とりあえず死ぬまでは生きてみる。

忌野清志郎が「幸せになりたいけどがんばりたくなぁ~い」と唄っているのを聴いて妙に共感した、猫と朝寝が大好きな人の日記。

初体験

2007-03-27 00:30:56 | ねこの日常
 初めて結婚式というものに行ってきました。といっても、私の場合は遠方から参加ということもあって披露宴の2次会だけですけれども。ちなみに、私は新郎の関係者。式、披露宴から来ている人が多くて、そういった方々は少々疲れ気味のように見えたり見えなかったり。ともあれ、楽しい雰囲気でお祝いできてよかったと思います。それにしても女性陣は皆様きれいな格好で来ておられて圧倒されました。男性陣は私も含めて皆様仕事着に使うような普通のスーツで来ておられて結構気楽なもんでした。

 2次会後は、以前の耐震偽装のニュースとか完全無視でAPA系列のホテルに宿泊。こちらも初体験。シングル5500円(うち500円はチェックイン時にクオカードでもらえる)と安かったので期待はしていなかったのですが、きれいな上に設備が良くて感動的でした。宣伝ではありませんよ。11時チェックアウトなのもありがたいところでした。おかげで10時半まで熟睡していました(やばい、やばすぎる)。派手なおばちゃんもなかなかやりますねえ。でも、従業員の人にもできるだけ還元してあげてくださいね。

黒い結束

2007-03-24 13:57:21 | ねこの主張
 最近、抽象的なテーマについて大所高所からの議論をすることにはあまり気が向かないのですが、なにしろ気まぐれ人間ですから。

 人と人の結びつきっていうのは、友人関係、恋愛関係、師弟関係等々いろいろあるわけですが、そういった関係を成り立たせている根本的なものってなんだろう、と以前考えたことがありました。

 健全な人ならまず、同じ目標を共有するとか、同じものが好きとか、そういった類のものなのではないか、と思いそうです。私自身も6割方健全な人間なので、そういったものも確かに人間関係の基礎にあると感じています。ただ、そういうのっていかにも理想形だなあというか、イデアの世界でものを語っているなあというか、つまるところ何か現実的にしっくりこないなあ、という感触が拭えませんでした。

 人間関係を成り立たせるものというのは、上で挙げたようなポジティブなものよりも、もっとネガティブなもの、要するに、憎しみとかコンプレックスを共有するというようなどろどろしたものが大きな割合を占めているのではないか、と思います。卑近な例としては、居酒屋でおじさま達がホリエモンを貶して溜飲を下げあっているようなシーンがあります。いってみれば「共犯関係」です。

 そういったネガティブな結束が大きくなって共通の敵(仮想敵であることもありうる)を現実に叩き始めると、叩かれる方としては迷惑千万なのですが、現実の攻撃に及ばない限り、そういう「黒い結束」って結構甘美で人間的な感じがします。

 私自身も、かつてそういった人間関係(ネガティブな面だけで結びついた人間関係)を有していました。2人ともネガティブなものの核心については口に出さないけれど、お互いわかっている、という状態。ただ、「かつて」と書いたように、今はその関係は崩れてしまいました。強固な結束と甘美さの引き換えに、脆さも持ち合わせた関係なのかもしれません。

新記録達成

2007-03-23 19:21:05 | ねこの日常
 1ヶ月に2回も風邪をひくという偉業を成し遂げてしまった。ここしばらく風邪ひいたことなかったのに…。バカは風邪ひかないといいますが…。よーしパパ脱バカ宣言しちゃうぞー(古い)。

 ……等と暢気なことをいっている場合ではなく、一人暮らしを、しかも東京という場で再開するにあたって、健康管理はちゃんとできるようにしておかないといけない、とちょっと思った。

疲労により折れる

2007-03-20 23:20:06 | ねこの日常
 ノートパソコン故障中。故障といっても、画面とキーボードをつなぐ部分が、長年の開け閉めによる疲労により折れてしまったという外傷的なものなのだけれど。修理に出したら、20日程度かかるとの事。もうすぐ東京に行くのに、間に合わない。この書き込みは、非常勤の代替機から。

 結局、データのセーブはとらずに修理に出してしまった。間違ってハードディスクの内容が消去されないように祈るのみ。まあ、さすがに大丈夫だとは思うけれど。

 この前、ロースクール時代同じクラスだった方が慰問に来てくださった。彼は今修習中。司法試験に合格しても就職がなかなか決まらない人が多いらしい(彼はとりあえず大丈夫そう)。難儀な世の中。とんかつを一緒に食べたりした後まったりお茶を飲んだりして過ごした。

 そういえば、もうすぐいちご大福シーズンが終わってしまう。寂しい。

塾で勉強するということ

2007-03-06 17:56:08 | ねこの主張
 8ヶ月に亘った塾講師のバイトが終わりました。相手は中学生、でもかつての私と違って(?)なかなか素直な子ばかりで、幸運にも楽をさせてもらったなあと痛感しています。その塾を主宰しているおばさんも心の広い方で、塾講師初体験で未熟者な私に対しきつく文句を言うこともなく、のびのびと働かせてもらえました。

 お給料をもらうからにはしっかりやらないと、と思って事前の準備を万端にして教えてきたつもりなのですが、そうはいっても、以前家庭教師をちょっとやっただけの青二才には、「目からウロコ」みたいな授業をすることは無理でした。私が小中学校で教わった先生の教え方と比べてみて、その方たちより上手だとは言えそうもありません。

