肝炎Sabavian:風になる日記

《優 し く 吹 く 風 に な る》
やさしく吹く、そよ風のような人になるために・・

Judyの特別な日

2010年01月22日 | Weblog
一年前の1月21日、乳がんの友人がガン摘出手術を受けました。

ガン細胞が確認されたおっぱいと一緒に、それまでの生活、仕事、

生き方までも切り取られることになったのです。


いくら理解しようとしても受け付けることができない現実に、

どれだけ戸惑ったことでしょう。

でも、彼女は頑張りました。


きつい抗がん剤の副作用や、いつ言われてしまうかわからない転移の恐怖と闘い、

今、放射線治療が終わろうとしている。


彼女が放つパワーにどれだけ助けてもらっただろう。

彼女が抱く悲しみにどれだけ共感を覚えたことだろう。


まだまだ予断を許さないが、今のところ順調であることはうれしくもあり勇気づけられる。


私ができることは少ないし、できたことも少ない。応援するくらいが関の山だ。

しかし自分に失望しているわけではない。失望する必要がないのだ。


なぜならできることをしているから。応援だけでも良い。電話をかけるだけでも良い。

個々にできることをできる時にすること。これができていれば良いのだと思う。


知人が病気になると、自分には何もできないと嘆く人がいるが、

それは間違っているように思う。その人のために、立派に嘆くことができているじゃないか。


そのスタンスを維持することが本人にとって何よりの応援となることを私は知っている。


私は風呂場で彼女の苦しみを想像し、よく泣く。副作用の苦しみを思いよく泣く。

彼女が感じる死の恐怖を思いよく泣く。でも、何もできないと嘆き、泣くことはない。

そこだけは踏ん張る。踏ん張った分、彼女が元気になると信じている。

彼女は前をみて歩くと言っている。
静かに背中を見守りたい。

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3 コメント

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Unknown (Judy)
2010-01-22 13:37:37
ありがたい励まし、ありがとうございます。ホントに頭が下がります。わたしなんかより、S君も大変な中、頑張っているのに、スミマセン。S君の思いやりの心に深い感謝の気持ちです。
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すみませんはこちらの方 (sabavian)
2010-01-22 14:15:57
Judy、こんにちは。コメント有難うございます。

こちらの方がすみませんです。
余計なことまで書いてしまって・・・。
それを気にするJudyではないことを知ってはいますが、ちょっとルール違反でした。ごめんなさい。

治療、うまくいっているようでよかった。
この調子でいけばきっと大丈夫でしょう。

前を見て前に進む。
すごく難しいことだけどできると思います。
ただ、車でもそうであるように、バックミラーで後ろを確認することも大切です。
後悔と顧みることの意味は違いますからね。

私もJudyのように、前を向いて生きてゆきます。
Judyのおかげでそうできるのです。ありがとう。

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Unknown (Judy)
2010-01-23 13:36:46
全く気にしていないどころか、教えてくれてありがとう、という感じです!!完全に忘れていた。
1月21日の12時過ぎに、記念日で!?電話をしてくれた友人もいるんですよ~。
私は気遣いがいまいち抜けていて、ごめんなさい!
身体に気をつけてお過ごしください。
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