても、
役所はびくともせず
、かえって利権を増やせるからなのだろうかと思ってしまう位だ。


ところで
久しぶりに生活クラブ生協が発行している
「生活と自治」をじっくりと読む事が出来た。
その中で宮城県の漁協の人が
「我々は原発に反対しているが青森の人は余り原発に反対していない」
というコメントがあった。
昨日何気なく見た某10chのネットでも、
六ヶ所村の人々はその多くが再処理工場に対して反対をしていない。
それは再処理関係の雇用があり、
また
、農業に対する膨大な補助金で
「日本でも最新鋭の農業施設」
を手に入れたからだと言っている。
しかし、
六ヶ所周辺には
「トリチウム」
が飛び交っていて、
本来なら工場周辺の農産物は汚染されているのである。

そのような汚染に対し
て住民は多分声を上げる事はないだろう。
声を上げれば
とたんに自分たちの生活は
破壊
するからだ。

私はそんな事を考えながら
「生活と自治」
と言う事を改めて考え直した。
そしてまた、
「〈放射能のことなんか考えていたら〉宇宙船の方がもっと浴びてるよ
」と言った生活クラブのワーカーズ(生活クラブではそこで働いている人の事をこう呼ぶ)の言葉と重ね合わせた。

確かに
六ヶ所の人々の生活は再処理のお金によって何とかやっていける様になったかもしれない。
しかし、
そのお金によって私達の食の安全は脅かされている。
生活クラブも
「自治」
と言う観念がかなり薄れているので、
正直な所、「食の安全」に対しては普通のスーパーとあまり変わらない食材になってしまっている。

両者とも
「お金が第1」
になっているから、
食の安全は二の次,三の次になっているのである。
「生活と自治」の中でも
女川の漁協が
大資本化されると漁師は食べていけなくなると書いてあった


。六ヶ所周辺でも
、施設が出来た後のニンニクの汚染は
出来る前の三倍の汚染だと言う事をきたことがある。
六ヶ所の人々の多くは本当に汚染に対して「
無関心」
なのだろうかと考えてしまう。
色もない、においもない、
放射能の危険性に対して、
「無関心」が一番の味方をしている様にしか思えない
今日この頃である