今回は、一連の鈴木宗男さんの発言に対する私の見解を、対話形式でまとめてみました。
(A黒・鈴木宗男さん B黒太字・私(ヒロシ))
A「今年は、戦後70年の節目の年だ。年内に北方領土解決の道筋をつけなくてはならない。」
B 北方四島の返還の為にも、昔の自民党政権の感覚で他人を惑わさないで下さい。
実物の書類などを持っている私達より、鈴木さんの方が世間にへの露出度が高いのですから、影響力は大きいのです。
それだけに、間違った話や惑わすような話はしないでください。
A 北方領土で、一つの島も日本に帰ってこないということに、私はつくづく「政治がない」と思います。これにはマスコミの皆さんが勉強不足だった責任もあるのではないでしょうか。13年前のあの鈴木宗男事件のとき、私を国賊扱いしていましたが、私は政府の方針通りに北方領土問題に取り組みました。
B 鈴木宗男さん、政治が無いのではなくて、今のあなたの北方四島の考えが時代錯誤なのです。
また、マスコミの皆さんの勉強不足ではなく、あなたの勉強不足、そして社会に出てからの情報収集不足です。
A 「四島一括返還」という言葉はないんです。未だに政治家でもマスコミの方でもそう言ってますが、確かにソ連時代にはそう言い、その上に「即時」とまでつけていた。なぜなら、ソ連自らが「領土問題はない」と言っていたんです。だから日本は強く出たのです。
B 鈴木宗男さん、小渕恵三元総理大臣がいつも電話をしていた(当時、影の総理大臣と言われていた)末次一郎さんは「北方四島一括返還」でしたよ。
私は、わりと自由に末次一郎事務所に出入りしていました。
A しかし平成3年、ソ連は自由と民主のロシアに変わりました。それから日本が段階的な解決論に方針転換したんです。つまり、四島の帰属が認められれば返還時期は差があってもいいと。そのことも勉強しないで、鈴木宗男は二島先行返還だとか二島ポッキリだとか国賊だとか言われました。
B 鈴木宗男さん、あなたは本当に解っていないのですか。
刑務所に入っている間の事は何も知らないみたいですね。実はその間、ロシアは鈴木さんを待ってもいません、気にも止めてもいません。
A 少なくとも鈴木宗男がやっていたときは、一番、島が近づいたんです。それが、私がいなくなってから島は離れてしまいました。特に小泉政権です。小泉さんは日ロ関係について過去の経緯も知らない。田中眞紀子外務大臣はもっと知らない。その結果、空白の日ロ関係10年になったわけです。本当に外交というのは積み重ねなんです。私の考えを実践していれば、もう四島は還ってきたと思います。
B 鈴木宗男さん、あなたは真実を知らな過ぎる。
あなたが北方四島問題に近寄るたびに、日本から島は離れていきます。
本当に外交と言うのは積み重ねです。
あなたが外にいない時も、ロシアは急激に動いていました。
本当にもう少し情報を集めて、勉強して下さい。
A 私は、森総理時代の平成13年3月25日、イルクーツクでの森・プーチン会談、あのときが一番、島が近づいたときだと思っています。しかし、小泉政権になって、逆に島は離れていってしまった。そして今、安倍さんが解決へ意欲を見せていて、これに期待するしかないと思っています。
サハリン州政府全幹部、全財界人のトップと知事と私のテレビ放送
全員の出席名簿あります
B 鈴木宗男さん、今の貴方の相方である森さんですが、平成13年3月25日、イルクーツクでの森・プーチン会談、あのときが一番島が近づいたときだとのことですが、
どこの島を近づけるのですか?
