Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてやっと自由を手にしてから、海外を旅行し、合唱を歌い、オペラやコンサートに通っています。

ドゥオーモのミサに参列して、ブレア美術館

2019-04-01 01:38:47 | Milano 2019

今日は例によってバイキングの朝食をがっつり食べてしまって、太り気味を実感しつつホテルを出て。
日曜日なのでドゥオーモでの8時半のミサに参列。異教徒ですが、敬意と畏怖を持って信者の方々の列に加わえていただきました。神父様のお話は全く理解できませんが荘厳な雰囲気のなか様々な想いが去来。家族の幸福と健康を祈念。
午前中に三回のミサがあるのですが参列者が多くなかったのは意外でした。特に若い人たちが少ないのも。

外にでるとドゥオーモの前には、ミサには出ないのにかなりの人々が集結しているではありませんか。
なに? って思うと、軍隊の音楽隊の演奏を待っているのでした。
ミサの終了を待ってたかのように、行進しつつの演奏が始まるとひとはどんどん増えていきます。取りまく人々は観光客というよりはイタリアの皆さんが大半。目的も理由もわかりませんが、皆さんとともに見ることに。
途中からスコットランドの演奏者、もちろん軍人でしょうが、バグパイプを吹きながら参加。
だいぶ前に日比谷公園で聞いた自衛隊の吹奏楽団は軍人という感じがしませんでしたが、このイタリアの楽団員の方々はかなり軍人ぽかったのが違いといえば違いですか。

小一時間も経つと、もの珍しさもなくなってきたのでそこを離れ、ブレア美術館に向かって歩きました。
蚤の市、というか骨董市みたいなものが並ぶ一角があり。日曜日のミラノっていろんなことがあるんだなぁと思いながら30分も歩くと、ブレア絵画館に到着。美しい中庭にはナポレオン1世の銅像などが人々を迎えています。
イタリアで五指に入る美術館というだけあって見応えありました。ツアーなら素晴らしいガイドの方の解説が聞けるのですが、それがない反面、時間を気にせず観て回れるのも良し。
ガイドブックに記載のある必見ベスト10などを中心にチェックしたり。椅子に腰掛けてじっくり眺めたり。

2時間近くいましたかね。
そこを出て、モンテ・ナポレオーネ通りに。有名ブティクが軒をつらねる一大ファッションストリート、っということですが。
日曜日のこの時間、ということがあるのかもしれませんが閑古鳥が鳴いてました。
グッチもブルガリも中に見えるのは店員ばかり。中国人なんかのツアーだのみなんじゃないんかなぁ。

なんて思っていると通りは終わり、その先に行くと、モンテナポリとは見違えるようなたくさんの人々が溢れる賑やかな通りに。
エマヌエーレ2世という名のその通りの先にはもうドゥオーモの勇姿が見えています。ミラノ、広いようでそうでもないんだ、って実感。

路上パフォーマンスがやたら多いのは何故なんだろう。みんな人だかりして見てるよ。
でも、ウィーンに似てるなあ、って思った。さっきエマヌエーレ通りに入ってドゥオーモが見えた瞬間に。
シュテハン大聖堂を囲むように街が広がっていたウィーンとおんなじじゃないかって。ウイーンにはその先に国立歌劇場があり、ここにはスカラ座。それらを囲むように街が広がってる。

ずいぶん歩いていい時間になったのに腹は空かない。いろいろ食べるとこ調べてきたのに。
でも歩き疲れてきたのでホテルへ。
フロントでカルフールがあるよって教えてもらったので荷物を置いてからビールや水の買い出しに。
サンドウイッチもあったから、もうこれでいいやって。ホテルに戻ってビールとサンド。
好い気分でこれを書いてたらいつのまにか6時を回ってる。
そろそろスカラ座へ行く用意しなくっちゃ。















































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