先日の全米女子ゴルフオープンの最終日、3日目までトップだった渋野日向子はスコアを三つ落して第4位に終わった。ゲーム後の記者会見ではスマイルはあったものの、目が潤んでいた。来年に期待する。
優勝したのは韓国の金阿林(キムアリム)である。この件に関する朝鮮日報の記事を引用する(赤字)。
韓国人選手たちがひときわ輝いて見える全米女子オープン(賞金総額550万ドル=約5億7000万円)で、今年も韓国を代表するスターたちがリーダーボードの上段で首位争いに名を連ねた。世界ランキング1位の高真栄(コ・ジンヨン)(25)は15日、優勝者金阿林(3アンダー)に1打差の2位で同大会を終えた。

記事は韓国人選手の活躍で、高揚感に満ちている。全米女子ゴルフのランキングを見ても、1位は上の記事にも登場している高真栄で、10位以内に韓国選手4人が名を連ねているから、韓国が熱狂するのは無理もない。
韓国人選手がLPGAを席捲していることには敬意を表するが、韓国選手が強くなったことと米国の女子ゴルフ界の人気が低迷するようになったことは、結果的に時期を同じくする。相関関係があると考えていいだろう。
米国にいる友人(日本人だが米国籍)は、「韓国選手がトップの時はTVの放送を見ないよ。皆同じような顔をしている上に、キムとかパクとか同じような名前が多くて、誰が誰だかわからないから馴染めないんだ。TVの放送回数も減ったように思うよ」と言う。
残念だが、LPGAの人気低迷には打つ手がない。米国選手が強くなるしかないだろう。
では日本ではどうか。今年はコロナ禍で海外の選手があまり参加しなくなったためか、日本人選手が勝つことが多かった。それでも今後、米国のようなことにならないとは限らない。
日本女子ゴルフ界の人気を高める鍵は、美人ゴルファーが増えることだと考える。差別的発言と言われそうだが、女子ゴルフは美人である方が盛り上がる。誰も口には出さないが、これが本音だと思う。
この観点で、爺が期待するのは原英利花選手。写真に見るようにかなりの美形で、足が長く身長が173センチだからスタイルがいい。年齢も21歳だから、前途有望。このような選手が強くなると、ギャラリーが増え、TV中継の視聴率が上がる。

渋野日向子選手も美人の部類に入るし、笑顔を絶やさないところがいい。渋野とか原のような選手が強くなることが、日本の女子ゴルフ界が盛んになる鍵である。