以前、大学のサークルで減損会計と財務諸表論の小ゼミをしたことがあります。
なぜ減損と財表?と思われるかも知れませんが、財表の理解のために、減損は結構役に立ちました。
財務諸表論でいう、費用の計上プロセスは①発生主義による費用の認識⇒②測定対価主義による費用の測定の考え方か現れてます。
減損会計の基準では、
適用資産のグルーピングと減損兆候を把握した上で、兆候が生じている適用資産のみ認識・測定プロセスに進みますが、
①減損損失の認識(帳簿>割引前CFなら損失認識=損失の発生)
②減損損失の測定(帳簿-割引後CF=減損損失)という流れにそって、P/Lの損失額が確定します。
減損後簿価は、将来CFを割引かれた金額で測定されますが、認識時は割引前CFで費用の発生を認識するため、割引後CFでは損失が生じている資産であっても、減損損失は認識されないケースも生じえるわけです。
減損会計は、鉛筆ナメナメ損失額を計算する印象があって、個人的にはあまり好きではないのですが、来年の3月期から強制適用になりますし、今後も注目を浴びるてくる論点ですね。
監査法人採用準備室
管理人 あかさか
なぜ減損と財表?と思われるかも知れませんが、財表の理解のために、減損は結構役に立ちました。
財務諸表論でいう、費用の計上プロセスは①発生主義による費用の認識⇒②測定対価主義による費用の測定の考え方か現れてます。
減損会計の基準では、
適用資産のグルーピングと減損兆候を把握した上で、兆候が生じている適用資産のみ認識・測定プロセスに進みますが、
①減損損失の認識(帳簿>割引前CFなら損失認識=損失の発生)
②減損損失の測定(帳簿-割引後CF=減損損失)という流れにそって、P/Lの損失額が確定します。
減損後簿価は、将来CFを割引かれた金額で測定されますが、認識時は割引前CFで費用の発生を認識するため、割引後CFでは損失が生じている資産であっても、減損損失は認識されないケースも生じえるわけです。
減損会計は、鉛筆ナメナメ損失額を計算する印象があって、個人的にはあまり好きではないのですが、来年の3月期から強制適用になりますし、今後も注目を浴びるてくる論点ですね。
監査法人採用準備室
管理人 あかさか
遊休資産なら売価でやるので簡単ですが、キャッシュフローで減損損失を測定するなんてはっきり無理があると思います。
キャッシュフローで減損損失を認識した固定資産をその後売却したところ、大きな売却損がでたという苦い経験をしました。
あかさか様のブログは、最近よく拝見させていただいてました。
相互リンクの件、勿論、承諾です。
早速、リンクさせていただきました。
相互リンクをお願いしていただけるなんて
非常に光栄です。
ありがとうございます。
これからも頻繁に拝見させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。