PRESSな時間

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PRESSな時間

2013-01-06 20:28:24 | 社会

〈写真;1/4経産省テント前集会で〉
1/6
「TPPと放射能」

 例えば私の家に贈り物が送られてくる。
それは最も親しい友人が何気なくくれた物だ。
箱の中をみると美味しそうなケーキが入っている。
しかし、私は考えた。
「そうだ、彼の庭の土は酷く放射能汚染されている。
その土から生えた小麦と彼が飼っている牛乳から採れた生クリームとバターがたっぷりと入ったこのケーキ。
あなたならどうしますか?


今日は1日
TPPに関しての重要な発言が相次いだ。
阿部首相は「大規模な農業の形での農産物輸出をしTPPを推進したい」
と発言し、〈産経〉
自民党の政調会長は
「阿部首相が〈TPPに参加表明をすれば〉容認する」

TVで発言した。
いよいよ、
これでTPP参加に向けてのゴーサインも出せると言うものだ。

しかし、ちょっと待ってほしい。
首相は日本にとって最も重要な
「原発事故による放射性物質汚染」を
首相以下、自民の皆様は忘れてはいないだろうか。

阿部首相はいとも簡単に
「農産物の輸出」
と言う
。このような行動に対して農協が
反対声明
を出さないのは
多分
「大規模農業で高齢化した農村を立て直し、工業にも似た形にしたい」
と言う思惑
があるのではないかと思う。
しかし、この農協の行動には
根本的な問題が語られていないと思う。

それはとにもかくにも
「放射性物質」
の問題が政府側にも農協側にも語られていないからなのである。


日本の国土全域がどの位汚染されているのか最新の発表はまだないと思う。
それにもかかわらず、
政府のトップが農産物の輸出を
今回の目玉と位置付けている
これは言語道断な発言だ。

日本中がどれだけ汚染され、
原発の収束もウソであるにもかかわらず、
また,日本から中国などへの農産物他の輸入禁止も解除されていないのに、
〈その大部分を〉
米に向って輸出しようと言う
信じられない事を阿部氏はさらりと言ってしまうのだ。

そしてこの問題をさらりと受け流し、
「他人事」と捉える
日本全体の
「KY〈空気読めない〉」化を

欧米諸国はどのように見ているのだろうか
。本当に渡米して聞いて見たいと思う。