Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてやっと自由を手にしてから、海外を旅行し、合唱を歌い、オペラやコンサートに通っています。

「リトル・マーメイド」ディズニーの音楽映画は最高のエンタメ

2023-06-16 19:15:00 | Cinema
「リトル・マーメイド」(2023米)は1989年製作ディズニーアニメを実写化したミュージカル映画。「シカゴ」のロブ・マーシャルが監督。ディズニーってホントすごい。実写というのが相応しいのか。アバターをみたときも思ったようなCGと実在の人物やものが融合したファンタスティックな映像。音楽、歌、踊り。ファンタジーでスペクタクルなシーンの連続。オペラもミュージカル(ステージ)も敵わない最高のエンタメ。 . . . 本文を読む

「AIR エア」はナイキとマイケルジョーダン家のサクセスストーリー

2023-04-14 18:39:00 | Cinema
「AIR エア」はナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」誕生のハナシ。販売したシューズから25パーセントのロイヤリティーを支払う前代未聞のビッグディールによりマイケル・ジョーダンとの契約を勝ちとったNIKEの、ジョーダン家のサクセスストーリー。ベン・アフレックが監督・助演で、マット・デイモンが主演だが、2人がともに制作陣に加わっている。「マットと僕は『AIR/エア』の公開にわくわ . . . 本文を読む

「生きる LIVING」は美しく心に沁みた

2023-03-31 20:58:00 | Cinema
「生きる LIVING」は黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクした作品。アカデミーで主演男優賞、脚色賞がノミネート。無為な日々を送っていた市役所の初老の管理職の男。末期癌で余命半年と宣告されたことにより、それまでの人生を振りかえり生きる意味を考え見つけるハナシ。モチーフは同じだが、黒澤明の「生きる」は戦後日本の貧しい世相、その中での市職 . . . 本文を読む

今日は名画なんて見たくなかったから「湯道」

2023-03-17 20:53:00 | Cinema
「湯道」は小山薫堂が自身の提唱する「湯道(ゆどう)」をもとに企画し脚本を書いた作品で面白くて面白くて声を出して笑っちゃったし、グッときてほろりともなった。こんなすごい顔ぶれだから面白くないわけがない。生田斗真、濱田岳、橋本環奈、戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明、小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝。今日は . . . 本文を読む

アカデミー賞2023授賞式おもしろかった。結果はエブエブが6冠

2023-03-14 08:40:00 | Cinema
昨日のアカデミー賞授賞式はなかなか面白かった。ウィル・スミスの平手打ちのようなハプニングはなかったけど笑。それどころか司会のジミー・キンメルはまた起こったら誰々がおれを守るはず云々と事件をイジって笑いをとっていた。さすが。作品賞は竹林さんゲキ推しの「エブエブ」。私の趣味では「エルヴィス」だったが、主要部門6冠だからまあわかる。私の推した「エルヴィス」「フェイブルマンズ」が何もとれなかったとはね . . . 本文を読む

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」奇想天外なトンデモ作品

2023-03-10 13:27:00 | Cinema
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」はゴールデングローブ主演女優賞、助演男優賞受賞。アカデミーは作品賞ほか10部門ノミネート。モチーフは仕事の苦労、頼りない夫や自由奔放な娘との葛藤を乗り越えていくというものだが、SF仕立てにカンフーアクション満載で奇想天外のトンデモ作品に。このモチーフをノーマルな手法で創ったらありきたり映画になったろう。撮影技術もすごくスピーディな展開で目が . . . 本文を読む

スピルバーグの自伝映画「フェイブルマンズ」で明るい気持ちになった

2023-03-03 18:01:00 | Cinema
スピルバーグが自ら撮った自伝映画「フェイブルマンズ」はゴールデングローブの作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞。アカデミーでも作品賞ほか7部門ノミネート。8ミリでの映画づくりに夢中になった少年スピルバーグが何度もの引っ越し、ユダヤ人差別、失恋、両親の離婚などさまざまな出来事を経て、大学を中退し映画界に入った初日、ジョンフォード監督に面会を許され希望に胸を膨らませるところまで。美しく甘酸っぱく少し . . . 本文を読む

デイミアン・チャゼル監督「バビロン」はラ・ラ・ランドのように楽しんだ

2023-03-01 19:07:00 | Cinema
「バビロン」はラ・ラ・ランドのデイミアン・チャゼル監督の新作でゴールデングローブで作曲賞受賞ほか作品賞、主演男優、主演女優、助演男優の4部門ノミネート。アカデミーは作曲、美術、衣装の3部門ノミネート。町山智浩氏は「エンドクレジットに名前が出る俳優だけで400人以上のメガトン級の超大作だ。しかも、すべてのシーンがミュージック・ビデオのように音楽とシンクロしている。この怪物のような作品」と評してい . . . 本文を読む

信友直子監督の「ぼけますから、よろしくお願いします。」に勇気もらった

2023-02-19 21:35:00 | Cinema
信友直子監督のドキュメンタリー「ぼけますから、よろしくお願いします。」第1作、第2作のことは何も知らなかった。わが故郷の呉市で暮らす90代の両親をひとり娘で東京在住の信友さんが数年に渡って撮り続けた作品。年齢は8歳下だがなにもかも私と似たような状況。こんなことがあるんだろうかと最初は思ったが、この高齢化社会ではどの家庭にも起こりうるハナシだ。このお母さんは認知症、脳梗塞を患った末に永眠された大 . . . 本文を読む

「レジェンド&バタフライ」はとにかく楽しめた

2023-02-03 18:31:00 | Cinema
「レジェンド&バタフライ」は東映70周年記念作品として総製作費20億円を投じ、木村拓哉は東映初出演なんだと。キムタクは好きでもないけど面白かったわ。濃姫の綾瀬はるかに一本背負いで投げ飛ばされちゃうような弱い信長なんてどうなの、みたいなことちょっと思ったけど、ああこれって小説織田信長なんやと思ったら楽しくなって。でも本能寺を必死に抜け出してはるかと2人で異国に向かうなんて、ラブファンタジーじゃな . . . 本文を読む