1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

第3章 OSHMSとは何か その4

2018-07-19 13:04:42 | 日記
第3章 


3.第3段階:現場の実行計画の作成・実施

(1)現場の実行計画の作成
重点実施事項と目標レベルが決まったなら、事業場の安全衛生計画を踏まえて、
これらをどのように実施するかを「5W1H」に従って現場の実行計画の作成をしていく。
職場一人ひとりの役割分担と具体的な活動内容をスケジュールとともに明らかにする。

(2)どのような計画を立てたとしても職場に実行されなければ意味がない。
現場の実行計画を実行に移すためには、作業者に十分に説明をして納得をしてもらう必要がある。
場合によっては研修や教育を実施して動機づけを十分に行うこと。
また進捗状況を確認することが必要である。進捗状況に遅れなどの問題点があった場合には、
当初の目標・成果を達成するために、その原因を把握して必要な改善を実行していく。
職長が関心のないことについて作業者が自主的に行うことは稀なのである。
進捗状況の確認と管理は、職長の関心度を示すバロメータとも言える。
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第3章 OSHMSとは何か その3

2018-07-19 10:05:04 | 日記
第3章 


2.第2段階:重点実施事項の決定

職場の問題点を把握して、その対策が明確になったのなら、充填実施項目はおのずと明らかになってくる。
たとえばリスクアセスメントをした結果、優先順位が高いとされたリスクの低減措置の検討および実施などがそれに該当することになる・
重要実施事項の検討にあたっては、事業場全体の重要実施事項と矛盾することがないように、
また、「何を」、「何のために」、「どのレベルまで」を明確にすることが必要である。

特に具体的な目標レベルの設定には、下図のような事は欠かすことができない。
また、安全衛生活動のマンネリ化はよく聞く話ではあるが、その原因の1つに、目標レベルの設定のあいまいさが挙げることができる。
目標レベルが不明確であると、達成度の評価が困難になる。
また、目標レベルより、到達するために必要は行動は当然だか違うはずである。しかし、目標レベルをあいまいかつ不明確にしてしまうと、
具体的な活動も、例年と同じような活動をするようになり、必然的にマンネリ化に陥ることになる。
このため目標についてはできるだけ数値化をすることが重要かつ大切なことである。


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