この時プーチンさんは北方四島の権限を持っていなかったのに、鈴木さん、日本の人達はあなたのこのような発言を真面目に聞いているのですよ。
仲間にあまり恥をかかせるような事は、口にされない方がいいです。
◎今回この文章の最後を見ていただければ、何故なのか少し事実が解ると思います。
それから、安倍さんは何に対して意欲を見せるのですか。鈴木さんの話に対してですか。
あなたの言う経済協力ですか(工事)
A 交渉を前進させるためにはどうすればいいか。やはり国家主権に関わる問題はトップの判断しかないんです。プーチン大統領は85%の世論支持があります。ロシアは大統領がこうだと判断すればそれで決まりです。あとは日本です。安倍さんのやる気と強い世論支持のあるプーチン大統領の力を生かすしかないと思っています。
B 鈴木宗男さん、あなたは本当にプーチンさんが、真の85%の支持率があると思っているのですね。
実態は、「恐怖政治」そのものではないですか。
あなたはロシアプーチンさんグループの人ですか。
A やはり物事には順番があります。先に四島を還せと言ったら話し合いになりません。プーチン大統領もラブロフ外務大臣も、平和条約締結の後は日本に還すとした1956
年の日ソ共同宣言は、日本の国会も批准し、ソ連の最高会議も認めた法的拘束力のある約束で、同時に平和条約がなくても日本に還すと公に話されております。ロシアの最高首脳がそう言っているわけですから、日本はこれに乗るべきです。
まず二つ還してもらう。残り二島については日本に帰属するかロシアに帰属するかを話し合う。これが現実的な判断だと思っています。要は、安倍さんがどういうカードを切るかにかかっていると思うんです。
B 安倍さんがどういうカードを切るかという話ではなく、どのようにして(鈴木さんの期待案でも、プーチン・グループの企てでもない)本当の情報を、我が国の政権や国民が正しく認識するかだと思います。
A そのためにも日本が、ウクライナ問題で欧米の考えに乗る必要はないのです。停戦合意ができた以上、もうロシアの経済制裁などしないと日本が言うべきなんです。
6月のG7首脳会議でも、本来、日本が経済制裁をやめようと口火を切るべきでした。そうする事によって、ロシアとの信頼関係が出来るのです。
安倍首相は「北方領土問題は国民全体の問題であり、ロシアとの交渉を進展させるためには、政府と国民とが一丸となって取り組む事が重要だ」と述べていますが、領土問題はお互いにギリギリのところで決断を下さなければ解決できない。その「ギリギリ」を理解したうえで、交渉を見守ることが大切です。そうして初めて政府と国民は一丸となって北方領土問題に取り組む事が出来るのです。
B 北方領土問題ではなく、北方領土返還は元島民の方と国の問題です。
北方領土問題は、鈴木宗男さんが今後も自分ひとりでやっていく、生活の糧だと思います。
A 領土問題、なかんずく国家主権に関わる問題は、トップリーダー・最高首脳の判断でしかありません。
安倍首相も過半数の世論支持を得ており、プーチン大統領は85%近い世論支持があります。この強い二人のリーダーによる決断しか北方領土問題の解決はないと思います。
B なぜこの二人を、異常に持ち上げるのですか。
日本の安倍総理は別としても、誰に何をお願いしたいのですか。
A 外交は積み重ねであり、相手があります。日本の主張だけが通り、ロシアの主張は通らない、これでは外交ではありません。
B 外交は本当に積み重ねです。
鈴木さん、これは逆でしょう、これ位の嘘は一般の日本人でも解りますよ。
ロシアの主張だけ通すのは、これは外交ではありません。
A 外交はお互いの名誉と尊厳がかかっております。国益の観点に立ち、お互い良かったと言える外交が、良い外交だと私は考えます。
B 本当に分かっているのでしたら、もっと真剣に本当の事を話しましょう。
