受験生が知りたい!会計監査実務

若手会計士が会計監査実務の裏側を紹介。
「監査法人採用準備室」の採用情報や会計監査人情報も、あわせてご案内します。

秋の夜長のショートレビュー。。

2006年10月23日 | 会計監査実務
実は、今日から福島県に出張しています。
中間決算の監査のため、半報表示を含めて2週間半の日程です。

こげに長い出張は初めてなので、荷物の大きさに悩みました
(月入りの金帰りを繰り返すようです)

これから、ショートレビューと呼ばれる上場準備会社の予備調査の報告書を校正し、
システム関連の別件で、VISIOというお絵かきソフトと格闘する予定があります。
しかも、今日の監査現場で調べたいことがあるんだよな・・・とか思いつつ、
結構、絶望的な気持ちになります(笑)

出張先のホテルなので、嫁さんの気遣いする必要がないのは楽なんですけどね。。

せっかく上場準備の話題を出したので、もう少しIPOについて。

ショートレビューはIPOの監査法人にとっての入り口となります。
上場意欲のある会社から、ショートレビューの依頼を受けると4~5人で
その会社の役員や関係会社の状況、資本政策の状況や経理・内部管理の状況を調査していき、報告書として纏め上げます。

会社は、その報告書を基に、改善事項を直していくとともに順調に行けば下記のようなステップを踏んで上場へと突き進みます。

ショートレビュー⇒直前々期⇒直前期⇒上場申請⇒上場♪

このような上場のステップに、会社の業績や成長がついてこなければ
ずーっと上場準備をしている会社になるのですが。

監査法人で働いていて、楽しいなと思うのは
さまざまな会社に行き、会社の状況を肌で感じることが出来ることでしょうか。

自分の担当する会社がどんどん成長していくのは、自分の成長も促されますしね。


発表まで1ヶ月を切りました。
大手の面接は発表後なので、発表後も休まる時がないと思いますが、
監査の現場でお会いできることを楽しみにしています!


あかさか
監査法人採用準備室


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