Ryo’s cafe

いらっしゃい 何にする? とりあえず こんなのどうさ?
なぁに つまんない男のひとり言だよ

三段峡へゴー ③

2006-11-13 15:00:47 | ぼん・ぼやっぢ

さて、三段滝を後にして、次の滝に向かいます。

二段滝です。




と、その前に




こんな場所へ到着。



渡し舟があります。





はて?なぜこんな所に渡し舟?



と思ったら




この右奥は




切り立った岩壁。



その岩壁の間を、渡し舟で通る。


するとその奥に、二段滝があるのです。



おぉ~、すげー。

かっこいー。

こりゃ渡るしかありません。




てな訳で、渡し賃を船頭さんへ渡し(400円)、

船に乗りこみます。



さて、乗りこんだはいいんですが、

一向に出発しません。



船頭のじいさん、ボーッと待ってます。




そう、船は10人乗り。



乗員がいっぱいになるのを待ってるのです。




特に『もうしばらくお待ち下さい』とも何も言わず。





う~ん。。。寡黙な船頭さんだ。


まぁいいけどね。






さて、待つこと10分程。

ようやく乗員もいっぱいになりました。


いよいよ出発!!



しかし、『船』と言っても、原動力もない、木製のボート


しかも、じいさん、オールも何も持っていません。




はて??どうやって動かすのか??





実は、この動力も何もない船を動かす

画期的な方法がありました。




船の乗り口から、岩壁の方まで




ロープが張ってあります。





すると、じいさん

そのロープをおもむろに つかみました。





そうです。






ロープを『手で』引っ張って、

その勢いで、船を動かしているのです。





そんな船の動かし方、初めて見たよ(汗)



すげー。おもしれー。



まさに『人力』。




なぜオールを使わないかは聞かない方向で。






それにしても、渡し舟、いいです。


この船頭さんが、無口な人なんですが、

それが逆に良い。



静寂の中、切り立った岸壁を船で渡ってます。


風の音や、鳥のさえずりまで聞こえてきそうです。



風流です。

ワビサビを感じます。



いや~、日本ていいなぁ~。







「えぇ~、この岸壁は~」






船頭さん、ガイド始めちゃったよ(汗)





寡黙な方かと思ったら、いざ仕事となると

きっちりガイドもする人だったんですね。




さすが400円も取るだけの事はあります。

恐れ入りました。




では、せっかくだからガイドを聞いてみよう。



ガイドによると、この場所は『猿飛』という場所なんだそうです。



岸壁の間は、狭いところで1.5m。




昔は野生の猿が、飛んで渡ったと言われ、

そこから『猿飛』という名が付いたそうです。




へぇ~。



そこで上を見上げてみると






おぉ~、なるほど。

確かに、猿ぐらいなら飛び越えそうだ。



飛び越える必要性がイマイチ分かりませんが。



まぁ捕食の為なんでしょうけど。






そんなこんなで、船は向こう岸に到着。


向こうは岩場でした。




そして、その岩場から見えるのは





二段滝。





おぉ~。



三段滝ほどではないですが、これまた豪快な滝です。


マイナスイオン出まくりです。




この二段滝、昭和63年の集中豪雨

一段目の岩壁がはぎ取られて現在は、一段に




う~ん、残念。



しかし、こんな立派な滝を、二段から一段にするなんて。

自然の驚異ですね。



まぁ、滝が出来上がるのも、自然によるものですが。



なんだか『盛者必衰』を感じてしまいました。


ちょっと使い方が違うかもしれないけどあまり気にしない方向で。






さて、二段滝を堪能した後、来た道を戻ります。

テクテクテクテク、歩きます。


最初の食堂&売店で、ひと休憩。





さて、どうしよう。(汗)



これからさらに下まで歩いて降りれば

自分の車のある駐車場までたどり着けるのですが。。。。





既に歩き始めてから2時間。



クタクタです。(涙)


もう歩きたくありません(涙)






てな訳で、最初に乗ったバスに再び乗ることに。




はい、


700円です(涙)




くそう。。。こんな事なら最初から自分の車で来れば良かった。。。




まぁ、食堂の下も、いろいろ見所があるみたいなんで、

次回への参考にはなりました。




三段峡、思ったよりおもしろかったです。

紅葉の季節にはぜひどうぞ。


三段峡へゴー ②

2006-11-13 13:15:00 | ぼん・ぼやっぢ

さて、いよいよ登山スタートです。

歩こう♪歩こう♪私は~元気~♪

と歩いていると


不思議な看板を発見。




1速区間





何が!?





ここは登山道。


車が通るほどの道幅はありません。


なのに、なぜこんな『標識』が。。。




と思っていたら




2速区間



だから、何が!?




不思議です。


何が『1速』『2速』というんでしょうか。



すると






変速禁止





何の『変速』!?



ハッ!!



もしかして。。。車椅子?



よくおじいさん、おばあさんが使ってる電動の車イス、ありますよね?


あれの事か??





こんな山道を

『足腰悪いじいさん、ばあさんが登る』とでも言うのか!?



ありえねぇ。。。





何なんでしょう。



なるほど。そうか。


分かったぞ。



『歩く速度』が、『1速』『2速』なんだな!?