A 安倍首相は、父上であった安倍晋太郎先生が政治家として、最後まで日ソ関係をダイナミックに進展させたいという、まさに体の張った情熱を一番そばで見てきたと思います。
是非とも、その安倍晋太郎先生の思いを安倍首相には、実現して欲しいと願ってやみません。
B 私達からのコメントです。
北方四島返還を一番近づけたのは、前の自民党総裁、橋本龍太郎さんでした。
エリチインさんが橋本さんに精神的に詰められ、嫌気がさしたタイミングで、ロシア(モスクワ)が国としてまったくお金が無くなっており・・・・そこで、いい理由付が出来たエリチインさんが、次に交代するプーチンさんと、ロシア国民全体の生活の為にと思い、サハリン州知事と取引をしました。というのが真実です。
この時、エリチインさんは吹っ切れていました。
昔、ロシアの女帝が、お金でアラスカをアメリカに売った時のように、実は、エリチインさんはサハリン州知事(ファルフトジノフ州知事)に、ロシア自国の国民生活の為に、モスクワで管轄していた全権限をサハリンに移譲し、同時に、サハリンの資源をモスクワとサハリンで適切な配分をすることになっていたのです。
ただし、その後にプーチン・グループがサハリン州知事を暗殺し、お金も権限もモスクワへすべてを略奪していきました。
平たく話すとエリチインさんは、「お金」で解決したのです。
ロシア・モスクワへの永遠の配分がその「お金」でした。そして、私の親友サハリン州知事ファルフトジノフは、サハリン州とクリル(北方四島)を含む全権限を持ったのです。
ロシアは、元々州知事の選任も、ロシア大統領の指名で州知事を決めていましたが、ファルフトジノフ知事になってからは民主的な知事選をサハリン州独自でやっていました。
(乱暴な言い方をすれば、ファルフトジノフ知事時代から、サハリンは、独立状態でした)
サハリン州独自の権限・権利を持つようになったファルフトジノフ知事は、就任したばかりのプーチン大統領と政治的な駆け引きをしていました。
例えば、サハリン州の州債も独断で自由に出せるようになっていたのです。
>私達のグループも、知事から特定の権限を持たされていました。
そのうちの大きな一つをあげるなら、石油・天然ガスの鉱区NO.3の一部の権限を(世界の大手石油会社と一緒に)持っていました。その書類(原本)も私達は保管しています。
このようなことをこれからも私達が公開していくと、私達のロシア人の友人たちが次々と暗殺されてしまう可能性もあり、本音を申せば、辛い判断がまた出てくるところがあるのです。
鈴木宗男さん一人のアドバイスで、“山口会談”をする日本の安倍総理が巻き込まれ、将来大変な事にならないようにと願いますが、もう時間がありません。
実は、日本の北方領土返還情報に私は驚いています。
こんな子供騙しのような政治判断で動いているとは思ってもいませんでした。
国会議員の先生達は、確かに北方四島の話は他人に聞く以外に情報の入手ラインを持ちません。
つまり、まったく誰もわからないのです。
そこで、元自民党で専門家と思われている、旧自民党政府(北方四島)の鈴木さんに頼ってしまうわけです。
それはそれでしょうがないのですが、肝心要の鈴木さんが問題です。
ロシアは鈴木さんがシャバにいない間、貴方を待っていてはくれませんでした。
ただ、私達は、なかなか表に出る機会も手段も持ちませんが、鈴木さんは表に出るチャンスが多く、それだけに国益に資する言動を望んでいるのです。
政治家のみならず、日本の多くの国民は、あなたのどんな話でも日本政府の考えだと誤解してしまいます。
実質的に、北方四島の事を話せるのは旧政治家の中でも、鈴木さんの独り舞台と言っても過言ではないでしょう。私達には、事実を見せたり、本当の事を話せる舞台さえもありません。
