saeのブログ

いろいろと書いていきます。

「アイスバケツチャレンジ」のこと

2014-08-30 | 世の中の出来事いろいろ
「アイスバケツチャレンジ」というのが流行っていますね。

「ALSアイスバケツチャレンジ」(一般社団法人 日本ALS協会)
※ALS=筋萎縮性側索硬化症

詳しい「ルール(?)」はわかりませんが、指名された人は、ALS患者支援のために、
「氷水をかぶる」「寄付をする」(その両方でもよい)、とのことらしいです。
そして、また次の人を2,3名、指名するのだとか。
「チェーンメール」や「不幸の手紙」を想起させます・・。

8月に入って、日本でも「ブーム」のようになっている、この現象。
どうも違和感があるのです。

日本ALS協会のサイトでは、「強制ではありません」と言っていますが、
もともと、それが当たり前ではないでしょうか。
誰が、
「氷水」「寄付」の、どちらかはやりなさい」
と強制できるでしょうか?。

チャレンジや寄付は、その意思がある人が「自発的」に行うものです。
難病を抱えている患者の皆さんや、そのご家族の方々が、苦労されているのはわかりますが、
個人がどんな支援をするか(あるいは、しないか)は、個人の意思にゆだねられているものです。

著名人でも、「自分はやらない」と言っている人もいますが、
それでいいと思います。
「あの人もやった、この人もやった。だから、あなたもやらなければいけない」
「他の人たちは、やっているのに、あなたは、やらないの?」
という「空気」を作ってしまっているのが、一番問題。

ちなみに、今日の報道では、この1ヶ月で、約1億ドル(約104億円)が集まったそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする