saeのブログ

いろいろと書いていきます。

牛角の食べ放題で「女性のみ半額」というのは、性差別です

2024-09-08 | 世の中の出来事いろいろ
牛角の食べ放題で「女性のみ半額」という性差別な企画に関して、かなり炎上しています。

●「牛角食べ放題「女性半額」…SNSでは賛否 担当者「注文4皿分少ないデータある」」(テレビ朝日)

6,900件を超えるコメントが入っていて、コメントには賛否それぞれがあります。

著名人なども意見を言っているようですが、「性差別ではない」と、この企画を擁護する考え方については、現代ビジネスのこちらの記事が一番的確な指摘をしています。

●「牛角が「女性半額セール」で大炎上…「男性差別じゃない」「非モテの僻み」と言い張る人たちの「お粗末すぎる擁護論」」(現代ビジネス)

男女を逆にして考えたらどうなるか、で一目瞭然ですが。
その「男女を逆にして考えてみる」という思考そのものを最初から否定している方は、
自身の中に「差別的な意識」「ジェンダーバイアス」を内在させているかもしれない、ということに気づいていないのでしょう。

そもそも現在では、性別を「男性」と「女性」のみに二分するだけでよいか(戸籍上は二分ですが)、という問題もあります。
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車椅子のお客さんは入れない?・・聴覚障害者が運営するカフェ

2024-08-02 | 世の中の出来事いろいろ
障害者差別解消法では今年4月からは飲食店を始め事業者にも、障害を持ったお客さんに“合理的な配慮を提供する義務”が課せられました(“努力義務”から“義務”に)。

「うちの店は車椅子では入れません。お断りです」と、最初から入店を拒んではいけない(“不当な差別的取扱い”)。
仮に古い建物でも、まずは障害者からの相談(“建設的対話”)には応じなければいけない。

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NHKでも紹介されたようですが、この春、ある県に聴覚障害の男性が1人で運営しているカフェがオープンしたそうです。

耳が聞こえる人も聞こえない人も居心地がよく、
自宅でも職場や学校でもない「サードプレイス(第三の居場所)」をつくりたい
店長は耳が聞こえませんのでよろしくお願いいたします
店のインスタより)

しかし、この店はバリアフリーではなく車椅子のお客さんが入れない

入口ドアは“開き戸”で、トイレも“開き戸”のようです。
車椅子ユーザーは一人で“開き戸”を開閉するのは困難。“引き戸(スライド式)”なら一人でも開閉できますが。
店に入るとすぐに段差があるので、車椅子では店内に入れない。

オープンに向けてこの春に改装工事をしたばかりとのことですが、それなら、改装のタイミングでドアや段差の問題に(費用はかかりますが)対応することはできたはずですが、やらなかったようです。
店長さん自ら、段差があるので気をつけてとわざわざインスタ動画で説明していますが、
それなら最初から段差を作らない(解消する)のが筋。

自分(聴覚障害者)のことは理解してほしい、配慮してほしい、自分たち(聴覚障害者)どうしや、健常者とも交流できる場所があるといい、という一方で、他の障害者(車椅子ユーザー)のことは置き去りです。

自分(たち)さえ良ければそれでいい、ということなのでしょう。

車椅子ユーザーが1人でこの店を訪れたら、どう対応するのでしょう?

事業者が障害者であるからといって、障害者差別解消法に基づくお客さんへの配慮義務が免除されるわけではありません。
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女性の敵は女性?・・“男児ヘイト”

2024-08-01 | 世の中の出来事いろいろ
“男児ヘイト”という言葉があるらしいです。

●「「女子トイレや婦人科に男の子を連れて来ないで」“男児ヘイト”に悩む男児ママたち」(女子SPA!)

Xで「『男性は入らないで』と書かれた女性専用の婦人科に男児ママが男児を連れ込んでいた」というポストから議論が起こった、とのこと。

「『男性の方は入らないでください』と書かれた女性専用の婦人科でも男児の連れ込みはある。そのクリニックにはもう行かない。男児ママってどこでも男児を連れ込む」という書き込みも。

このようなことを主張する女性は、自身は男児をもったことはないのでしょう。

他に男児の面倒をみてくれるような都合がつく家族がいればいいですが、
連れて来ないとどうにもならない(家に置いておけない)という方もいるでしょう。
“男児ヘイト”をする女性も、将来、子ども(男児)を持つ親になったりするかもしれないのに、です。

では、連れて来ないとしたら、どうすればいいのでしょうか?
他の手段がないから、男児を連れて行くのではないでしょうか?

女性の敵は女性、の一つの例かもしれません。
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2019年も、まもなく終わります

2019-12-31 | 世の中の出来事いろいろ
今年のブログ記事は、振り返ってみれば、たった1件でした。
相変わらず筆不精ですが、いろいろなニュースは、きちんとチェックしていきたいと思います。

皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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ホテルチェーン東横INNが、カード会員特典での性差別を見直し

2019-07-11 | 世の中の出来事いろいろ
今年5月末の発表でしたが、ホテルチェーン東横INNが、カード会員の特典の一部で性別による差があるものを、解消するそうです。

「「東横INNクラブレディースVISAカード」の特典見直しについて」(東横INN)

カード会員には3種類あるようですが、このうち、
女性しか入れない「東横INNクラブレディースVISAカード」の会員は、5泊でシングル無料宿泊券1枚プレゼント。
他のカード会員だと、10泊でシングル無料宿泊券1枚プレゼント。

しかし、2020年3月末を以て、このレディースVISAカードの「5泊で1枚」というのは廃止し、「10泊で1枚」に統一するそうです。

東横INNによると、

還元率の違いについて、男女で特典内容に差をつけることへの疑問のお声も各方面より多数いただくようになってまいりました。

そして、ラグビーワールドカップや東京五輪などを挙げ、

日本が海外からますます注目され、またより開かれた国になろうとしている今、東横インはあらゆるお客さまを公平、公正、平等におもてなしするという原点を見つめ直し

とあります。

企業の経営戦略と称して女性優遇を当たり前のように行う企業は、東横INNのような姿勢を見習った方がいいでしょう。
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