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阿比留 瑠比 実際には慰安婦の大半は日本人女性だった

2013年05月14日 08時25分43秒 | 色んな情報
阿比留 瑠比
 日本維新の会の橋下徹大阪市長の「慰安婦発言」が話題になっていますね。で、私がいつも思うのは、さまざまな立場の人の個々の発言はともかく、この慰安婦問題の議論ではいつも根本的に欠落している大事な部分があるということです。それは、
 慰安婦問題はいつも国際問題だとか外国との関係で語られるけれど、実際には慰安婦の大半は日本人女性だった、という基本です。
 近代史家の秦郁彦氏の調査によると、慰安婦全体の約3分の2は日本人女性でしたね。なのに、彼女たちは事実上、存在を無視されている。そのことが、問題の本質を大きく歪めている気がします。
 だいぶ前のことですが、慰安婦に「償い金」を支給する「アジア女性基金」の理事長だった村山富市元首相にインタビューした際のことです。慰安婦への謝罪や心配りの必要を滔々と述べる村山氏に対し、私が

...  「ところで村山さんは、日本人慰安婦のことはどう考えているのか」

 と聞くと、村山氏は全く想定していない質問だったようで

 「うっ……」

 と詰まって何も答えられませんでした。そして、付き添いの女性基金理事の某学者が、何の権利があってか「この質問はなかったことに」と言いだしました。私は、「ああやはり、村山氏の頭の中には、同胞たる日本人慰安婦のことは何もなかったのだな」と感じたのでした。
 この慰安婦の大半が日本人だったという当たり前の事実は、韓国も米国も国内左派識者も気づいていないか、見て見ぬ振りをしているように思えてなりません。だから議論が変な方向に向かうのだとも感じています。

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