概算見積もり ～ネコトモ Vol.2～狭小・変形・袋小路

昨日の祭日は　概算見積書を持って
ネコトモVol.2の打ち合わせに。

実際は沢山の付箋が貼っていますが、
施主さんには分かりにくいので、
それを元に集計表にしています。

当事務所では数年前から　２段階の見積りをしています。

２回目は言わずと知れた、実施設計が終わった後。

そして、
１回目は基本設計終わった後ですが、「概算見積」と言っても
平面図や立面図と仕上げ表だけでなく、
各仕上げや設備機器のメーカーリストから内外の建具表まで．．．
そして、仮定の構造図

これによって、実施設計後の本見積もりに
より近い金額を知ることで予算組みに合ったものか
確かめる為です。

この段階で、予算がオーバーになっていたら
減額調整をして実施設計に入る事で、設計が終わった後の
減額による後戻りを出来るだけ減らす事が出来ます。

又、施主さんにとっても本設計が終わるまで、
予算が大丈夫なのかと思う不安を解消出来ます。


実際は実施設計中の打ち合わせで、要望が膨らみ、
予算がオーバーする事はありますが、
概算見積書を元にどのくらいオーバーになるかが
設計中に予想が出来るので　施主さんにとって分かりやかと！


概算見積りは　ある程度、想定内でしたので、
実施設計に突入です。

．．．さいとう



震災の影響で資材のストップが、着工までの不安材料ですが．．．