ONE DAY: RYOKAN's Diary III

誰にだって訪れるさ どうしたって悪い日は 地雷と番犬と腰に機関銃 ドイツ製でもダメでしょう

総長。がプロデュース

2006-06-21 15:20:32 | 日記
久しぶりにカンフォーラまで昼食に出掛けた。 最近はこの手の店がどこの大学にも増えているらしい。京大には時計台の中にフレンチの「ラ・トゥール」があるし桂にも「ラ・コリーヌ」ができた。同志社の寒梅館最上階のフレンチ「SECOND HOUSE will」と1階のカフェレストラン「Hamac de Paradis寒梅館」や阪大の「ラ・シェーナ」、東大駒場の「ルヴェ・ソン・ヴェール」(経営母体はラ・トゥールと同じで本店は京大のすぐ近くにある)や「ファカルティクラブ橄欖」もそういった店に入るだろう。東大は他にも安田講堂の隣にドトールコーヒーやローソンがあって東京都はそれを「学ナカビジネス」と呼び、それを根拠に東大などから固定資産税をブン取る魂胆らしいが。
 「カンフォーラ」に関してはメニューやサービスは生協っぽくなくても価格は生協のものだからランチのセットが600円弱、一通りの皿が出てくるディナーでも1000円以下という安さで、このためか時間帯や時期によっては明らかに学生でも職員でもない方々のほうが店内に多いこともある(笑)。

で、最初はランチセットを頼もうと思っていたのだが、ちょうど今は創立記念日企画(京大の創立記念日は6/18)で「総長カレー」が通常にないメニューをやっていたので、それを頼んだ。
 「総長カレー」というのは、昨年の秋の企画メニューで京大の尾池総長のプロデュースでレシピが考案されたカレーライス。ルーに小麦粉を使わず、メニューによってダシとなる具材を変えているそうな。
 この時のメニューはビーフカレー・シーフードカレー・野菜+豆のカレー・ステーキカレー(上にステーキが載る)・挽肉+豆のキーマカレーの5種、ライスは白ご飯・五穀米・サフランライスの3種から選べるというもので、ニュースでも取り上げられ好評だったらしく期間終了後もビーフ・シーフード・ステーキの3種×白ご飯or五穀米の組み合わせに縮小してレギュラーメニューに残った。
 今回の企画期間中は元の5×3種類の組み合わせが全部復活したということで、今日はキーマカレーをサフランライスで食べた。割と洋食っぽいカレーで、量は少なめだがなかなかウマー。

この総長、カンフォーラが開業間もない頃にも「学生時代に食べた想い出の味」としてステーキ(まさにビフテキですな)を企画メニューに提案したり、どうもカンフォーラへの思い入れが強い気がする(笑)
 例の「ホワイトナイル」ビールも総長自ら早稲田と交渉して商品化への道筋をつけた上に、それがきっかけで早稲田との包括的提携に持って行ったらしい(つまりビールが先だった)というし、食にこだわるというか商売熱心というか(^^;)
 法人化されたからこそできるようになったことだが、逆に言えば法人化されたため商売熱心にならざるを得ない面もあるわけで、それにしても今迄の総長とは随分違うよなぁ。