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『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

木の数だけ花の数だけ、胸が痛みました「ごめんね」って詫びました。

2015-07-12 10:14:36 | Weblog

  
          2015-7-11-  「庭藤」柔らかなピンクが可愛い 
            
                 2015-7-11- 「ベンケイソウ」の種類 黄色が鮮やか

  あなた

 小さい花たちですが、ガランとした庭に彩りを添えてくれます。

 今日も朝から暑い。

 風がない。

 庭の木の葉が思い出した様に小さく葉っぱを揺らして…

 真夏ですもの!暑くなきゃ~ね。

 窓を全開しても風は入ってこない。

 昨日は折角の「サビタ」の写真が、消えてしまいましたので 

 改めてもう一度素敵な花をご覧ください。

      
           
         
    サビタ」「ノリウツギ」とも言うそうです。

 白く気品があって、スックとのびやかで清楚です。

 あれだけあった花木ですが、あなたが居なくなった今殆ど始末して

 もらいました。

 木の数だけ花の数だけ、胸が痛みました「ごめんね」って

 詫びました。

 どう弁解しても、元には戻らない。

 あなた

 今日も暑いから、ね、…

 

 

               

 

 

 

                    
  
    


この暑さにもめげずに、スックと立ち白く清純な花を咲かせています。

2015-07-11 13:30:21 | Weblog

            
                              
                                       2015- -7-11-大好きな「サビタ」です。

    あなた    

   ”ソヨ”とも  吹かない風。

 ”ジリジリ”と焼ける様な暑さ。

 庭の花たち”ションボリ”してます。

 首をさげ少々暑さ負けた様子。

 夕方にはホースで水をやるからね…それまで「ガンバレ…」

 

 「サビタ」の花が咲いてます。

 花言葉=高慢、 移り気な人、乙女の夢・等々…

 そうかな!

 全く違う様に思うけど…

 枯れても落ちない花ですが、雪の重荷には耐えられなく

 雪面に点々と…もう終わってしまった、花殻が落ちてしまう。

 それがもの悲しい。

 「サビタ」と呼ぶのは北海道特有の呼び方のようです。

 正式名は、どうかわかりませんが「ノリウツギ」と、呼ばれる様です。

 でも、わたしは、あなたに「サビタ」と教わったから「サビタ」と

 言います。

 この暑さにもめげずに、スックと立ち白く清純な花を咲かせています。

 あなた

 暑さに負けず、今日も元気な「わたし」。

 

 

 


きょうは風もなく暑さが際立ちます。「これぞ夏」 

2015-07-10 13:29:34 | Weblog

             
                      2015-7-3- 「梅花空木」白が素敵~清純が匂い立つよう…

  あなた

 きょうは風もなく暑さが際立ちます。

 庭の草毟り昨日でよかった~

 身体中痛くって…

 何故だか、よ~くわかります。

 あの、新兵器お二人とも「いいね!」って言って下さったけど~

 わたしはただ振り回すから、変に力が入り下手なんだと…悟り、

 我ながら、情けないな…

 

 でも、ご近所さんが良い方達で、倖せと思います。

 花友達ともう一人、あなたもしっているかた見かねたのか、

 手伝ってくれたよ。

 これも「あなた」が残してくれた「足跡」と心の中で感謝です。

 

 『いまはただ おもひたえなむ とばかりを 

   ひとづてならで いふよしもがな』  左京太夫通雅

 『せをはやみ いはにせかるる たきがはの 

   われてもすゑに あはむとぞおもふ』 崇徳院

 好きな和歌二首。

 庭木があまり揺れず風もなく、暑い日になりました。


「匂い梅花」 仄かに甘く、優しい香りを放って…可愛いです。

2015-07-09 14:43:49 | Weblog

                  
                        2015-7-3-「匂い梅花」が綺麗でしょう、仄かな香りが素敵。

    あなた

 「匂い梅花」が真っ盛り。

 仄かに甘く、優しい香りを放って…可愛いです。

 花言葉=回想・気品・品格‥など々。

 ピッタリの花言葉。

 

 真夏のお天気じゃないけれど、爽やかな日です。

 昨日リコと量販店へ行って草毟りの「新兵器」を買ってきました。

 かがまずに、草を根こそぎ取れるそうです。

 あなたの花友達に見せたら「アラいいんでしょう」って

 褒めてくれました。

 さて、どれだけ出来ますことか?

