saeのブログ

いろいろと書いていきます。

小田急線沿線火災の避難誘導を見て

2017-09-14 | 世の中の出来事いろいろ
9月10日(日)午後、渋谷区の小田急線沿線のボクシングジムから出火した火災。
小田急線の電車の屋根に燃え移り、乗客約300人が電車から避難しました。

●小田急線車両から炎…乗客緊急避難【映像】(日テレNEWS24)

映像では、電車の脇で避難誘導する男性が、警察官を含めて2,3人います。

そこで聞こえてくる呼びかけは、
「女性の方、向こうに階段あります。男性、こっちにお願いします。」
「(別の男性の声で)男性、こっちにお願いしま~す。」
「(元の男性の声で)参宮橋の駅まで行って下さい。」

呼びかけているのは、警察官ではない男性2人のようです。小田急の社員でしょうか?。

「こっち」とは、電車の通常の乗降口で、地面からは1.5mほどは高さがあるようです。
「向こうに階段がある」というのは、運転台側のようです。

さて、強制的ではないとは思いますが、なぜ、性別で避難口を振り分けようとするのでしょうか?。
男性の方が体力があるから?。女性はスカートをはいているから?。
(それぞれ、性別によって一律ではなく、個別に違います)

やむを得ず、「階段がある出口」と「通常の乗降口」に乗客を振り分けて脱出してもらうなら、
その振り分けの基準が「性別」であるのは、おかしいですね。

原則として「階段がある出口」に誘導するけれども、「通常の乗降口」から飛び降りても構わないとお客さん自身が考えている場合は、そのお客さんには飛び降りてもらう。
どちらから出るかの判断は、お客さんに任せる、ということでないと。

杖を持った年配男性が、両脇を支えられながら避難していく映像も、他局のニュースですが、ありました。
女性であっても、運動部の部活帰り、というようなケースもあったかもしれません。
性別だけで振り分けるのは、いかがなものでしょうか。
コメント
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