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変わった生物ブログ

変わった生物の情報を集めるブログ

サンヨウベニボタル

2009-05-12 21:28:19 | 
Trilobite Beetle of Laos


古代に生きていた三葉虫のような外見の甲虫の一種。ホタルとは近縁。メスだけが、このように幼虫の姿のまま成長(幼形成熟=ネオテニー)して8センチほどの大きさになる。オスは1センチぐらいにしかならない。
学名:Duliticola sp.。リンク(quaoarpower)

シュモクバエ

2009-05-11 21:10:23 | 
Stalkeye Flies


左右に張り出した突起の先に複眼がある変なハエの仲間。なんのためこのような進化をしたのかは謎だが、この部分で個体の優劣が決まる。つまり複眼と複眼が離れている方が上ということ。エサの取り合いでも戦いなどせず、顔を突き合わせて眼の幅が狭い方がスゴスゴと引き下がる。メスを巡る戦いもなく、より眼が離れているオスに、メスの方から勝手に寄ってくる。
オスはいかに眼が離れて生まれてくるかがポイントという奇想天外な生態を持つ。
しかし体長は1センチに満たない大きさ。このブログでも紹介したシュモクザメに顔つきも命名理由も似ている。学名:Diopsidae sp.。リンク(quaoarpower)

オオスズメバチ vs ニホンミツバチ

2009-05-06 20:49:38 | 
オオスズメバチ vs ニホンミツバチ


オオスズメバチは最大種のハチで、気も荒く毒性も強い。攻撃性が高くなる時期があり、集団で攻撃されると人間でも死亡することがある。ミツバチなどを襲って幼虫に与えるエサにするため、外来種のミツバチは巣ごと全滅させられることもある。
しかし、日本固有種の二ホンミツバチは巣を見つけたオオスズメバチが仲間を呼ぶ前に集団で取り囲み、自分たちの体温を上げ「熱殺」するという驚きの手段で巣を守る。
学名:Vespa mandarinia(オオスズメバチ)、Apis cerana japonica(ニホンミツバチ)

ミイデラゴミムシ

2009-04-12 19:39:03 | 
ミイデラゴミムシ


俗称はヘッピリムシ。外敵から攻撃を受けると、その名の通り屁をするように尻から音を立ててガスを噴射する。体内に蓄えた過酸化水素とヒドロキノンを反応させ、水蒸気とベンゾキノンからなる100℃以上の刺激臭の有るガスを爆発的に噴射。ゴミだのヘッぴりだの言われているのに、進化論的に説明が難しい特殊でハイテクな噴出機構を持つ。学名:Pheropsophus jessoensis。

レウコクロリディウム

2009-03-26 21:51:41 | 
【ナショジオ】 カタツムリのゾンビ

※超キモい&グロなので注意!レウコクロリディウムという吸虫の一種は、オカモノアラガイというカタツムリの目に寄生。芋虫のように見せ、わざと鳥に寄生主を食べさせるようにする。その上、行動も支配して目立つ場所に移動させるため、カタツムリのゾンビと表現される。しかも寄生されたオカモノアラガイのほうが長生きするという・・・。学名:Leucochloridium。リンク(ナショナルジオグラフィック)