祈年祭〜令和四年の豊作の祈り

２月も今日で終わりとなります。
今年は２月に入っても寒い日が多かったですが、皆さま方には、お元気でお過ごしでしょうか

月日の過ぎるのが、ますます早くなったように感じますが一年の四季の巡りは変わりありません。
こんな時勢だからでしょうか、本当にありがたいことだと、しみじみ思います


身の回りに春が始まっていく２月は節分に立春にと、嬉しい行事も多いですが、
2月17日に多くの神社で行われる祈年祭という神事を、畑を始めたからか、最近ではとても大切に感じています。

春の初めに秋の豊作を祈って行われる祈年祭
そして、秋の豊作を感謝する新嘗祭
日本という国は、四季の恵の中にあるのだと改めて思います。


２月のお地蔵さまは、そんな祈年祭を描いてみました。

タイトル 令和四年 如月 祈念祭 春光をあびながら
（HP：幸工房 前田五月 “お地蔵さま”)


畑を始めてみると、雨や風や気温や・・・様々、予想できない自然の中で生きているのだと強く思い知らされます。
どんなに一生懸命に尽くしても、自然の前にはそんなもの一瞬で消えてしまいます。

でも、そんな自然と相対すると、自分のちっぽけさを痛感できて、清々しく心地よいです
謙虚になれますし、自分が出来ることを、ただ丁寧にやるだけだという気持ちにもなれます。

自然の力は大きく計り知れないですね！
その自然の中でしか生きていけない人間ですから、祈りや感謝へ心が向かうのは当然です。

祈年祭は、昔々は、生きている皆さんの心が添えられた、大きな神事であったのだろうと思います。
描かせて頂いたことで、自然界からの恵みを頂いている者としての、小さな仕事を果たせたような気持ちです


















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