 彼女のように「元気印」だったら、忽ち見事な花畑に変身するので

 しょうが…

 「あなた、見ててね」

 これから陽の当たらない裏で少し使ってみるから。

 

 どんな兵器でも、わたしには無理みたい…

 でも、心なしか!きれいになった様にも思います。

 とにかく、こんなに大変なこととは…

 「あなた、長い間手伝いもせずごめんなさい。」

 しみじみと、疲れました。

 

 

   

 

 

 

 


野の花の様に踏まれても、与えられた「命」を生きなければ…

2015-07-08 13:45:03 | Weblog

                       
                                 2015-7-3-たった一本残った「アイリス」

   あなた

 「ヤツシロ草」の中に埋もれていたせいでしょう、たった一本

 残った「アイリス」。

 花言葉=「良き便り」「嬉しい便り」「あなたを大切にします」

 等々。

 こんなに、素敵な花言葉の「アイリス」。

 あんなに大事にしていたのに…なぜ消えてしまったのか?。

 花の「寿命」が果ててしまったのかな? 

 なら~長い間楽しませてもっらって「有り難うね」

 

 幾日ぶりかで  お陽さんが顔を出しました。

 寒いと言っても7月です。

 お陽さんの顔を見るとやはり暖かく窓を全開。

 気持ちいい…

 庭の緑がツヤツヤと眼に痛いくらい鮮やか。

 役目を終えた、春の花が静かに消えていきました。

 再び廻りくる春まで土の下で英気を養い「生命(いのち)を

 繋げていくのでしょう。

 

 わたしは、何をグジグジしていたんだろう…って、ちょっと情けない。

 野の花の様に踏まれても、踏まれても与えられた「命」を

 生きなければ…ね

 あなた

 窓を開けたので、庭が良く見えるでしょう…

 

 

  

 

 

 

 

 

 


バチャバチャと窓や飛び石にぶつかり、激しい音をたてながら飛び散る雨。

2015-07-07 10:14:33 | Weblog

             
                        2015-7-2- 「ヒナギク」ようやく元気になりました。

  あなた

 お向かいのお嬢さんから頂いた「ヒナギク」根付いたようです。

 可愛く咲く様になりました。

 植えてから、少々元気がなかったので心配してましたが

 もう大丈夫のようです。

 

 今日はお盆過ぎの様に涼しく肌寒い日です。

 風鈴を出そうとしましたが…ちょっと躊躇っています。

 

 残りの日々が、そう沢山あるとは思えない、だからこんな寒々とした

 日は心まで淋しくなるので何気なくスウ~っと、通りすぎてほしい。

 無理な願いとは判ってます。

 アララ、昏い筈です。

 雨が降って来ました。

 バチャバチャと窓に当たり、飛び石にぶつかり…

 激しい音をたてながら飛び散って…

 

 雨は遠のき、ほんの数分間だったようです…

 でも、黒と灰色の雲が空を覆っています。

 庭の花木がザワザワ騒めいて…

 異変でも起こりそうに…

 

 わたしは?と言えば喉のおくに小骨が刺さっていて、何時までも

 抜けないような変な気分。

 何でだろう?判らない。

 あなたの前でブツブツ独りごと言っても「シ~ン」と鎮まりかえって

 な~んの答えも出てこない。

 

 また、静かに雨が降ってます。

 まだ、こんな時間なのに…昏い。

 

 

 

 

                                


可哀想にサンゴ草が、風に翻弄され忙しげに揺れて…

2015-07-06 15:42:35 | Weblog

                
                         2015-7-3-「紫蘭」が優雅に咲いてます。

   あなた

 紫蘭が優雅な姿で咲いてます。

 花言葉=その姿を忘れない。

 花言葉のとおり、本当に素敵な花です。

 今日も暑い☀日になりそうな気配がします。

 庭木の緑が眩しい。

 

 午後、黒い雲が厚くなり風も出てきたようです。

 何とも落着けない空模様。

 湿っぽい風。

 可哀想にサンゴ草が、風に翻弄され忙しげに揺れて…

 草毟りも途中だけど、きょうはやめます。

 毎日あなたにお願いしてるけど、やっぱり来てはくれない。

 花友達に言うと「来るわけないしょ…」でお終い。

 来てくれても、わたしは驚かない、庭の花木があなたを待っている。

 

