前田五月 Maeda Satsuki 〜幸工房〜

〜 水彩画・アクリル画・デジタル画・イラスト 〜
創作中の呟きや、展覧会などへの出展情報などを掲載しています。

東山魁夷の言葉の力 & お知らせ

2018年11月22日 | 創作日記

早いもので11月も後半です。
皆さまが住んでおられる辺りは、紅葉はいかがでしょうか

私は、花が満開の桜の木をアクリル絵の具で描いた後に、紅葉している桜の木を描いています。
満開の春を告げるように咲く桜は、半年後には、秋の到来を告げるように、早々と紅葉して葉を散らしていきます

でも実際に、色鮮やかに紅葉していく木々の中で、早々に葉を落としていく、桜の木の姿を見ていると、
気持ち的にも何か鎮まってしまって、なかなか、絵筆を取れないでいました。

その時に、先日の東山魁夷展の、音声ガイダンスで聞いた言葉が、改めて、心に響きました。
それは次のような言葉でした〜

心に響いた言葉を、メモしたものなので、実際のガイダンスとの微妙な違いはご了承ください


『私は、白い紙に向かい合う。
それは、紙ではなく鏡である。
その中には、私の心が写っている。
描くことは、心の映像を、定着させようとする作業である。

『、、道、、、
将来の道は分からない、それは、旅でもある。

私は、長い間、仕事をしてきた。
その根本は、自分の心が純粋であることが、大事だと思っている。

旅人は、常に、はっとしてとらえた方を信じて歩いている訳ですから、
いつでも、自分が初心を忘れずに、新しい感激を持って進むと、道は開けると思う。』



そうだな〜、、と、、
春の到来を飾った桜が、、
やり切った喜びとともに、秋の紅葉の到来を告げて散っていこうとする姿を描こうと思いました


桜は余りにも早く紅葉するので、みなさんが紅葉を楽しまれる季節には、もう散り切っていることが多いです。
それに、桜の葉は、モミジやカエデのような鮮やかな色でなく、深く染み入るような色合いをしています。

その色合いに、私は、心を揺さぶられるのです

私自身の、素直な感動感激を描いていけたら、初心を忘れずにいられるのでは〜と思いました。




お 知 ら せ

体操教室を主宰している友人のブログに、体操の絵を描かせて頂きました。
友人からの細かいリクエストに応えて、体操する時に大切な、身体の軸&安定は上手く描けたかなと思っています
ご興味のある方は、ぜひ、友人のブログを覗いて頂けたらと思います。











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コメント (2)
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