山口県立防府高等学校佐波分校ブログ

山口県立佐波高等学校は 平成26年3月1日 山口県立防府高等学校佐波分校へ継承されました。

1年福祉コース校外実習(2008.1.31)

2008-01-31 | Weblog
授業(社会福祉基礎)の一環として、1年生の福祉コースの生徒がセミナーパークに校外実習に行ってきました。この校外実習では、「高齢者擬似体験」、「認知症擬似体験」、「アイマスク体験」などの実習を行いました。左の写真は「うらしま太郎」という高齢者疑似体験をするための用具を装着して買い物(擬似体験)をしている様子です。目には白内障擬似体験眼鏡、耳には耳栓、利き手利き足には重し、手には手袋をつけての買い物は普段とは違い大変不自由なものでした。生徒は、「初めはそんなに大変だとは思わなかったが、文字を読んだり、モノを掴んだりすることが大変だった。これからはお年寄りの気持ちをよく考えて行動したいと思います。」と感想を言っていました。その他に体験した認知症擬似体験、アイマスク体験も福祉を学ぶ生徒にとって大きな財産になったと思います。

人権教育講演会(2008.1.16)

2008-01-16 | Weblog
1月16日(水)に人権教育講演会を行いました。講師として(有)リベルタス興産社長の有田信二郎さんに来ていただき、「共に働く」というテーマで講演をしていただきました。(有)リベルタス興産は宇部興産の特例子会社で、障害者雇用を通じて社会と共生することを目的とした会社です。生徒の感想には、「今まで私は障害者の人が働くことは困難であろうと思っていたのですが、今日聞いた中で、障害を持っている人も私たちと同じように働けるんだな、と思いました。」、「障害を持って生まれた人は、色々不自由だけど、決して不幸ではないということを聞いて、今まで私は勘違いをしていました。自分の思うとおりに体が動かないのは、不自由だけど、それを同時に不幸と思っていた自分が少し悲しかったです。違う考え方を知ることができて、本当に良かったと思っています。」、「山口県が障害者雇用が一番多いとは知らなかった。」などがありました。これを機会に障害について考え方・意識を高めていってほしいと感じました。

3学期始業式(2008.1.8)

2008-01-08 | Weblog
新年あけましておめでとうございます。この正月に、私は約30年ぶりに中学校と高校の同窓会に出席しました。そこで、久しぶりに旧友たちと再会したわけですが、無口で人前で話すことが大の苦手だった友人が世話人として代表スピーチをしたり、生徒指導の先生からよく注意を受けていた友人が地域のために貢献していたりと、人はここまで変われるのかと驚かされました。過去は変えられないけれど、未来は自分の努力によって変えることができると実感しました。何がきっかけかは聞きませんでしたが、人は過去の自分から脱皮して新しい自分になることができるんだと確信しました。 新年を迎え、皆さんは何か目標を持ちましたか?人は変わることができます。どんな些細なことでもよいから、これまでの自分を振り返り、一歩進んだ自分になるために、また、新しい自分に挑戦するために、新たなスタートを切ってほしいと思います。 さて、1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」というように、あっという間に次の学年が始まります。3学期は学年の総仕上げの時期です。私たち教職員も、 実り多い時期になるよう、皆さんに、「わかった」「できた」と感じてもらえるよう授業改善等に一層頑張りたいと思っています。そのため、皆さんに厳しい注文をつけることもあるかとは思いますが、真摯に受け止める姿勢を忘れないでください。 3年生にとっては、卒業式がもうすぐそこまで来ています。今日一日一日が自分自身の将来へつながる貴重な一日ということを再認識して、しっかり頑張ってください。 今年も、皆さん一人ひとりの新たな一面が発見できるものと期待しています。お互い頑張りましょう。