 折角のお陽さん☀も、雲に覆われて蒸し暑さが残ってます。

 カラッとしたお天気は望めない。

 

 『かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは 

  みそぎぞなつの しるしなりける』 (従二位家隆)

 この和歌は、家隆が七十二歳の時、藤原家から屏風歌を頼まれて

   詠んだものだと伝えられています。

 だそうです。すごいと思います。

 『なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは 

   いかにひさしき ものとかはしる』 (右大将道綱母)

 こんな優雅な和歌(うた)を詠みながらの生活… 

 

 もとに戻ると、さて今夜は何にしようか?など、ドップリと

 庶民の生活が待っている。

 「あなた何たべたい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


涼しい風がわたしのホッペタを優しく撫でて通り過ぎる

2015-07-05 15:38:16 | Weblog

                    
         2015-7-3-「コスモス」が咲き出しました。

   あなた

 ようやく夏らしい天気です。

 窓を全開。

 久しぶりに心ゆくまでの大掃除。

 御年90歳の「おばぁちゃま」窓拭きしてるわたしに、声をかけて

 暫しのお喋り。

 わたし、雑巾持ったままで花畑の中で、花の説明。

 どれだけ判ったのかは?わからない。

 ゆっくり歩いて朝の散歩との事。

 花好きな方なので、花の事になると、お喋りに熱が入って、

 聞いていても「花が好きなんだ」なって事がそこはかとなく

 伝わって来るの…

 

 全部終わっての、一服のお茶!

 美味しい。

 庭木の葉っぱは、あまり揺れてないけど、レースカーテンが

 大きく揺れて、涼しい風がわたしのホッペタをそっと撫でて

 通り過ぎる。

 夏の日の午後。

 今日はきっと良い日です。

 

   

  


思いでは、いっぱい…つまってるけど…やっぱり想い出…

2015-07-04 16:00:35 | Weblog

                                                           2015-7-4- 「フウロ草」が片寄せあって咲いてます。

    あなた

 今日もハッキリしない天気。 

 

 数ある花の中でも「フウロ草」特に頼りなげで、その仕草に、

 手を差し延べたくなる様な、仄かに優しい野草。

 

 身体中がギシギシと痛い。

 何故か判っているだけに、ただ、じ~っと我慢。

 ”痛いの~痛いの”~とんでけ~~

 

 思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ
         俵真智さん  (サラダ記念日)より
 
 我という三百六十五面体ぶんぶん分裂して飛んでゆけ
         
俵真智さん  (サラダ記念日)より

 あなた

 先に旅立たれたと思うと、今でも…不思議な気分。

 あなたが一人残る事、嫌だったの?

 残ったわたし、淋しい…よ。

 今日は「土曜日」

 土曜日って…いっぱい思いでがあるよ。

 楽しかった…

 もう、あの楽しさは絶対にないけど、昔の事思い出しながら

 一人ゆっくり歩いていくね。

    

 

 

 

 

  

                                


あなたの所と、此処の現実を行ったり来たり…疲れました。

2015-07-03 16:23:38 | Weblog

                
                     15-6-21- 「き抜け忍冬」-可愛い花ですがすぐ散ってしまう、短い命儚い。

   あなた

 ようやく、夏の陽射しになりました。

 昨日は、余りにも昔の想い出が鮮明に蘇り…

 すぐにはに現実に戻れず、なんとも、遣り切れない日でした。

 今日も夏の天気。

 わたしは、元気です。

 悲しいことって続くものです。

 また一人旅立ちました。

  『安寿恋しや、ほうやれほ。

 厨子王恋しや、ほうやれほ。

 鳥も生あるものなれば、

 疾う疾う逃げよ、逐わずとも』。

 森鴎外の「山椒大夫」より抜粋。

 「『山椒大夫』は、人身売買、家族の絆、奴隷解放、犠牲もの、出世物

 語、等々色んな側面から考えさせられる作品と思います。

 何度読み返しても我々年代では”ズシン”と胸に響きます。

 あなた

 悲しいことが続きますと、追い払う元気もありません。

 どうか、明日は良いことあります様に…