本日(2月9日)の産経新聞に掲載された“米インフル流行、死者が1.2万人に”という見出しの記事を見てびっくり仰天。この数字は武漢肺炎よりひどいではないか。信じられないのでネットで調べると、この情報は本当らしい。例えば、
https://www.youtube.com/watch?v=9cZjAyHbRa8
産経新聞の記事を引用する(赤字)。
米疫病対策センター(CDC)は7日、最新の推計値を発表。2019~2020年のシーズンで患者数は2,200万人に上ったとし、さらに拡大する恐れがあると指摘されている。
CDCの推計値では、1日までの1週間で患者数は300万人増加し、昨年10月以降の累計で2,200万人となった。インフルエンザのために21万人が入院し。死者数は1万2千人に達したとしている。(中略)
米国ではインフルエンザが原因で毎年少なくとも1万2千人以上が死亡。とりわけ感染が深刻だった17~18年のシーズンには患者数が4,500万人に上り、6万1千人が死亡した。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)は、19~20年は過去10年で最悪規模になる可能性があると予測している。
“毎年1万2千人から6万1千人が死亡する”のであれば、米国のインフルエンザは武漢発の新型肺炎よりもはるかに深刻である。なぜ、日本でこの重大な情報が報道されないのか。産経新聞の記事にしても、第4面の最下段という注目度が薄い場所に小さく掲載された。(当日の読売新聞にはこの事件は報道されなかった。他の新聞は調べていない)
米国政府は米国と中国の間のフライトをキャンセルさせたが、むしろ米国を他国から遮断すべきではないのか。