10月7日にアトピーフォーラムin広島が行われました。
100名以上の方に参加いただき、盛況に終わりました。
なかなか広島では聞くことのできない貴重なお話ばかりでしたので、
何回かに分けてポイントをご紹介します。
今回は、小児の部で講演された 佐藤小児科 佐藤美津子先生のお話から。
「赤ちゃん・子どものアトピーを治すコツ」
☆アトピーは治るのか?
・アトピーを治す薬は無い
皮膚科学会アトピー性皮膚炎診察ガイドライン2016
「アトピー性皮膚炎は遺伝的要因も含んだ多病因性の病気であり、
現在、疾患そのものを完治させうる治療法はない」
☆保湿剤は何を使うんですか?
・治す保湿剤は無い
まず、石鹸の使用・お風呂を減らす
感染症が無ければ、お風呂は週1~2回
長湯はしない(1~2分)
☆赤ちゃん・子どものアトピーを治すコツ
・夜ほっとくこと
アメリカ式寝かせ方
乳児期から隣の部屋のベッドに一人で寝かせる
寝かしつけもしない
すると、3秒で、1分で寝るようになる
兄弟だけで子ども部屋に寝てもらうことも
連続で寝ることは皮膚の回復を推進
親子の睡眠が確保され、親に余裕ができる
昼間気持ちよく相手ができる
・自由に掻かせること
自由に掻かせると、本当に痒い時だけ掻く
案外掻かないと家族は言う
子どもの痒みの大半は、親にかまってほしいから
・目を見て相手をする
皮膚を見ずに、目を見ること
子どもは親がどこを見ているか知っている
目を見ると、子どもの良さが見えてくる
気にせずアトピーにとらわれない育児を楽しむこと
・食べること
食べることは非常に大切
皮膚ができるには栄養が必要
離乳食開始は、アトピー児には、6ヶ月では遅すぎる
栄養面:ミルクや母乳は水分量が多くたんぱく質が少ない
(皮膚を治すには不足)
アレルギー面:早期に食べると、アレルギー発症を抑える可能性
・鍛えること・運動
アトピーにとらわれない子育て →
普通の子育てが、アトピーの治療となる
自然に治る、その背中を押す
☆問題は低栄養状態・栄養失調
栄養状態が悪いと重篤な感染症にかかってもわからない
・重症アトピー児は、
皮膚からたんぱく質や脂肪を大量に失う
泣く・掻くとすぐ母乳・夜間の添い乳
母親が疲れて、母乳が出なくなる
離乳食を食べず、体重が横ばい・減る
体重が減ると、脱水のため、電解質バランスが崩れる
たんぱく不足でアルブミン血症になる
という事態になってしまう
こういう事態にならないように、栄養に注意する
☆食物アレルギー
①アトピーとは無関係
②血液検査で反応が出ても、実際食べて反応が出るかは別
③近畿大学付属病院小児科を、チャレンジテスト希望で受診する
患者の8割は反応が出ない
④経皮感作があっても、食べることができれば問題ない
<参考書籍>
「ステロイドにNo!を 赤ちゃん・子どものアトピー治療」
佐藤健二、佐藤美津子 著 子どもの未来社 1,500円
<参考ホームページ>
・佐藤小児科
http://www.myclinic.ne.jp/satoshouni/pc/free2.html
・阪南中央病院皮膚科 → 阪南脱ステ日記をぜひお読みください
http://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/shinryoka/hifuka/index.html
・きらきらぼし → 体験談が載っています
堺: https://ameblo.jp/waiwaito-ku/
京都:https://kirakira-kyoto.com/
・アトピーっ子育児の会
https://ameblo.jp/atoiku/
・GO!GO!あとぴっこ
https://www.facebook.com/gogo.atopikko/
・あとぴっこニコニコの会
https://ameblo.jp/snl1218/
100名以上の方に参加いただき、盛況に終わりました。
なかなか広島では聞くことのできない貴重なお話ばかりでしたので、
何回かに分けてポイントをご紹介します。
今回は、小児の部で講演された 佐藤小児科 佐藤美津子先生のお話から。
「赤ちゃん・子どものアトピーを治すコツ」
☆アトピーは治るのか?
・アトピーを治す薬は無い
皮膚科学会アトピー性皮膚炎診察ガイドライン2016
「アトピー性皮膚炎は遺伝的要因も含んだ多病因性の病気であり、
現在、疾患そのものを完治させうる治療法はない」
☆保湿剤は何を使うんですか?
・治す保湿剤は無い
まず、石鹸の使用・お風呂を減らす
感染症が無ければ、お風呂は週1~2回
長湯はしない(1~2分)
☆赤ちゃん・子どものアトピーを治すコツ
・夜ほっとくこと
アメリカ式寝かせ方
乳児期から隣の部屋のベッドに一人で寝かせる
寝かしつけもしない
すると、3秒で、1分で寝るようになる
兄弟だけで子ども部屋に寝てもらうことも
連続で寝ることは皮膚の回復を推進
親子の睡眠が確保され、親に余裕ができる
昼間気持ちよく相手ができる
・自由に掻かせること
自由に掻かせると、本当に痒い時だけ掻く
案外掻かないと家族は言う
子どもの痒みの大半は、親にかまってほしいから
・目を見て相手をする
皮膚を見ずに、目を見ること
子どもは親がどこを見ているか知っている
目を見ると、子どもの良さが見えてくる
気にせずアトピーにとらわれない育児を楽しむこと
・食べること
食べることは非常に大切
皮膚ができるには栄養が必要
離乳食開始は、アトピー児には、6ヶ月では遅すぎる
栄養面:ミルクや母乳は水分量が多くたんぱく質が少ない
(皮膚を治すには不足)
アレルギー面:早期に食べると、アレルギー発症を抑える可能性
・鍛えること・運動
アトピーにとらわれない子育て →
普通の子育てが、アトピーの治療となる
自然に治る、その背中を押す
☆問題は低栄養状態・栄養失調
栄養状態が悪いと重篤な感染症にかかってもわからない
・重症アトピー児は、
皮膚からたんぱく質や脂肪を大量に失う
泣く・掻くとすぐ母乳・夜間の添い乳
母親が疲れて、母乳が出なくなる
離乳食を食べず、体重が横ばい・減る
体重が減ると、脱水のため、電解質バランスが崩れる
たんぱく不足でアルブミン血症になる
という事態になってしまう
こういう事態にならないように、栄養に注意する
☆食物アレルギー
①アトピーとは無関係
②血液検査で反応が出ても、実際食べて反応が出るかは別
③近畿大学付属病院小児科を、チャレンジテスト希望で受診する
患者の8割は反応が出ない
④経皮感作があっても、食べることができれば問題ない
<参考書籍>
「ステロイドにNo!を 赤ちゃん・子どものアトピー治療」
佐藤健二、佐藤美津子 著 子どもの未来社 1,500円
<参考ホームページ>
・佐藤小児科
http://www.myclinic.ne.jp/satoshouni/pc/free2.html
・阪南中央病院皮膚科 → 阪南脱ステ日記をぜひお読みください
http://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/shinryoka/hifuka/index.html
・きらきらぼし → 体験談が載っています
堺: https://ameblo.jp/waiwaito-ku/
京都:https://kirakira-kyoto.com/
・アトピーっ子育児の会
https://ameblo.jp/atoiku/
・GO!GO!あとぴっこ
https://www.facebook.com/gogo.atopikko/
・あとぴっこニコニコの会
https://ameblo.jp/snl1218/
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