私達のように客観的な書類・写真・契約書が無くても、やはり強気のパフォーマンスに多くの人は騙されてしまうわけです。
日頃から鈴木さんは、堂々と間違った話を言い切ります。
12月15日に近づいて来て、少し現実が前より解ってきたのか、鈴木さんの言葉のトーンが、下がってきています。
次回は、13日か14日に出します。 saharinhiroshi2@yahoo.co.jp
(A黒・鈴木宗男さん B黒太字・私(ヒロシ))
A「今年は、戦後70年の節目の年だ。年内に北方領土解決の道筋をつけなくてはならない。」
B 北方四島の返還の為にも、昔の自民党政権の感覚で他人を惑わさないで下さい。
実物の書類などを持っている私達より、鈴木さんの方が世間にへの露出度が高いのですから、影響力は大きいのです。
それだけに、間違った話や惑わすような話はしないでください。
A 北方領土で、一つの島も日本に帰ってこないということに、私はつくづく「政治がない」と思います。これにはマスコミの皆さんが勉強不足だった責任もあるのではないでしょうか。13年前のあの鈴木宗男事件のとき、私を国賊扱いしていましたが、私は政府の方針通りに北方領土問題に取り組みました。
B 鈴木宗男さん、政治が無いのではなくて、今のあなたの北方四島の考えが時代錯誤なのです。
また、マスコミの皆さんの勉強不足ではなく、あなたの勉強不足、そして社会に出てからの情報収集不足です。
A 「四島一括返還」という言葉はないんです。未だに政治家でもマスコミの方でもそう言ってますが、確かにソ連時代にはそう言い、その上に「即時」とまでつけていた。なぜなら、ソ連自らが「領土問題はない」と言っていたんです。だから日本は強く出たのです。
B 鈴木宗男さん、小渕恵三元総理大臣がいつも電話をしていた(当時、影の総理大臣と言われていた)末次一郎さんは「北方四島一括返還」でしたよ。
私は、わりと自由に末次一郎事務所に出入りしていました。
A しかし平成3年、ソ連は自由と民主のロシアに変わりました。それから日本が段階的な解決論に方針転換したんです。つまり、四島の帰属が認められれば返還時期は差があってもいいと。そのことも勉強しないで、鈴木宗男は二島先行返還だとか二島ポッキリだとか国賊だとか言われました。
B 鈴木宗男さん、あなたは本当に解っていないのですか。
刑務所に入っている間の事は何も知らないみたいですね。実はその間、ロシアは鈴木さんを待ってもいません、気にも止めてもいません。
A 少なくとも鈴木宗男がやっていたときは、一番、島が近づいたんです。それが、私がいなくなってから島は離れてしまいました。特に小泉政権です。小泉さんは日ロ関係について過去の経緯も知らない。田中眞紀子外務大臣はもっと知らない。その結果、空白の日ロ関係10年になったわけです。本当に外交というのは積み重ねなんです。私の考えを実践していれば、もう四島は還ってきたと思います。
B 鈴木宗男さん、あなたは真実を知らな過ぎる。
あなたが北方四島問題に近寄るたびに、日本から島は離れていきます。
本当に外交と言うのは積み重ねです。
あなたが外にいない時も、ロシアは急激に動いていました。
本当にもう少し情報を集めて、勉強して下さい。
A 私は、森総理時代の平成13年3月25日、イルクーツクでの森・プーチン会談、あのときが一番、島が近づいたときだと思っています。しかし、小泉政権になって、逆に島は離れていってしまった。そして今、安倍さんが解決へ意欲を見せていて、これに期待するしかないと思っています。
サハリン州政府全幹部、全財界人のトップと知事と私のテレビ放送
全員の出席名簿あります
B 鈴木宗男さん、今の貴方の相方である森さんですが、平成13年3月25日、イルクーツクでの森・プーチン会談、あのときが一番島が近づいたときだとのことですが、
どこの島を近づけるのですか?
