先日も似たような記事を書きましたが、今度は、東京の国際自動車が、
「ホスピタリティ・アテンダント」の募集を開始しています。
募集対象は「女性」のみです。
「ただの「女性ドライバー」ではなく・・」という説明なのですが、
詳しくは、同社ホームページをご覧下さい。
初代ホスピタリティアテンダントを募集します!(国際自動車・採用情報・2014年6月25日)
初代ホスピタリティアテンダント募集オーディション
プレスリリース(PDFファイル)(2014年6月24日)
「コミュニティタクシー」と名付けた「女性専用車両」を5台用意。
これは、普通の「メーター料金」によるタクシーではなく(例外あり)、
国の認可を受けたサポートタクシー(救援事業)として、
例えば、
「病院の送迎サポート」「子どもの送迎サポート」「買い物の同行・代行など」「高齢者の外出サポート」を行う、とか。
三鷹市、武蔵野市、杉並区限定です。
「貸し切りタクシー(+介添えあり)」のようなものでしょうか?。
6月24日にホームページを見たときは、
エントリーのページには「性別」の欄があった(男性、女性)のですが、
翌25日に見たら、性別欄は無くなりました。
なぜでしょう?。
「女性」に限定した募集は、男女雇用機会均等法に抵触しませんか?。
この会社には既に女性ドライバーもたくさんいますので(60名もいるそうです)、
「男女の偏り」が極端に大きいわけでもないでしょう。
PDFファイルでは、
航空会社の「キャビンアテンダント(CA)」などを引き合いに出して、
「女性ならではのホスピタリティが発揮できる最適の仕事です」と謳っていますが、
日本の航空会社でも、男性のCAは、ごくわずかですが、います。
「女性向き」あるいは「男性向き」というような文言で募集することも、均等法では「問題あり」、
とされていますよね?。
それと、給与体系なども、同社の他のタクシードライバーとは異なる、
「日勤が基本で、固定給」だそうです。
応募は「女性のみ」ですから、「性別ごとに異なる勤務条件(選択できない勤務条件)」ができることになり、
これも、均等法に抵触しませんか?。
料金は、病院への送迎サポートを例にとると、
「1時間4,650円、以降30分ごとに2,110円。予約料金410円」(他もだいたい同じ)。
でも、高齢者は、ただでさえ診察費などの医療費がかかると思うのですが、
1時間で4,650円は、病院の診察費より、高額になってしまうのではないか?、とも思うのですが・・。
女性客優先の、女性ドライバー配車サービスも、あわせて開始するそうです。
PDFファイルにある「◆企画が生まれた理由」の記述は、
女性従業員(ドライバー)や、女性客のことしか考えていない、
男性を置き去りにした内容です。
なんとかして、女性ドライバー(「ホスピタリティ・アテンダント」)を確保しようと躍起になっているようで、
そのためには、性差別をしてもいい、と考えているようです。
「ホスピタリティ・アテンダント」の募集を開始しています。
募集対象は「女性」のみです。
「ただの「女性ドライバー」ではなく・・」という説明なのですが、
詳しくは、同社ホームページをご覧下さい。
初代ホスピタリティアテンダントを募集します!(国際自動車・採用情報・2014年6月25日)
初代ホスピタリティアテンダント募集オーディション
プレスリリース(PDFファイル)(2014年6月24日)
「コミュニティタクシー」と名付けた「女性専用車両」を5台用意。
これは、普通の「メーター料金」によるタクシーではなく(例外あり)、
国の認可を受けたサポートタクシー(救援事業)として、
例えば、
「病院の送迎サポート」「子どもの送迎サポート」「買い物の同行・代行など」「高齢者の外出サポート」を行う、とか。
三鷹市、武蔵野市、杉並区限定です。
「貸し切りタクシー(+介添えあり)」のようなものでしょうか?。
6月24日にホームページを見たときは、
エントリーのページには「性別」の欄があった(男性、女性)のですが、
翌25日に見たら、性別欄は無くなりました。
なぜでしょう?。
「女性」に限定した募集は、男女雇用機会均等法に抵触しませんか?。
この会社には既に女性ドライバーもたくさんいますので(60名もいるそうです)、
「男女の偏り」が極端に大きいわけでもないでしょう。
PDFファイルでは、
航空会社の「キャビンアテンダント(CA)」などを引き合いに出して、
「女性ならではのホスピタリティが発揮できる最適の仕事です」と謳っていますが、
日本の航空会社でも、男性のCAは、ごくわずかですが、います。
「女性向き」あるいは「男性向き」というような文言で募集することも、均等法では「問題あり」、
とされていますよね?。
それと、給与体系なども、同社の他のタクシードライバーとは異なる、
「日勤が基本で、固定給」だそうです。
応募は「女性のみ」ですから、「性別ごとに異なる勤務条件(選択できない勤務条件)」ができることになり、
これも、均等法に抵触しませんか?。
料金は、病院への送迎サポートを例にとると、
「1時間4,650円、以降30分ごとに2,110円。予約料金410円」(他もだいたい同じ)。
でも、高齢者は、ただでさえ診察費などの医療費がかかると思うのですが、
1時間で4,650円は、病院の診察費より、高額になってしまうのではないか?、とも思うのですが・・。
女性客優先の、女性ドライバー配車サービスも、あわせて開始するそうです。
PDFファイルにある「◆企画が生まれた理由」の記述は、
女性従業員(ドライバー)や、女性客のことしか考えていない、
男性を置き去りにした内容です。
なんとかして、女性ドライバー(「ホスピタリティ・アテンダント」)を確保しようと躍起になっているようで、
そのためには、性差別をしてもいい、と考えているようです。