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●ゆたんぽ

2012年12月25日 18時05分04秒 | 色んな情報
●ゆたんぽ
★ゆたんぽ 【湯湯婆】
〔「たんぽ」は唐音〕金属・ゴム・陶器製の容器の中に湯を入れ、その温度で寝床や足をあたためるもの。
[季]冬。《―の一温何にたとふべき/虚子》

★湯たんぽ (ゆたんぽ、湯湯婆、英: Hot Water Bottle)(Wikipedia)』
暖房器具の一つである。陶器・金属、あるいは樹脂製(ポリエチレン、プラスチック、天然ゴム、PVC)の容器であり、やかんなどで加熱した湯を注いで栓をし、就寝時に布団などへ入れて暖房とする。体や足を暖めるほか、椅子の背もたれや足先において、足や腰をあたためる事にも用いる。暖房器具としての使用中は、電気や火力が不要であり、火災の危険性が無く、室内の空気を汚したり乾燥させる事が無い上に、夜具の中などへの持ち運びが容易である
★歴史
中国では唐の時代に「湯婆」(tangpo)として存在していたとされる。「婆」とは「妻」の意味であり、妻の代わりに抱いて暖を取ることを意味している。「湯婆」のみで湯たんぽを表すが、そのままでは意味が通じないために日本に入ってから「湯」が付け加えられ「湯湯婆」となったとされている[1][2]。
 
日本では室町時代に使用されており、栃木県日光市の輪王寺に、徳川綱吉が使用したという犬型の湯たんぽが存在している[3]。古くは陶器製が主で、金属製のものが現れたのは大正期以降である。戦時中は金属が貴重となったため、陶器製のものが使われるようになった。現在ではプラスチック製やポリ塩化ビニル製のものが主流となっているが、金属やプラスチック製の湯たんぽと違い、陶器製の湯たんぽは保温性が良く遠赤効果があるとされている。
 
1990年代になってから、保温性の高い液体をプラスチックの容器内に密閉し、電子レンジで加熱することにより湯水の出し入れをしなくてもよいものが登場したが、加熱のし過ぎによって容器が破損し、内部の高温の液体が漏れ出して火傷を負う事故があったため、メーカーのADEKAが利用者に商品の回収を呼びかけている。
 
2007年(平成19年)からは原油価格の高騰によって省エネルギー性が注目され、商品数・売上が増加している。
 
2010年(平成22年)からはお湯が注ぎやすく、夏は氷を入れて使えるそそぎ口の広いものが増えている。また、停電の際の暖房としても注目され、デザインの工夫などにもよって新たに利用する人も増えている。
昭和時代前後は、就寝時に用いた湯たんぽのお湯を翌朝の洗顔に利用していた家庭もあった。
・事故
適温は摂氏40度から50度とされているが、その程度の温度でも体の同じ場所に長時間触れていると「低温火傷」を負うことがある。低温火傷は、皮膚の深部にまで及ぶ事があり、治療にある程度の日数がかかったり、永遠に残る痕ともなる。
温度調節機能が無いので使用時に布類のカバーがはずれて火傷を負う事がある。
栓がしっかり閉じていない場合、使用中に中のお湯が漏れ出して火傷を負うことがある。
ラテックス(天然ゴム)によるラテックスアレルギーなどアレルギーを起こす場合がある(そのため、ポリ塩化ビニルも使われる)
・脚注
・参考
仙台市歴史民俗資料館や東京都府中市郷土の森博物館などには、古い陶器製の湯たんぽが展示されている
・関連項目
 あんか
・あんか【行火】http://p.tl/GKNb
〔「あん」は唐音〕炭火を入れて手足を温めるために用いる暖房器具。普通、丸みを帯びた箱形の土器で、床(とこ)の中に入れたり、置きごたつとして用いる。[季]冬。
 水枕
・みずまくら【水枕】http://p.tl/6SiZ
中に水や氷を入れて頭を冷やすのに用いる、ゴム製の枕。

★日本の暖房の歴史-あんか・湯たんぽ 
★1 日本の暖房のはじまり 2 代表的な暖房機の変遷(Adobe PDF)http://p.tl/T5vf
★コラム「日本の家はずっと無暖房住宅でした」 http://p.tl/hW6w

★平成の時代に人気再燃の「湯たんぽ」 [日本文化論] http://p.tl/moY4
★湯たんぽ礼讃 (前) - 陽出る処の書紀  http://p.tl/vwXO

