縄文人の反乱 日本を大事に

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『月見櫓』

2013年11月30日 21時09分30秒 | 色んな情報

『月見櫓』
  「韓国が如何にして成立したかを、韓国人は知らない」
     京免 史朗          2013/11/30(土) 19:00:00
韓国ウォッチャーの間では既に常識レベルの話ですが、韓国は自力で独立を勝ち取ったことがありません。韓国の反日は、そのためだとも言われます。日本に統治された韓国が、その屈辱を跳ね返すために正々堂々日本に宣戦して勝利し、自力で独立を獲得していれば、今日の韓国の反日はなかっただろうという説です。この説は、比較的韓国に好意的な知韓派が唱えることが多いように思います。

ただし、この説には多くの矛盾と言うか、無理が含まれています。まずそもそも、当時の韓国人(厳密には朝鮮人)に、日本と武力対決する意志はなかったということがあげられます。

もちろん「全ての韓国人がそうではありません」w いつの時代もどこの国にも、反体制派や天邪鬼は存在します。ですが、「一部を見て全体を判断しないでください」w 

日韓併合当時の朝鮮人が、総じて日本の統治を受け入れ、しかも概ね満足していたことは、歴史の事実として残っているのです。

「日本に統治された韓国人が、その屈辱を跳ね返すため、日本に正々堂々宣戦し、しかも勝つ」という物語が成立するためには、韓国人(当時は朝鮮人)が日本に統治された屈辱を跳ね返したいと思っていなければなりません。

当時の朝鮮人が、日本に統治されたことを屈辱と感じていなかったかどうかについては、いささか微妙な話になります。何故なら、以前も述べた通り、韓国人は上位者に支配されることを望みつつ、同時に上位者に支配されることを恨むからです。

ですから、日本の統治を当時の朝鮮人が屈辱と感じていた可能性がゼロだったとは、さすがに私も言い切れません。しかしだからと言ってその屈辱を雪ぐために自ら立ち上がり、日本と戦おうなどということは、ほとんどの朝鮮人が、妄想としてならともかく、現実としては考えませんでした。

一部の不逞の輩や反体制派、テロリストが反日活動(韓国人が言うところの抗日活動)をしていたことは事実のようですが、そういう連中はどんな国、どんな社会にも一定数存在します。そもそも現在の韓国人が言うところの「日帝強占期における抗日活動」とは、当時の朝鮮情勢を鑑みれば、「抗日」を看板にしただけの、単なる反社会行動であったと言うことも十分に出来ます。

終戦後、韓国人はそういう一部の不逞の輩や反体制派、テロリストを抗日家と称え、それが朝鮮の正義であったかのごとくに主張し、またそのように教育しています。その主張や教育におもねったのが、前述した「日本に統治された韓国が、その屈辱を跳ね返すために正々堂々日本に宣戦して勝つ」という説です。

しかもこの説では、「韓国が勝つこと」までが条件になっております。

勝負は時の運もありますから、日本と韓国がもし戦えば、必ず日本が勝つとまでは言いません。また日本には徴兵制がありませんが、韓国には徴兵制があり、韓国人の成人男子は概ね軍隊経験があるので、兵力としては韓国人の方が強いだろうという御託はしばしば耳にします。更に体格的にも日本人より朝鮮人の方が大きいと言われており、故に日本兵よりも韓国兵の方が強い(はずだ)という主張もよく聞きます。

しかし歴史を振り返れば、日本人は案外戦闘能力の高い民族です。また軍隊というのはチームワークが重要だと聞きます。個人の能力がどれほど高くても、チームワークが出来なければ、軍隊としての戦闘能力は下がるでしょう。

日本人と韓国人の、帰属する集団に対する忠誠心の高さを比べれば、圧倒的に日本人の方が高くなります。と言うか、韓国人の「帰属する集団」に対する忠誠心の低さが酷すぎると言うべきかもしれません。

そういう両国の民族性を鑑みれば、私個人としては、日本と韓国が戦争になった場合、必ず間違いなく韓国が勝つとは全く思えません。非現実的にならない程度に韓国に有利に考えたとしても、日本と韓国が戦えば、どちらが勝つかはやってみなければわからないというのが、誠実な(私的にはかなり韓国に偏った)考察でしょう。

その考察をすっ飛ばして、いきなり韓国が勝つことを前提とした反日解消策など、荒唐無稽にもほどがあるというものです。

更に言えば、仮に日韓戦争で韓国が勝ったとしても、その後はどうするのでしょうか。

韓国は、単に自力で戦って独立を勝ち取れなかっただけではありません。独立後の韓国の国家運営には、関係諸国の支援と尽力が極めて大きかったという事実があります。それは韓国が、自力で戦争も出来ないほどの弱小国でありながら、地政学的に微妙な位置にあるために、関係諸国が庇護せざるを得ないという事情があったためです。

日本と韓国が戦って韓国が勝った場合の仮想歴史を考えた場合、当然ですが日本が韓国を支援するという歴史はなくなるでしょう。つまり日韓戦争で韓国が勝った場合、戦後の韓国は日本の支援無しで国家運営を行なわなければなりません。

韓国が戦勝国として、日本から莫大な賠償金を獲得したとしても、それを元手に韓国が独力で経済発展することが出来るとは全く思えません。何故なら現実の歴史においても、日本から莫大な経済協力金を韓国は得ているのです。その上で更に日本からの技術支援等があり、また日本からの文化や技術の剽窃等があって初めて、今日の韓国があるのです。逆に言えば、それがなければ今日の韓国はありません。

日本は幾度となく韓国のことを「重要な隣国」と持ち上げていますが、実際には日本にとって韓国は、全く重要な隣国ではありません。それどころか、明日突然無くなってもそれほど大きな影響があるとは思えないほど、日本にとって薄くて軽くて上っ面な存在です。それは昨今の日韓関係の冷え込みが如実に証明しています。

逆に韓国にとっての日本は、最重要にして必要不可欠の隣国です。これもまた、昨今の日韓関係の冷え込みによって、如実に証明されています。

つまり韓国は、単に自力で独立を勝ち取れなかっただけではなく、自力で国家を発展させることが出来なかった国なのです。わけても日本の存在が、現在の韓国の成立に大きく寄与していることは論を俟たないでしょう。そういう事実を冷静に直視することが出来なければ、韓国が如何にして成立したのかを理解することは出来ません。

韓国人が、韓国は如何にして成立したかということから目を逸らし、あるいは全く教わることなく、安易な反日とあり得ない妄想によって得られる仮想の快楽に逃げ込んでいる間は、韓国は永遠にどこかの国の支援を必要とする半人前国であり続けることになるでしょう。
 


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