PRESSな時間

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2013-01-10 20:20:17 | 社会


1/10「「思想の「除染」」

 今日、東京市ヶ谷で「さよなら原発1000万人アクション」の記者会見があった。
おなじみの鎌田さん、落合恵子さんに
大江健三郎さん、澤地久枝さんが加わり
、新政権になってからの感想などを交えての話があった。
しかし、
個人的にであるが会見者の話が果たして何処までB層(テレビ、新聞しか見ない層)に伝わるのか
少々疑問なのだ。

私達は取材など通じて
原発がいかに
「やってはいけないものか」
と言う考えを持ったし、
今の政権がそんな潮流には
ない
と言う事を知っている。

しかし、

一歩
いわゆる「世間」に出てみると
ばかばかしいテレビが絶え間なく流れ、
雑誌を見れば「アベノミクス」などと言う造語が氾濫している。
原発事故などなかったかの様に
料理本には溢れんばかりの食材が出回っている。

そこには
今も垂れ流しをしている
フクイチの問題は他国の様な扱いである。
それはまさに今ここに或る
「問題」
を単に隣に
どけている
だけなのである。

最近
朝日新聞がいわゆる除染ビジエスを取り上げているが、
問題の本質は
「除染は本当に効果があるのか」や「原発事故」そのもの

なのだと言う事を隠しているとしか思えない。
〈これも裏ヨミなのだが〉阿部氏はこの問題で石原氏を追い落とそうと考えるかもしれない。
そうすると本来の問題をただ単に横においただけの
除染と言う名の
「移動」
にしか過ぎないのではないか。
会見ではその問題の本質に迫ってはいないと思っている。
私は要するに「B層」と言う集団は物事の本質を捉えていない集団といいたいのだ。
それは戦後日本が「思想」を排して経済中心の考え方に行ってしまったツケが
いよいよ回って来たと思っている。
つまり「思想」を除染してしまったのではないかと思っている。
思想の「移染」ならまだ救いようがあるのだが、
「除染」してしまったのでもう取り返しはつかないと思っている。
私はlこの「除染」を次の選挙までに何とか出来ないかと思ってはいるが、
多分無理であろう。そして悲しいが一旦「除染」された思想は戦争へと突き進んでいくと言う悲しい結末を迎えると思っている。