saeのブログ

いろいろと書いていきます。

形骸化している最高裁裁判官国民審査

2012-12-16 | 世の中の出来事いろいろ
衆院選の投票に行ったら、最高裁判所裁判官国民審査もあることに気づいた、
という方もおられるでしょう。

ジャーナリストの江川紹子さんが、こんな記事を書いています。

●「最高裁裁判官の国民審査をどうする?

かなり詳しく書かれていますので、ここでは繰り返しません。

国民審査の記入方法は、
信任の場合は、「空欄」のまま、
罷免したい場合は、その裁判官の欄に「×」を記入する、という方法ですね。
「×」以外の内容が書かれていると、その用紙は、丸ごと無効になります。
この記入方法は、「最高裁判所裁判官国民審査法」に定められています。

検察官や裁判官といった法曹関係者といえども、人間ですから誤りもあるでしょう。
「冤罪」もありますね。
裁判官全員が信頼できるとは限りません。

医療の現場で「医療過誤」があれば、医師は責任を取らなければなりません。
教育の現場で「教育過誤」があれば、教師は責任を取らなければなりません。
しかし、司法の場で、冤罪などのような「司法過誤」があっても、
裁判官は責任を取らない・・。


いっそのこと、「信任したい裁判官に○、それ以外は空欄」という形にして、
一定数の「○」を獲得できなかった裁判官は罷免される、というのは、いかがでしょうか?。
そうなれば、最高裁の裁判官も「本気」になるでしょう・・。
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2012衆院選、女性の立候補者は、全体の約15%

2012-12-16 | 世の中の出来事いろいろ
今回の衆院選では、小選挙区の候補者が1294人、
比例単独も合わせた候補者の総数は1504人。
このうち、女性は225人。
女性候補者が占める割合は、
225÷1504×100=14.96・・≒15(%)。

衆議院の定数は、小選挙区(定数300)と比例代表(定数180)を合わせて480人ですので、
単純に、全体の「当選率」(候補者の何%が当選するか)を計算しますと、
480÷1504×100=31.91・・≒32(%)。

女性候補者が、この平均当選率で当選すれば、衆議院での女性議員の割合は、約15%になりますね。

ちなみに、
最近の衆院選で、女性の当選率が最も高かったのは、前々回(平成17年)で、
当選率は、29.3%。
前回(平成21年)は、23.6%でした。


さて、前回(平成21年)の衆院選では、女性は、当選者の11.3%を占めていました。

内閣府は、「2020年までに30%」という目標を掲げていますが、
今回は、立候補段階でも、15%。
結果は、果たして・・。
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