受験生が知りたい!会計監査実務

若手会計士が会計監査実務の裏側を紹介。
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販管費?ソフトウェア?

2005年10月26日 | 会計監査実務
ホームページの制作費用は「広告宣伝費」で処理するのが一般的です。
事業内容や商品を宣伝するために作成されるものであって、その内容は頻繁に更新されるため、制作費の効果が1年以上に及ぶことは稀だろうと考えるからです。

とは言っても、最近のホームページの中にはデータベースやネットワークとアクセスできる機能を持っているものもあります。
このような高機能なホームページを作るには、データベースやネットワークとアクセスできるコンピュータプログラムの作成が必要となりますよね。
したがって、ホームページの制作費用とは別にプログラムの作成費用を区分して、無形固定資産として計上・償却する必要が出てきます。

ココの違いを見極めるのは大変だと思いますが、ソフトウェアは目に見えないからこそ、その資産性をキチンとしないといけません。

結局、どちらも制作に係る工数(人件費)が主に集計されますから。


監査法人採用準備室
管理人 あかさか


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1 コメント

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ふと (grande)
2005-10-27 01:23:27
「ソフトウェアは、パテントと人件費からできている。」

と誰かに言われたのをふと思い出しました。

ソフトウェア勘定により、人件費の粉飾が行われる可能性がでてくるんでしょうねぇ。
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