道が狭いから『1速』とか。

ここは広いから『2速』とか。



そういう事なんだな!?




了解、了解。


法定速度は守りますぜ。



『1速』

はい、ゆっくり、ゆっくり。



『2速』

よし。

ちょっと早足っ。






いや~、よく考えてます。

これは登山家にやさしい。(どこが)



と思っていたら




路肩注意





おもいっきり、『車』のイラスト描いてあるじゃん(汗)




何なんでしょう。。。


どう考えても、ここでは車は通れません。



不思議に思いながら、しばらく歩いていると

この『謎』を解く物を発見。



それは





荷物を運搬する機械。



そう、山道とはいいつつ、ここは景勝地。


登山道を整備する必要がある。


枯葉とか、石とか。




それらを運搬する為のマスィーンですね。



このマスィーンの速度指定こそ、『1速』『2速』の標識だったのですね。



マスィーンには、ギアらしきものも付いてますし。




いや~、納得納得。


確かにこんなマスィーンなら、速度に気をつけないと危ないです。




そうとは知らず、『歩く速度』と思って

『早足』とかしてましたよ、俺。



もう~、早く言ってよ。


俺みたいな人、いっぱいいますよ。(いや、早足する人はいないだろ)




さて、そんな事は置いといて

目的地の滝へ足を進めます。



歩く事、約20分。


なんとなく、それっぽくなってきました。







そしてついに到着。





三段滝です。




おぉ~。


滝が枝分かれしています。


見事です。


マイナスイオン、出まくりです。



この三段滝、山の風景にもマッチしています。




紅葉に映える三段滝。




良いですね。


いや~、来た甲斐がありました。



(つづく)

 


三段峡へゴー

2006-11-13 12:41:34 | ぼん・ぼやっぢ
さて、だいぶ前の話しですが、三段峡に行きました。

紅葉狩りに行ったのです。


三段峡とは、滝のある景勝地です。



このブログでもいろいろ書いてるように

いろんな所に行ってるワタクシですが、

三段峡って、行った事ないんですよね。



なので楽しみにしてました。


てな訳でゴー。

現地に到着。



さて、どうしよう。



というのも、今回あまり前調べしてなかったんですよね


登山入口には着いたけど、はてさて、さっそく登っていいものか。

簡単なルートとかあるのかな。




と思っていると、小型バスを発見。


なんじゃ、あれは?


と思っていると、運転手さんらしき人、発見。



話しかけてみると、有力情報ゲット。



滝のある場所までは、徒歩1時間。

往復2時間。



行きは登りだから、キツイ。


なので、中腹までバスで行く。




すると、滝のある場所まで、登り30分。


後は下りだから、らくらく。





おぉ、なるほど。


確かに、登り1時間はキツイ。

それはラクだ。




で、おいくらですか?


「700円です」



た、高い。




くそう。。。足もと見やがって。。。



しかし背に腹替えられません。

1時間も登り坂なのを考えると、乗る事にしました。



まぁ、なぜそんなに高いのか、後に分かる事になりましたが。




バスに揺られて20分ほど。

山道を登ります。



これが舗装されたふつーの道で、

これなら自分の車で行った方が良かったんじゃないのか!?とも思えてきました。



山の中腹、というから、どんな荒れ道なのかと思ってたんですよ。


こんな道を走って700円とは、暴利という以外何者でもないな。




と思っていたら

バスは横道へ。



道は狭く、さらにカーブの連続。(汗)



こ、こんな道を走る所だったのか。。。


新車の、しかも3ナンバーのプリウスなら、冷や汗もんだ。



バスで良かったかも。。。





狭い道を走りながら、山の紅葉もじっくり見れるしね。






紅葉は見事なものでした。





さらに狭い道を走ること10分。


なにやら料金所っぽい小屋が見えました。



そこには


『通行料500円』




はっ!?



この狭い道、『有料道路』だったんですか!?





なるほど、700円もする訳です。。。



しかし、こんな狭くてカーブの連続の道が


500円もするとは。




ボッタクリにも程がある。

がめついぞ、安芸太田町。






さて、バスは駐車場に到着。

中腹です。



駐車場からしばし歩くと、食堂&売店みたいな所がありました。






なるほど、疲れた山人の、憩いの場なのだな?

OK、OK。


でもオイラは今から登ろうとする者なのだよ。


帰りにでも寄るかね。





と思っていたら、『アイテム屋』発見。





だん、だん、だんと楽になる

三段棒



『三段峡』だから『三段棒』と。


山道を登る際の『杖』ですね。



そのキャッチコピーにはあえてツッコミを入れないとして(入れないのかよ)

しかし、こんな杖いるほどの登山なんでしょうか。




必要性があまり感じられません。


まぁ買う事はないな。



それはそれで、いくらなのかな?


1,000円



た、高けぇ。(汗)



こんなド○キホーテで500円くらいで売ってそうな『杖』が1,000円!?



絵に描いたような『ボッタクリ』ですね。



買う人いるんだろうか。。。






登山する前からネタに尽きない三段峡でした。


(つづく)