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変わった生物ブログ

変わった生物の情報を集めるブログ

プラナリア(ウズムシ)

2009-07-18 21:01:06 | 扁形動物
プラナリア(Planaria) お食事編


腹から口を出して食べる異様な食事風景。
すさまじい再生能力を持つ生物としても有名で、前後にぶった切ると頭側から尻尾が、尻尾側から頭が生えてきて2匹のプラナリアとして再生する。
100を超す断片に切り刻まれる実験に付されたときも、その全ての断片からプラナリアが再生したという記録があるらしい。ただし栄養が完璧に整えばという条件があるので、自然界では難しいかもしれない。

脳を持つ生物でもっとも原始的。雌雄同体。水質が悪化すると「溶ける」など、異常なほどキャラが立っているので研究対象として引く手あまた。

テッポウウオ

2009-07-11 11:46:37 | 魚類
鉄砲魚アーチャーフィッシュの水鉄砲 別カット2(Toxotes chatareus)


口から水鉄砲のように水を上に向けて発射して、水面はるか上にいる生物を撃ち落としエサとする有名な魚。水族館でも人気がある。水は最長1メートル近く飛ばせるらしい。

水中の光の屈折により水面上にいる標的は実際とズレて像を結ぶが、テッポウウオはそのズレを計算して補正することが可能。

そのような高度なメカニズムを持ちながら、実際は水中や水面にいる生物も食べるだけでなく、水面上でも低い位置ならジャンプして捕食するため、水鉄砲がなくても十分やっていける。なのに、なぜこのような特殊な習性が身に付いたかは謎。

テッポウウオという和名は日本にも分布するToxotes jaculatrixに付けられたものだが、テッポウウオ科全7種の総称としても使われ、7種それぞれには細かく区別された和名は付いていないようだ。

英語ではArcherfishアーチャーフィッシュ=弓を射る魚、射手魚と呼ばれる。Banded archerfish、Primitive archerfishなどのように形容詞を付けて種を区別している。
動画に出ているのはLargescale archerfishというテッポウウオ科最大種。
学名:Toxotes chatareus。



タガヤサンミナシ

2009-07-06 20:14:51 | 貝類
Textile conus hunt


やはり人間を死に至らせる猛毒を持ったイモガイの一種。
貝食性で、毒の矢を発射できる。

タガヤサンとは漢字で「鉄刀木」というマメ科の木。ミナシは「身無し」で、身が細くて身が無いように見えるイモガイの別名。

三角模様が美しい貝殻だが、やはり不用意に触ってはいけない。

学名:Conus textile。

アンボイナ

2009-07-05 21:18:52 | 貝類
Cone Sea Shell - Geographis Cone


その毒は人間さえ死に至らしめるイモガイの一種であるアンボイナ。地球上でも屈指の猛毒を持つ生物。
吻と呼ばれる管状の器官から、銛のように打ち込む歯で、数百に及ぶ異なる毒素を獲物に注入する。
麻痺した獲物は大きく開いた口で丸呑みにされる。

英語での別名「タバコ貝」は、刺されると煙草を吸う暇もなく死んでしまうのが由来。貝殻は美しく収集家に人気があるが不用意に触ってはいけない。血清はない。
毒の中には鎮痛剤として転用可能な成分も見つかっている。

学名:Conus geographus。

世界最大の貝オオシャコガイ

2009-07-03 20:42:05 | 貝類
【ナショジオ】お化け貝の生態


世界最大の貝。殻の長さ1メートル以上、重さは200キロを超えるという。
それゆえ、物語や伝説に数多く登場し、近付いた人間を喰らうとか、人魚が腰掛けたりだとかの伝承には事欠かない。

しかし、人を食べるにしては貝殻を閉じるスピードはそれほど速くなく、ピッタリとは閉まらない。むしろ自分の身を守ろうとして貝殻を閉じようとしているオオシャコガイに、勝手に人間が手を挟まれたケースが多いと思う。

外套膜には共生藻がすみ、貝殻を閉じれば安全な住み処となる。そして日中は貝殻を開いて日光を浴びさせ、共生藻が光合成をして得るエネルギーの分け前をもらっている。同時に海水からプランクトンを濾しとることでも栄養を得る。

やはり、明るさを感じる眼点という器官が多数あり、危険を察知したり、共生藻が光を浴びやすいように調整するのに役立つ。

貝柱は珍味らしい。

学名:Tridacna gigas。リンク(ナショナルジオグラフィック)

ヒオウギガイ(稚貝)

2009-07-02 20:17:07 | 貝類
泳ぐヒオウギ貝の映像


とてもカラフルな二枚貝だが、着色しているわけではない。赤、オレンジ、黄色、紫、茶色など多様な色の個体が存在するが、基本的に1個体1色。色はランダムではなく遺伝で決まる。野生は茶色が多いが、養殖されるのは黄色や紫が人気。

泳ぐこともあるホタテガイの近縁種だが、ヒオウギガイは足糸と呼ばれるものを出し岩などにくっついて暮らしているため、基本的には泳いだりはしない。

動画では、単に固着する場所がないため泳いでいるのか、もしくは本来は稚貝の時期は固着する岩場を求めて泳ぎ回る生態なのかも知れない。
いずれにせよ、かなり珍しい光景。

食用にもなり、ホタテガイより美味らしい。

学名:Chlamys nobilis。

ホタテガイ

2009-07-01 21:07:18 | 貝類
逃げろ!ホタテ


食用としても有名な帆立貝。貝殻が20センチほどにもなる大型の二枚貝。
名前の由来は、殻を開いて帆のように立てて水上を船のように進むという伝承から。実際には、そのような生態はない。

しかし、意外にも泳ぐことはできる。天敵の一つヒトデに襲われたときなどは、殻を勢い良く開閉させて水を噴出させ泳ぎ、難を逃れることが可能。

明るさだけを感じることができる眼点という目に近い役割をする器官が、いわゆる貝ヒモである外套膜の周りにズラリと並んでいる。

学名:Patinopecten yessoensis。