saeのブログ

いろいろと書いていきます。

韓国での旅客船沈没事故

2014-04-20 | 世の中の出来事いろいろ
ここ数日、気になって仕方ありません。
まだ、修学旅行の高校生を含む二百数十名の乗客が救助されていません。

駆けつけたご家族の皆さんの心情は、察するに余りあります。

沈没までは2時間以上もあったのに、救命ボートはほとんど使われず。
乗客の避難誘導が不十分だったようです(というより、ほとんどなかったようです)。
最後の乗客が避難するまで船に残っていなけければならないはずの船長も、早々に救助されたとのこと。

そんな中で、若い女性乗員が高校生たちに救命胴衣の着用を指示し、
「お姉さんは着ないの?」と聞いた高校生に、
「乗員は一番最後。みんなを助けた後に、私も行く。」と話していたということです。
(この乗員は、遺体で発見。)

船長を始め、どの乗員も、このように本来の責任を全うしていれば、
相当数の乗客が救助されていたはずです。

船を改造していたとか、かなりの速度で航行中に大きく舵(かじ)を切ったとか、
積み荷の固定が不十分だったのではないか、という報道もありますので、
これはもう、人災ですね。
コメント
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