この時プーチンさんは北方四島の権限を持っていなかったのに、鈴木さん、日本の人達はあなたのこのような発言を真面目に聞いているのですよ。
仲間にあまり恥をかかせるような事は、口にされない方がいいです。
◎今回この文章の最後を見ていただければ、何故なのか少し事実が解ると思います。
それから、安倍さんは何に対して意欲を見せるのですか。鈴木さんの話に対してですか。
あなたの言う経済協力ですか(工事)
A 交渉を前進させるためにはどうすればいいか。やはり国家主権に関わる問題はトップの判断しかないんです。プーチン大統領は85%の世論支持があります。ロシアは大統領がこうだと判断すればそれで決まりです。あとは日本です。安倍さんのやる気と強い世論支持のあるプーチン大統領の力を生かすしかないと思っています。
B 鈴木宗男さん、あなたは本当にプーチンさんが、真の85%の支持率があると思っているのですね。
実態は、「恐怖政治」そのものではないですか。
あなたはロシアプーチンさんグループの人ですか。
A やはり物事には順番があります。先に四島を還せと言ったら話し合いになりません。プーチン大統領もラブロフ外務大臣も、平和条約締結の後は日本に還すとした1956
年の日ソ共同宣言は、日本の国会も批准し、ソ連の最高会議も認めた法的拘束力のある約束で、同時に平和条約がなくても日本に還すと公に話されております。ロシアの最高首脳がそう言っているわけですから、日本はこれに乗るべきです。
まず二つ還してもらう。残り二島については日本に帰属するかロシアに帰属するかを話し合う。これが現実的な判断だと思っています。要は、安倍さんがどういうカードを切るかにかかっていると思うんです。
B 安倍さんがどういうカードを切るかという話ではなく、どのようにして(鈴木さんの期待案でも、プーチン・グループの企てでもない)本当の情報を、我が国の政権や国民が正しく認識するかだと思います。
A そのためにも日本が、ウクライナ問題で欧米の考えに乗る必要はないのです。停戦合意ができた以上、もうロシアの経済制裁などしないと日本が言うべきなんです。
6月のG7首脳会議でも、本来、日本が経済制裁をやめようと口火を切るべきでした。そうする事によって、ロシアとの信頼関係が出来るのです。
安倍首相は「北方領土問題は国民全体の問題であり、ロシアとの交渉を進展させるためには、政府と国民とが一丸となって取り組む事が重要だ」と述べていますが、領土問題はお互いにギリギリのところで決断を下さなければ解決できない。その「ギリギリ」を理解したうえで、交渉を見守ることが大切です。そうして初めて政府と国民は一丸となって北方領土問題に取り組む事が出来るのです。
B 北方領土問題ではなく、北方領土返還は元島民の方と国の問題です。
北方領土問題は、鈴木宗男さんが今後も自分ひとりでやっていく、生活の糧だと思います。
A 領土問題、なかんずく国家主権に関わる問題は、トップリーダー・最高首脳の判断でしかありません。
安倍首相も過半数の世論支持を得ており、プーチン大統領は85%近い世論支持があります。この強い二人のリーダーによる決断しか北方領土問題の解決はないと思います。
B なぜこの二人を、異常に持ち上げるのですか。
日本の安倍総理は別としても、誰に何をお願いしたいのですか。
A 外交は積み重ねであり、相手があります。日本の主張だけが通り、ロシアの主張は通らない、これでは外交ではありません。
B 外交は本当に積み重ねです。
鈴木さん、これは逆でしょう、これ位の嘘は一般の日本人でも解りますよ。
ロシアの主張だけ通すのは、これは外交ではありません。
A 外交はお互いの名誉と尊厳がかかっております。国益の観点に立ち、お互い良かったと言える外交が、良い外交だと私は考えます。
B 本当に分かっているのでしたら、もっと真剣に本当の事を話しましょう。
A 安倍首相は、父上であった安倍晋太郎先生が政治家として、最後まで日ソ関係をダイナミックに進展させたいという、まさに体の張った情熱を一番そばで見てきたと思います。
