FF12連載「回顧録」第１０章：財布は軽く、想いは重い

これまで何度も書いてきたように、とにかく金がない。
普通に進んでれば自然とお金が貯まるようなゲームではない。
というわけでギルガメと、森のウサギを狩ることにする。

ギルガメは、雨季の草原の離れ小島に生息しているという。
朽ち果てた木を１本１本倒していき、その流木を橋にして亀ゾーンに突入。
ギルガメはいないが違う亀がのっしのっしと歩いていたのでまずザコ亀を退治。
雨が激しくなってくる。
そろそろ来るか？と思っていたらやはり、ギルガメさまのご登場。
もしやと思ってドンムブしたら、３回目で効いちゃった。
あとは遠くから射撃＆炎攻め。
しかしこの亀はタフネスだ。
攻撃力も高く、ときどき踏まれるととても痛い。
しかし、ドンムブ効果のおかげで無事撃沈できた。
倒したカメは壷に封印。
草原の自然体系を維持するために定期的に出てくるんだと。
カメも大変だな。

ウサギの方は割りと楽だった。
ウサギは逃げる。
それを追う。
周りのモンスターが強え。
でも所詮はザコモンなので、一度倒してしまえば後はラクだ。
そもそもこのウサギ狩りは、フランの里の通過儀礼になっている。
今回は、その例外的な手助けというバイトだった。
閉ざされた集落にも、いろいろめんどくさい事情がある。

さて、お金も貯まったので魔法や武具を補充して帝国へ向かうとしよう。
まずは、山越えだ。
うん、敵が激しく強いね。
予想してたけど。
あんなに装備買ったのにこれかい！
単純にレベルが低すぎるのだろうか・・・
なんとかキャンプまで登ってきたので行商人を訪ねると、装備品超充実。
高い、まったく手が出ない。
もう面倒だ！と先にズンズン進み（敵から逃げながら）、緑生い茂る森を抜けて海辺へ出た。
ここで、バルフレアとアーシェのイベント発生。
やはり、シド博士とはそういう関係だったか。
しかし、バルフレアがかつてストームトルーパーだったというのはやや意外だった。
初登場時に、「おれが、この物語の主人公だ」と言ったのは、ちゃんと伏線にもなってたってことだな。
バルフレアもアーシェも、この物語の主人公だ。
ヴァンは主人公ではなく、この物語の「目」ということか。
彼は、この一連の事件の目撃者となるだろう。
彼はもしかすると、この事件の内側には入り込めないのかもしれない。
いや、彼にもレックスという兄がいた。
レックスだけが、ヴァンと物語を結んでいる。
だが、それはバルフレアやアーシェが背負っているものに比べればあまりにも小さい、個人の問題でしかない。
いつまでも、海辺でパンネロとキャピキャピ遊んではいられないぞ。->ヴァンくん

あとがき
●オチを付けておきますと、海辺のショップではさらに高価な装備品が大量に売られておりました。
なんという金に汚いゲームだ。
貯めても貯めてもすぐなくなる。
「けっこう貯まったなあ」と思って次に行くと、その所持金では魔法２、３個とかしか買えん！
武器防具などもっての他。
●というわけで、またバイト＆金稼ぎします。
金は貯まらないけど、依頼は溜まってきたし。

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