★湯たんぽ・湯湯婆(ゆたんぽ)の意味・語源・由来を解説
【意味】 湯たんぽとは、暖房用具のひとつ。中に湯を入れ、寝床や足・腰などを暖める金属・ゴム・陶器製の容器。
【湯たんぽの語源・由来】
湯たんぽの「たんぽ」は、「湯婆」の唐音読み。
中国では唐の時代から湯たんぽの存在が見られ、「湯婆子(tangpozi)」「湯婆(tangpo)」と呼ばれた。
「婆」は「妻」や「母親」の意味で、妻や母親の温かい体温を感じながら寝るように、お湯を入れた容器を代わりに抱いて寝ることから付いた呼称である。
「たんぽ」のみで「湯たんぽ」と同じ意味であったが、日本では「たんぽ」のみでは意味が通じず、温める容器のことと解釈したことから、日本に伝わった際に「湯」が付け加えられた。
日本へ湯たんぽが伝わったのは、室町時代頃とされる。
「たんぽ」の語源には叩いた時の音からといった説もあるが、日本語という仮定で考えられた説らしく、音は関係ないと思われる。

★コンロ・焜炉(こんろ)の意味・語源・由来を解説
【意味】 コンロとは、金属製や土製の持ち運び可能な小型の炉。特に、七輪。今日では据付型の燃焼・加熱器具も含む。木炭・ガス・電気・石油などを熱源とする。
【コンロの語源・由来】
コンロは、漢語「火炉」の宋音「コロ」の音便と考えられている。
「コロ」が音便化されて「コンロ」となり、光が丸い輪となってほんのりと輝く意味の「焜」の字が当てられ、「焜炉」となった。

★コタツ・炬燵・火燵(こたつ)の意味・語源・由来を解説
【意味】 こたつとは、日本独特の暖房具。炭火や電気の熱源をやぐらで覆い、布団をかけて暖をとる。
【こたつの語源・由来】
こたつの漢字は「炬燵」や「火燵」のほか、古くは「火榻」」と書かれたが、いずれも中国にはない表記である。
こたつは室町時代に禅宗から広まったもので、漢字の「炬燵」や「火榻」は、禅僧の発案と考えられている。
こたつの語源は、「火榻子(くゎたふし)」の唐音に由来する説が有力とされる。
「火榻子」は、こたつやぐらの形が牛車の乗り降りに利用する踏み台「榻(しじ)」に似ているためと考えられ、「子」は「椅子」と同様に道具や物につけられる接尾語である。
こたつの語源には、「踏立(けたつ)」や「脚立(きゃたつ)」から分化したとする説もあるが、炉の前で暖をとったことから、また炉を腰掛として使っていたという想像を付け加えてようやく成立する説のため、音の面では解かりやすいが有力とされていない。

★七輪・七厘(しちりん)の意味・語源・由来を解説
【意味】 七輪とは、煮炊きなどに用いる土製のコンロ。
【七輪の語源・由来】
七輪は小型かつ燃焼効率が良く、少量の炭で足りることから、ものを煮るのに炭の価が7厘程度で間に合うという意味で、「七厘」と呼ばれるようになり、円形のものが多かったことから「七輪」と当てられたとする説が有力である。
現在の七輪と同様のものが江戸時代から作られており、通貨の「厘」は明治時代に入って使われているため疑問も残るが、江戸以前は別の呼称で呼ばれていたとすれば十分に考えられる。
他の説では、底にある空気穴が7つあることから「七輪」と呼ぶようになったとする説と、七厘ほどの重さの炭で足りることからといった説があり、空気穴の説は、穴が7つとは限らないことや「穴」を「輪」と捉えている点から考え難い。
重さの説は、通貨の説の問題点を解決しているように思えるが、七厘(0.2625g)の炭では少な過ぎるため、この説も考え難い。

★イス・椅子(いす)の意味・語源・由来を解説
【意味】 いすとは、腰をかけて座るための道具。腰掛け。官職・役職などの地位。ポスト。
【いすの語源・由来】
いすは「倚子」と漢字表記し、「いし(「し」は漢音)」と呼ばれていた。
「倚」の漢字は「よりかかる」という意味があり、「子」は「帽子」や「冊子」などと同じく、物の名に添えられる接尾語である。
禅宗の伝来以後、「倚子」は「椅子」と表記されるようになり、「子」を唐音読みして「いす」と呼ばれるようになった。
「椅」の漢字は「よりかかる木」という意味で、「倚」と「椅」の意味に大差はない。
禅宗の渡来以前は、宮中の高官だけが使用するものであったが、渡来後は、禅僧が説教する際に用いる腰掛けを指すようになった。
近世以降は、いすが西洋の習慣と考えられ、多くは西洋風の建物で用いられた。
一般家庭に洋間が取り入れられるようになってからは、多くの場所でいすが用いられるようになった。
「いし」と呼ばれていた時代から、西洋文化が入るまでの長い間、いすは特別な人が使用するものとされていたため、「社長の椅子」や「大臣の椅子」など、「いす」が特別な地位を表す言葉として用いられるのも、その名残と考えられている。

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