是非とも、その安倍晋太郎先生の思いを安倍首相には、実現して欲しいと願ってやみません。
B 私達からのコメントです。
北方四島返還を一番近づけたのは、前の自民党総裁、橋本龍太郎さんでした。
エリチインさんが橋本さんに精神的に詰められ、嫌気がさしたタイミングで、ロシア(モスクワ)が国としてまったくお金が無くなっており・・・・そこで、いい理由付が出来たエリチインさんが、次に交代するプーチンさんと、ロシア国民全体の生活の為にと思い、サハリン州知事と取引をしました。というのが真実です。
この時、エリチインさんは吹っ切れていました。
昔、ロシアの女帝が、お金でアラスカをアメリカに売った時のように、実は、エリチインさんはサハリン州知事(ファルフトジノフ州知事)に、ロシア自国の国民生活の為に、モスクワで管轄していた全権限をサハリンに移譲し、同時に、サハリンの資源をモスクワとサハリンで適切な配分をすることになっていたのです。
ただし、その後にプーチン・グループがサハリン州知事を暗殺し、お金も権限もモスクワへすべてを略奪していきました。
平たく話すとエリチインさんは、「お金」で解決したのです。
ロシア・モスクワへの永遠の配分がその「お金」でした。そして、私の親友サハリン州知事ファルフトジノフは、サハリン州とクリル(北方四島)を含む全権限を持ったのです。
ロシアは、元々州知事の選任も、ロシア大統領の指名で州知事を決めていましたが、ファルフトジノフ知事になってからは民主的な知事選をサハリン州独自でやっていました。
(乱暴な言い方をすれば、ファルフトジノフ知事時代から、サハリンは、独立状態でした)
サハリン州独自の権限・権利を持つようになったファルフトジノフ知事は、就任したばかりのプーチン大統領と政治的な駆け引きをしていました。
例えば、サハリン州の州債も独断で自由に出せるようになっていたのです。
>私達のグループも、知事から特定の権限を持たされていました。
そのうちの大きな一つをあげるなら、石油・天然ガスの鉱区NO.3の一部の権限を(世界の大手石油会社と一緒に)持っていました。その書類(原本)も私達は保管しています。
このようなことをこれからも私達が公開していくと、私達のロシア人の友人たちが次々と暗殺されてしまう可能性もあり、本音を申せば、辛い判断がまた出てくるところがあるのです。
鈴木宗男さん一人のアドバイスで、“山口会談”をする日本の安倍総理が巻き込まれ、将来大変な事にならないようにと願いますが、もう時間がありません。
実は、日本の北方領土返還情報に私は驚いています。
こんな子供騙しのような政治判断で動いているとは思ってもいませんでした。
国会議員の先生達は、確かに北方四島の話は他人に聞く以外に情報の入手ラインを持ちません。
つまり、まったく誰もわからないのです。
そこで、元自民党で専門家と思われている、旧自民党政府(北方四島)の鈴木さんに頼ってしまうわけです。
それはそれでしょうがないのですが、肝心要の鈴木さんが問題です。
ロシアは鈴木さんがシャバにいない間、貴方を待っていてはくれませんでした。
ただ、私達は、なかなか表に出る機会も手段も持ちませんが、鈴木さんは表に出るチャンスが多く、それだけに国益に資する言動を望んでいるのです。
政治家のみならず、日本の多くの国民は、あなたのどんな話でも日本政府の考えだと誤解してしまいます。
実質的に、北方四島の事を話せるのは旧政治家の中でも、鈴木さんの独り舞台と言っても過言ではないでしょう。私達には、事実を見せたり、本当の事を話せる舞台さえもありません。
私達のように客観的な書類・写真・契約書が無くても、やはり強気のパフォーマンスに多くの人は騙されてしまうわけです。
日頃から鈴木さんは、堂々と間違った話を言い切ります。
12月15日に近づいて来て、少し現実が前より解ってきたのか、鈴木さんの言葉のトーンが、下がってきています。
次回は、13日か14日に出します。 saharinhiroshi2@yahoo.co.jp