今日(5/25)、大相撲の新番付が発表されました。
八百長問題で、関取が17人も減ったそうですが、この17人分をすべて埋めるのではなく、
今回、十両に昇進したのは13人。
中には、この5月場所(技量審査場所)で「負け越した」力士も昇進したとか・・。
普通は、場所での成績が良好な力士が昇進するのですよね?。
「負け越し」での昇進は、戦後初。極めて異例のことだそうです。
●「負け越しても関取昇進…戦後初の珍番付 (YOMIURI ONLINE(読売新聞))」
●「新十両力士一覧」(goo大相撲)
「無理やり昇進させた」ような感があって、「昇進枠」の割り当て、というイメージから、
「クオータ制」を思い出しました。
昇進が決まった個々の力士について、どうこう言うつもりは全くありません。
昇進を決めたのは、力士自身ではなく「番付編成会議」ですから。
しかし、成績の優れない力士を十両に昇進させることが、果たして本人のため、
大相撲のためになるのか・・。
力士自身は、もちろん今後も稽古に励むでしょうけど(それは力士として当たり前のこと)、
本来の「十両」の質を維持できるのか・・。
クオータ制も、一方の性別の「枠」を設けて人選をするわけですね。
先日書いた、九州大入試「女性枠」などもそのような感じですが、
単に「性別」というキーだけで選んでも、何も有益性はないでしょう。
成績なら成績で選ぶ。実績や能力、適性で選ぶ。
その結果、一方の性別割合が多くなっても、それは構わないでしょう。
クオータ制は、ノルウェーで始まった取り組みだそうです。
ちなみに、「男性は、助産師にはなれません」という記事で書いた、
「性別に関係なく助産師資格を取得できる国」の1つが、このノルウェーです。
「クオータ制を!」、「ノルウェーにならって!」と、盛んに推奨する方は、
助産師を「女性のみの資格」としている日本の状況を、どのようにお考えなのでしょうか。
八百長問題で、関取が17人も減ったそうですが、この17人分をすべて埋めるのではなく、
今回、十両に昇進したのは13人。
中には、この5月場所(技量審査場所)で「負け越した」力士も昇進したとか・・。
普通は、場所での成績が良好な力士が昇進するのですよね?。
「負け越し」での昇進は、戦後初。極めて異例のことだそうです。
●「負け越しても関取昇進…戦後初の珍番付 (YOMIURI ONLINE(読売新聞))」
●「新十両力士一覧」(goo大相撲)
「無理やり昇進させた」ような感があって、「昇進枠」の割り当て、というイメージから、
「クオータ制」を思い出しました。
昇進が決まった個々の力士について、どうこう言うつもりは全くありません。
昇進を決めたのは、力士自身ではなく「番付編成会議」ですから。
しかし、成績の優れない力士を十両に昇進させることが、果たして本人のため、
大相撲のためになるのか・・。
力士自身は、もちろん今後も稽古に励むでしょうけど(それは力士として当たり前のこと)、
本来の「十両」の質を維持できるのか・・。
クオータ制も、一方の性別の「枠」を設けて人選をするわけですね。
先日書いた、九州大入試「女性枠」などもそのような感じですが、
単に「性別」というキーだけで選んでも、何も有益性はないでしょう。
成績なら成績で選ぶ。実績や能力、適性で選ぶ。
その結果、一方の性別割合が多くなっても、それは構わないでしょう。
クオータ制は、ノルウェーで始まった取り組みだそうです。
ちなみに、「男性は、助産師にはなれません」という記事で書いた、
「性別に関係なく助産師資格を取得できる国」の1つが、このノルウェーです。
「クオータ制を!」、「ノルウェーにならって!」と、盛んに推奨する方は、
助産師を「女性のみの資格」としている日本の状況を、どのようにお考えなのでしょうか。
これは、女性が差別されていて昇進できなかった、という場合と似ています。
ただし、現行憲法が制定されて以降、女性差別が(社会全体に)あったとは言えないでしょう。もちろん、個別の差別はあったでしょうが。
日の目を見る機会が与えられてもいいと思いますが、
負け越しでの昇進はどうか、と思いますね・・。
相撲の場合、十両と幕下では「天と地の差」があります。十両以上は「関取」と呼ばれ、給料や手当てなどで、大体、月100万以上、もらえます。一方、幕下は、給料はなく場所手当てだけです。
この「格差」のため、「(とくに)十両力士は、馴れ合いをしていたのではないか?」という疑惑が(以前から)あったわけですが、今回、それが表面化したわけです。
それは聞いたことがあります。
同じ力士の間であまりにも待遇の差が大きすぎるのも、問題あり、かもしれませんね。