採用面接の極意

さて、前回に引き続き就職ネタです。

無事に合格を確認した後は、採用面接を受けて希望の監査法人に就職しますよね。
今回は、採用面接時のポイントを紹介します。

監査業界は、一般企業と比べて採用面接はあまり充実していない業界ですから、
社会人経験のある方は臆することは無いと思います（ちょろいものです）。

逆に言うと、面接を受ける方は、前職の経験や会計以外の専門分野がある方を除いて、横一線です。
若さで選ぶという噂が立ったのも理解できますよね。
（実際はそんなことは無いですけど）

会計士といっても、帳簿やパソコンと一日中、睨めっこしている訳ではないためコミュニケーション能力が非常に重要です。

監査法人のチーム内だけでなく、クライアントの部長さんや課長さんともコミュニケーションが取れないと円滑に監査が進みません。
いくら専門家として優秀でも、監査実施に不可欠な被監査会社の協力を得られないような人格の会計士には問題があります。


したがって、採用面接で見られるのは、
現場で一緒に働きたいか？
お客さんに連れて行けるか？
という観点、コミュニケーション能力があるかどうかです。


常識的な受け応えが出きれば憶する事はありません。

大事なのは、
適応しようとする意欲と
吸収するための行動をアピールできるかどうかじゃないでしょうか。
論文合格者である以上は、みなさん優秀なのですから。
そこから先へ進化しようとする意欲がある人を監査法人も望んでいると思います。

さて、実際は採用予定者にランクを付けていって、採用優先順位を決めるようですが、たかだか、２０～３０分の面接ですべて理解される訳ないですよね。
監査法人の面接は殆ど一次面接のみですから、面接時のコミュニケーションは一発勝負、非常に重要です。

監査法人採用準備室
管理人　あかさか