saeのブログ

いろいろと書いていきます。

国家公務員採用、3割女性に・・安倍首相

2014-07-13 | 世の中の出来事いろいろ
知らないうちに帰国していた安倍首相(笑)。

今日のニュースによりますと、
安倍首相は、今日13日に東京都内で開かれた国際女性ビジネス会議で、
「来年度に採用する国家公務員の3割を女性にする」
と話したそうです。

人事院の国家公務員採用試験の実施状況のページで、
例えば「総合職(大卒程度)」について、最近の最終合格者の男女比を見てみると、

平成26年度(「教養」区分除く)
男性1,061名 女性306名 計1,367名 (女性比率 約22.4%)

平成25年度
男性1,101名 女性273名 計1,374名 (女性比率 約19.9%)

平成24年度
男性824名 女性242名 計1,066名 (女性比率 約22.7%)

採用者に占める女性の割合は、だいたい2割というところでしょうか。

もし、安倍首相の言う通りにしたならば、来年は、無理矢理女性を多く採用し、
その分、男性受験者が性差別を受けることになります。

どうかしてますね。
開いた口がふさがりません。

「国策」として、どこまで性差別をするつもりなのでしょうか?。

大学入試で「合格者の3割は、必ず女性にする」などと言ったら、
受け入れられるでしょうか?。

公平・公正に試験を行うのが筋です。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて「男性」を特集した?~男女共同参画白書(平成26年度版)

2014-07-02 | 世の中の出来事いろいろ
日が経ってしまいましたが、6月17日に、平成26年度版の男女共同参画白書が公表されました。
今年は、例の「金目発言」や「都議会ヤジ問題」と時期が重なったせいか、
例年ほど報道されていません(ほとんど報道されていません)。

例年のトーンは、「女性をめぐる諸問題」「女性への支援」というような、
「女性に軸足を置いた内容」ばかりだったのですが、
今年の白書では、“驚いたことに”「特集」として、「変わりゆく男性の仕事と暮らし」という内容があります。
いえ、本来は、「男女共同参画」なのですから、文字通り、性別に関係なく誰もが
社会参画できる世の中をめざす・・ということでないと、いけないのですが。
国も、ようやく「目が覚めた」か、という感じです。

しかし、この「男性特集」の内容も、全体的には、「女性との比較」などとというトーンですね。
それでも、男性をめぐる情勢(特に就業)がいかに厳しくなっているか、がわかります。

この白書、言葉(用語)の言い回しや図表が、いつものことながら、
他の白書などと比べて、わかりにくいです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする