1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

第2章 OSHMSとは何か その5

2018-07-17 13:02:07 | 日記
第2章 

まとめ

1 OSHMSが効果的な仕組みとして機能するためには、職長が率先垂範して取り組み、作業者を含め職場全体をまとめていくことが期待されている。
2 リスクアセスメントにより、職場の問題点およびその対策の決定がなされるだけに、職長は、その手法について理解を深めるとともに参画が必要となる。
3 各課の安全衛生計画に参画するとともに、その計画について十分理解を深め、部下に十分説明・指導し、現場の実行計画を作成・推進することが要求される。

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第2章 OSHMSとは何か その4

2018-07-17 09:55:38 | 日記
第2章 

2. 職長に要請される今後の技術的課題

OSHMSの推進に当たって、今後、職長に要求される技術的課題について整理をすると次のとおりである。


(2)職場の安全衛生実行計画の作成・推進に関すること

職場の安全衛生実行計画(現場の実行計画)の作成に参画し実施することは、職長の責務である。
この計画を確実に実施するためには、職長自身が十分に実行計画への理解を深め、部下に対して十分な説明と指導を行う事が重要かつ必要である。
以上のような点を踏まえて見ると、次の点が職長の今後の課題となる。

【職長の3つの課題】

1 各課(所属)の安全衛生計画策定への参画

 各課の安全衛生計画における実施事項の優先順位の決定は、現場を一番知り得る立場にいる職長の参画なしに行われるのは困難であることから、
各課の安全衛生計画の策定に際しても職長の参画が望まれる。

2 安全衛生計画に基づく現場の実行計画の作成

 今後、安全衛生計画に関して、職場ごとにそれぞれ現場の実行計画を作成し、実施することが要請される時代にあることを認識しておかなければならない。

【例】・たとえば、部下が10人いて一人当たり3件の安全衛生上の問題となる作業があれば、たちどころに30件の問題作業が想定される。
   ・これら多数の問題に優先度をつけて解決するための現場の実行計画が必要となる。

3 部下に対する指導・教育の実施と現場の実行計画の確実な実施

 職長は部下に対して、安全衛生計画さらに現場の実行計画における目標、実施項目、手段、役割分担等について十分説明し、教育・指導を行うことが必要である。
特に、役割分担の決定では、部下の特性と役割を考えて、全員参加のもとで実行できるように努めなければならない。
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