お金がからむと

上司の実父が今日明日持つかという状態らしい。
今日頼まれたのは香典の勘定と管理。もうその話かい、と思ったけど、ま、いっか。

どうもお金がからむとすぐ経理、という図式があるみたいだ。

現場でも大金(３千万とか)の支払いが現金だと、私がいつも駆り出されていたなぁ。

確かに数えるのは早いし正確だけど、他にも誰かいるじゃん、と思っていたね。

まぁ数えるだけじゃないことも多いから仕方ないけどさ。請求書発行の仕方、領収証の振り分け、項目の変更など、相手からの要望もたくさんある。その場でできるできないを判断しなきゃならないこともあるわけだ。
でも、と思うのね。

違う人にやらせて、そういった場合、お客様からどういった要望があって、どんな対応をするべきかを体験させた方が良いと思っていた。

いつもいつも私だから、そんな思いもあったのですよ。

担当営業や支配人はそういったことを考えないものなんだ。
間違いなくて対応もできて、安心できる方が良いわけだよね。

本当はそれじゃイカンのだけど、気持ちはわからなくもない。

結果、私がご指名されるのだけど、ちっともうれしくない。

うれしいのは現金が会社に入ることくらい。
いい加減お金と経理の呪縛を解きたいもんだ。