しろくまのいえ

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ピロリ菌について調べてみました

2017-01-06 19:40:24 | 日々のこと
病院でピロリ菌検査をする人が多いので、調べてみました。
感染経路が母子感染だったり、感染するタイミングが5歳以下の乳幼児だったり、
ピロリ菌保菌者でも3割しか発症しなかったり、ピロリ菌が体を守ってくれていたり、
発症するのは、ピロリ菌だけが原因ではなかったりと、なんとなく悪者っぽい雰囲気の
ピロリ菌ですが、悪い菌ではないようですね。


以下ネットからの情報です\\\\\\

ピロリ菌とは、胃の粘膜に付着するらせん形の細菌です。
1983年にオーストラリアの医師が発見したそうです。
ピロリ菌の感染率は日本で高齢者が高く、人口の約半数(6000万人)と言われています。
また18歳以下の小児の感染率は約5%で低いと言われています。
 
■どのように感染するのか
主な感染経路は、5歳以下の乳幼児期に母親から子供への家庭内感染と言われています。
ピロリ菌は胃、口腔、吐物等に存在すると言われております。
いつ、どのようにして感染するのかは分からず、感染の予防策方法がないそうです。
 
■感染すると、どんな症状があるのか
感染し、胃潰瘍等合併すると、腹痛、吐き気、消化管出血、体重増加等の症状があります。
胃潰瘍が治るとピロリ菌感染が持続していても症状は改善します。
ピロリ菌が胃粘膜に付着していても、常に症状があるとは言えません。
症状が出るのはピロリ菌が原因で何らかの病気が発症した時のみです。
 
それも約3割程度のピロリ菌の保菌者が症状が出るそうです。
残りの7割の保菌者の方は胃粘膜にピロリ菌が付着していても何も症状が出ないそうです。
家族にピロリ菌感染している方がいる時、子供に腹痛や貧血等の症状がある時は、
検査をお勧めします


■尿素呼気試験とは
胃の中にピロリ菌に感染しているか調べる検査です。
ピロリ菌を持つ酵素(ウレアーゼ)により、胃の中の尿素が分解されます。
分解されてアンモニアと二酸化炭素を生成します。
アンモニアと二酸化炭素は吸収され、呼気中に炭酸ガスとして排泄されます。

この原理を利用して検査薬を服用前と服用後の呼気を採取して測定します。