 今「目からウロコ」という言葉を使いましたが、かつて一度だけそのような授業を受けたことがあります。高校2年から3年にかけて、駿台で英語を勉強していたことがあり、そこの竹岡広信先生という方の授業がまさにそうでした。最近その先生は、「ドラゴン桜」の英語教師のモデルとして、時折テレビにも登場しています。1つの単語を教えるにしても語幹や接頭辞からネイティブが抱くイメージをそのまま生徒に伝えようとする姿勢は、当時の業界(?)では極めて稀な存在だったように思います。

 駿台の特定の講座を受講するには、半期ごと、あるいは夏期講習、冬期講習といった一定のタームごとにまとめてお金を支払うことが必要でした(たぶん今もそうでしょう)。ある時、1日あたりの受講料はいくらくらいだろう、と考えたことがあって、計算してみたら、だいたい3000円でした。その後、学部時代に法律関係の予備校に行っていた時も、1日あたりの受講料を計算すると、およそ3000円でした。

 3000円、という金額を高いと思うか、安いと思うかは、年齢や経済状態によって違ってくるのだとは思いますが、高校生だった私は、「この先生の講義ならば高くはない」と思いました。一方、大学生の頃に通った法律関係の予備校の方については「3000円はちょっと高いかも…」と思いました。

 教わる時間量を含めて考えると、塾なり予備校に払う額というのは、高校、大学に払う額と比べてかなり高額です。となると、塾や予備校では、高校や大学での教育と同レベルのものではいけないはずです。「目からウロコ」の講義をして当たり前、といっては言いすぎでしょうか。高校や大学が知識の伝授のみならず様々なものを生徒・学生に与えてくれることも考え合わせると、単純な比較はすべきでないのかもしれませんが、少なくとも、教育内容に関して塾や予備校がより高品質なものを提供することを求められるのは明らかなはずです。

 話を元に戻して……。今までの8ヶ月を振り返ってみて、一生懸命準備をして、一生懸命教えてきたけれど、果たして生徒が通う中学校の先生よりもわかりやすい指導ができていたかを考えると、正直自信がありません。まして、「目からウロコ」みたいな感動的な解説をした記憶なんてありません。バイトで教えている塾講師、家庭教師を十把一絡げにしてはいけないのかもしれませんが、私のような思いを抱いている人は多いのではないでしょうか。

 以上を乱暴に要約すると、「わざわざ高いお金を払って行くんだから、塾や予備校は素晴らしい授業を提供すべきだ。しかし『目からウロコ』の授業ができる塾や予備校は多くない。それゆえ、塾や予備校は割高だ。」ということです。

 まあ、少々自己弁護をしておくと、子どもを塾に行かせる親というのは「うちの子は家に居ても全然勉強しない。塾に行っていれば少なくともその時間はちゃんと勉強する。」という期待を持っていたりします。この期待に関してはほぼ100%応えることができたように思います(当たり前か)。

 ところで、先程3000円という額を出しましたが、これは、大学入試の参考書であれば2~3冊、一般的な法律書であれば1冊が買える金額です。塾で教えていた立場の人間が言うと怒られそうですが、少なくとも、自分でどんどん勉強を進めていける子であればわざわざ塾に行く必要はないんじゃないか、というのが正直なところです。

猫さんについての考察

2007-03-05 01:55:09 | ねこころころ
猫さんについてこれまでに気付いたこと。サンプルはうーちゃんのみ。

★あまりこっちに慣れていない野良猫でも、食事中は触ってもそれほど気にしないことが多い。もう、食事に夢中。聞いた話によると、犬は食事中にちゃちゃ入れると怒るらしい。

☆触りやすい場所……首筋>背中>頭>>前足>>しっぽ>>後足>おなか

★またたびをやると泥酔するというのは本当。粉状のものでも実を乾燥させたままのものでも。でも、酔いはそれほど長く続かない。食べ終わったら1分ももたないかも。酔いがさめると何事もなかったかのようにそそくさと行ってしまったりする。

☆冬は空気が乾燥しているからか、にくきうもかさかさしている。

★一般的に、気分がいいとゴロゴロ喉を鳴らすと言われているが、ゴロゴロというより、痰がつまってるの?というような音。

☆以前、家の中で何度か家具におしっこをかけたことがあった。ある時、おしっこをかけたことを発見すると、急いでうーちゃんの首根っこをつかんで連れ戻し、鼻をおしっこに近づけて、「こら!」と大声で言ってやった。そのせいかどうかわからないが、以降粗相をしなくなった。

★鳴き声は、「にゃー」と表記するより「なー」と表記する方が近い気がする。

美輪さん

2007-03-01 22:50:54 | ねこの日常
 昨日の夜、たまたま母親が「オーラの泉」を観ていたところに私が近づくと、美輪さんの声が聞こえてきた。私は美輪さんと一緒にいる和服のおっさんが嫌いなのでその番組は観ないことにしているのだけれど、自然に耳に入ってくるものは仕方がない。

 美輪さん曰く、幼い頃に身についたことと折り合いをつけていくのが人生だ、と。言い回しは全く違ったような気もするけれど、大意はこのようなものだった。

 ああ、全くもってその通りだなあ、と思った。私は彼のことをよく知らないので断定はできないが、彼は背負った「自分」を貫くことで折り合いをつけようとしたのだろう。どちらかというと私は「自分」を殺して折り合いをつけた方なような気がする。まあ美輪さん程の個性あふれる「自分」ではなかったけれど。

 せっかくだからもう少し美輪さんの話を聞こうかと思っていたら、件の和服が映ったので観るのをやめた。